関東大虐殺と重慶大空襲

　最近、といっても年単位なんだが、中韓は通用しなくなってきた反日ネタ、南京大虐殺と７３１部隊、従軍慰安婦に代わる新しい反日ネタを模索している。

　現在の日本の方針は、「まず韓国を潰そう」なので、韓国はちょっと焦っている。そこで出現したのが、関東大震災の言い換え、「関東大虐殺」である。
　ちなみに、Googleトレンドでワード「関東大虐殺」を入力すると、これまで発生していない「新語」である事がわかる。

【朝鮮日報】【社説】日本は歪曲し、韓国は知らない「関東大虐殺」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/31/2013083100769.html

こうして殺された罪もない朝鮮人は約6600人に上る。日本政府や地域の有志、軍の幹部らは、地震で不安になっている住民をなだめるため、民衆の狂気が外部に向かうようあおった。こうして放たれた火種は、住民の心に宿っていた植民地朝鮮人に対するさげすみや憎悪と重なり、大虐殺を引き起こした。

　無論これは捏造プロパガンダなので、本日はきちんと「史実」を抑えておきたいと思う。

　まず、本当に無辜の朝鮮人が日本人に殺害されたのか？という問は「YES」である。
　その人数だが、政府発表で233人とされている。実はこれ、俺も計算してみた（後述）が、かなり正確な数である。
　ちなみに、上記朝鮮日報の記事の前日、同じ朝鮮日報から同じネタで報道されているのだけど。

【朝鮮日報】関東大虐殺90年：ホロコースト、南京に次ぐ人種抹殺の実態
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/30/2013083001338.html

当時、日本政府は「朝鮮人が放火したり暴動を働いたりしている」というデマを広めた上「朝鮮人は殺しても構わない」と扇動した。ナチスのユダヤ人虐殺、旧日本軍の南京大虐殺に次ぐ残虐な人種抹殺、大量虐殺だった。虐殺された朝鮮人は約6600人というのがこれまでの説だが、1万－2万人に上るという統計もある。

　人数が減っているｗ。
　この2万人に上ると言われる犠牲者だが、正確には23,059人で、朝鮮人が「日本人の非道を注進する」と、英国大使館へ訴えたもので、門前払いされた時の数字である。つまりなんの根拠もない。そればかりか、当時の在日朝鮮人の人数は、関東大震災で被災する可能性のある人物という意味で、計1万2千人。流石に無理があると撤回せざるをえなかったんだろうな。詳しくは、東京府統計書を確認してほしい。
※なお、俺も論文書いているつもりはないので、原典を確認していない。もし間違っている数値を紹介しているとお気づきの方がおられたら、教えてほしい。

　内訳は、東京在住の労働者6000、学生3000、東京近郊に3000人。
　震災発生時、全員が在宅しているわけではないので、政府試算では帰省、仕事、休暇で在宅していない確率を、東京で20％、東京近郊で13％とし、被災しうる朝鮮人を9810人と仮定する。
　さらにこの関東大震災、被災者の死亡率は15％の為、9810人のうち、15％死んでいると仮定すると。8339人となる。

（9000×0.8）＋（3000×0.87）＝9810人（被災しうる総人数）

9810×0.15＝1471人（被災して死亡したと仮定できる人数）

　この震災のどさくさで、確かに発生していた朝鮮人の犯罪により、首都圏の報道が壊滅してたが故、彼らの犯罪が誇大して広まってしまったので、日本政府は現状に危機感を抱き、朝鮮人の保護を行う。

　習志野陸軍廠舎に3169名。
　目下警察署に2500名。
　埼玉・栃木警察に471名。
　神奈川県庁に40名。
　目黒競馬場に617名。
――――――――――――
　計6797人（保護された人数）

　以上。「後藤新平内務相国会答弁録」より公式記録にて保護されている朝鮮人の数である。計6797人。

　つまり、朝鮮日報の記事にある6600人という数字は、日本政府に保護された人数の事で、韓国が主張する「日本軍に強制的に連行され、当然の如く殺された人々」なのである。実際は、日本政府は日本人より朝鮮人を率先して保護し、食料と毛布まで支給しているのだ。
　さらに言えば、この時期にだって存在している「親韓派売国奴」吉野作造の調査した2613名とは、総数から保護した人を単純に差し引いた人数と言える。つまり吉野作造は、日本政府が保護した人以外の、殺せる朝鮮人は全て殺したと主張しているのである。

　総人数から、被災して死亡したと仮定できる人数と保護した人数を差し引くと。
　1542人の保護されていない朝鮮人がいる事になるが…。233名が殺されたという話なら、かなりのリアリティだと思う。

　さて。これをみなさんどう思う。
　ロス暴動で、黒人差別をしていた韓国人系アメリカ人は、真っ先に標的にされた。
　この時、その所業を調べた俺が思ったのは、やっぱり「自業自得」であった。いや、不謹慎なのはわかっているが、「こりゃー標的にもされるわなぁ…」と思ったのである。
　関東大震災も同じである。233人はかなりの人数だろう。が、これが起こってしまった理由はなんだね。

　関東大震災の時のヤバい流言（朝鮮人が井戸に毒を入れてまわってるとか）の中、自警団の正当防衛でもって殺された233人は正直同情はするけれども、「やっぱ日頃の行いが悪いとこういう時こうなっちゃうよなぁ」と、すごい仕方がない感満載である。
　気の毒なのは、障害とか方言で日本語的発音が苦手な人々。朝鮮人と見分けがつかず、かなり殺されているようだ。
　事の重大性を日本政府がキッチリ理解していて、被災朝鮮人の7割を保護しているのがむしろすごすぎるだろ。よほど朝鮮人が殺された時の国際的非難を避けたかったか…。よくやってる。正直、誤解されがちだった、地方の方言を使う人や障害者も保護して欲しかったが…。そこらへんは、記録にあるのかどうかわからない。

　正直、この程度で済んで、韓国人は日本政府に感謝しこそすれ、非難する言われはないと思うぞ。

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関東大震災 (文春文庫)