あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

東電解体が正しいのか、東電維持が正しいのか

2011年05月12日 22時35分40秒 | 政治(菅政権)
【東京】東電の送電網売却も議論対象 細野補佐官
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051001001128.html

東京電力の今後の在り方をめぐり、東電が所有する送電網を売却すべきだとの指摘が出ていることに関し、細野豪志首相補佐官は10日の記者会見で
「政権として、今の電力会社の在り方がしかるべきなのか、これを守るという意思決定はしていない。さまざまな議論を通じ、いろいろなケースがあり得る」
と述べ、送電網の売却が今後、国内の電力供給の在り方を検討する際の選択肢の一つだとの認識を示した。


 俺は、あまり東電をむやみに叩かない方針である。
 ただ、東電社員の中でもちょっとオツムの弱い下っ端連中や、責任感と緊張感にかけるトップについては、まあ叩かれて当然かなと思っているのだが…。その叩きやすい空気の尻馬に乗る形で、政府も自分達を棚に上げ、東電を叩くもんだから、

「なんかここまで叩かれるのは間違ってんじゃね?」

 と逆に俺はブレーキを感じるのである。天邪鬼なだけなのかもしれないが。

 で、俺の中で、世間で叩かれている程には問題がなさそうな気がする、元々ウチのブログでは比較的評価の高い河野太郎氏が、最近モタモタする民主党を尻目にフットワーク軽く被災地の支援をやってて、世間的にも徐々に彼を評価する空気ができてきているように思っているのだけど。

 その彼のブログで、最近ネットの住民も頷くようなつぶやきが掲載されている。

【ごまめの歯ぎしり】東電の国有化
http://news.livedoor.com/article/detail/5491824/

東電を国有化し、送電部門を切り離して、発電部門を整理して、発電部門は民間に売却する。(原発の扱いは議論の余地がある)こういう国有化は十分に検討の余地がある。

送電と発電の分離は絶対にやるべきだ。これをやらせないように東電は経産省から天下りを受け入れてきた。送電と発電の分離をすることにより、再生可能エネルギーの導入もスムーズになる。これまで送電部門も握ることによって、東電は再生可能エネルギーが送電を利用することを拒み、再生可能エネルギーの発展を防いできた。これも与野党の電力族が経産省と一緒に守ってきたものの一つだ。


 奇しくも、方針は違えど民主党の海江田と同じく、河野氏も「東電の国有化」と言う点で一致している。
 この他にも、東電株を所有するステークスホルダーも多く、国有化は株の紙くず化を指すため、東電を国有化しない方針も聞こえてくるし、結局方針はどこを見ても極めてバラバラだ。

 ただ、全てに共通するのは、

「現状を招いたのは東電だ。鼻血もでない状況まで追い込んでボロボロになるがいい。国有化するのか救済するのかはそれからだ」

 という前提条件である。
 わかるんだけどな。でも、俺はもうこれ以上東電を傷めつける必要はないと思うのだ。無論、道理に合わない事を言い出したりやりだせば、文句を言うのは別に構わないと思うのだが、東電メンバーの報酬半額カットとか、社員給与カットを発表した事について、

「手緩い!ふざけんな」

 とか言うのは、少なくとも間違っていると思う。
 全て東電が悪かったとしても、東電を潰せばフクシマで命がけで戦ってくれている人は決して悪くはないと思うし、現在が民主党政権でなく、自公連立政権であったならば、この東電の醜態はなかったのだから。

 なんかね、妙に感じるんだよね。
「東電の救済は税金」って、最近よく聞くフレーズだが、なんか微妙に恣意的だろう?
 まるで東電が、自分達の失態を全部国民に負わせようとしているかのような、そんな論調やん?
 実際は違うよね。すくなくとも現場で頑張ってる人はさ。現場は必死でその責任を果たそうとしている。
 この福島関連の不手際は、東電よりもずっと政府の方の不手際の方が際立っている。本当に責任転嫁しているのは彼らだ。

 ああ。なんか話がまとまらないなぁ。だらだら書くのヤメヤメ。
 要するにね、なにが言いたいのかというと、民主党には民主党の、河野太郎氏の弁には河野太郎氏の、東電株主には東電株主の弁があって、それぞれが全部ポジショントークなんではないかと思うのだよ。バラバラなのは誰も旗振ってないからだよ。
 で、今自分の不手際を自分でよく知っている東電だけが、反論的発言を許されない空気でいっぱいの為、声をあげられずにひたすらうつむいているのだと思うの。

 俺もぜんぜんわかんないんだよな。国有化するにしても、誰の弁が一番日本にとっていいのだろう。現状維持も、なにが問題視されてるかも、ちゃんと理解できない。

 全ての責任はめぐりめぐってリーダーにいきつく。
 結局、現指導者にまったく人望と実力がないのが原因なんだよ。この意味不明な状況はな。

人気ブログランキングへ

地震 停電 放射能 みんなで生き抜く防災術



実母交通事故顛末

2011年05月12日 22時00分11秒 | Weblog
 昨日、ウチの実母が人身事故を起こした。
 相手に怪我はなかった。つーか完全なる当たり屋。

 車乗ってる人ならたいていご存知だと思うが、警察のネズミ捕りは、一時停止場所で一般ドライバーが違反するのを死角から監視している事がある。
 警察は、ドライバーが一時停止違反をしたのを確認すると、回転灯を回してサイレンを鳴らし、「はーいそこの車~。左側に寄せて止まりなさ~い」と大音量マイクで言いながら、車を追尾してくるのである。ドライバー、血の気が引く瞬間である。

 この警察車両と同じことを当たり屋はやっている。見通しのいい一時停止ポイントで、二人一組で待機しているのだ。
 で、一時停止ポイントに犠牲者がさしかかったところで、前方をバイクでギリギリのところを横切ってみせ、犠牲者の車を急停止させる。以下、このバイクに乗っている当たり屋を、当たり屋1と呼ぶ。
 当たり屋1は、そのまま少しフラフラと走り、安全なところで安全にコケる。
 犠牲者が「大丈夫ですか?」と顔を出した瞬間、

「俺は見てたぞ!ここは一時停止位置だ!止まらなかったせいで事故を起こした!」

 と、当たり屋2が登場。目撃者を名乗る。
 その後、警察に連絡し、当たり屋1「病院へは歩いて行ける。今はいく必要はない」と言って、警察が仲裁に噛むのを確認した上で一旦解散させる。
 自分の都合のよい病院に行くためである。

 かくして、何も悪くない実母は、哀れ人身事故の加害者という名の被害者と化すのである。
 当たり屋1は何回か病院に通って診断書を作り、最低でも治療費とバイクの修理費を請求してくる。あくまで最低のケースだが。で、バイクのマフラーを擦ったからとカーボンマフラーに換えて、カーボンマフラーを売却してノーマルに付け替えたり等のセコイ換金から、治療費の横流しや、場合によっては精神的苦痛を訴えて示談金を要求する。まあ、既に人身事故扱いなので、確実に保険屋が間に立ってくれるだろう。恐らくはこれ以上関わらなくてもいいはずだが…。

 ここまでコトが進んでしまっていると、恐らくは、後の祭り。

 俺の経験上、このケースでの最上の手段は、逃げる事だと思う。
 俺は実は、似たような当たり屋のケースで逃走した事がある。もう時効だから言っちゃうが。
 その時、俺はバイクだった。相手は軽トラで、猛スピードで後方から走ってきて、バイクのミラーをかすめていった。
 軽トラの中身は怖いゴツイオッサン2名で「止まれやウラー!!」「しばくどー!お前殺す!」とか叫んできた。
 俺の罪状は、恐らく幅寄せである。俺が、この時止まれば、無理な幅寄せで接触してきた事にされたであろう。誓っていうが、俺は幅寄せなんぞしちゃーいない。
 俺は片手チョップで謝りながら逃走した。軽トラは「ナンバー見たぞ!絶対訴えてやるからな!」「覚えとけよ!絶対死なす!」とか叫びまくっていた。この時、俺は一方通行を逆走したり、レストランの駐車場を突っ切ったり等の地元民ならではの逃走ルートでなんとか振り切ったのだが、後日警察から電話がかかってきた。軽トラに通報されたのだ。

 警察は、「なんで逃げたんや」と言ってきたので「怖かったからです」というと、「逃げて正解や」と言われた。とりあえず俺が犯したであろう罪状(一通逆走とか私有地の危険走行とか)は全て恐らく知った上、警察は「こっちで処理したるから、今度から気をつけろ」といって、以降お咎めはなかった。

 昨日は雨だし、曲がりなりにも原チャリはコケてた。するとすぐにはエンジンはかからん。逃走すれば、ナンバーは控えられているだろうが事故があった証拠は何も無い。単に自分でコケてインネンつけているだけにしかならん。

 ちなみに俺は、信号が右折可状態で右折中、信号無視で突っ込んできた加害者軽トラと接触されて怪我をした事があるのだが、あのカス野郎の軽トラは、目撃者が3名もいるにも関わらず逃走をはかり、なおかつ目撃者の一人が追尾して出頭に追い込まれたクセに、俺を指して「コイツが信号無視をしてた」と言い張って、示談に持ち込まれた事があった。
 その時警察は、「警察を無力やとおもわんといてくれ」と語り、俺に頭を下げたのだが、その事例を考えれば、実母が逃げおおせたであろう。少なくともその状況では、俺はおそらく逃走する。警察から電話がかかってきても、「知らん」の一点張りで、「なにそれ怖い」とすら言うであろう。なんせ自分の車はまったく接触していないのだ。

 現場は保育園周辺で、嫁情報によれば様々な「当たり屋出没情報」があったようだ。
 嫁は某総合病院の薬剤師であり、当たり屋やら生活保護やらの通院をよく目の当たりにしている。自分が被害者になる可能性は考えてはなかったようだが、状況的にすぐ当たり屋であるという見当はついたようだ。
 今回のケースは、以後保険屋に任せたほうがよかろう…。
 警察が介入し、一時停止違反を認めた段階で、多分手遅れだ。嫁は弁護士とかへの相談を検討しているが、まあ協力はしようと思っているものの、後手後手感は否めない。

 あの近辺、当たり屋が出てるのか。俺は、ドライブレコーダーの導入を検討していたが、週末にでも導入する事にする。
 交差点事故とか、ゴネたもん勝ちの世界だもんなぁ。俺は一応、善良なドライバーなので、事故った時のドライブレコーダーは強く必要性を感じたわ。

人気ブログランキングへ

ユピテル(YUPITERU) ドライブレコーダー DRY-R3