イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

ますます男の子らしくなった、パピー君。

2018年08月31日 | Weblog

パピー君は、どんどんと男の子らしくなってきました。生後38日の写真です。

カッコいいね~

お顔立ちがはっきりです。

目がウルウルしていて、目力があります。

横顔もステキ どこから撮っても可愛いです。

ボクは現在、1400gだよ。写真を撮ると大きく見えるけど・・まだ小さい赤ちゃんだよ。離乳食もよく食べます。ママは時々お乳をあげるけど…管理人は断乳の方向へ向けています。ママの体力を早く回復させるためにもね

毎日、成犬たちにいじられたり遊んでもらっています。ハウスを脱出してリビングで遊んでいます。眠たくなると・・自分からハウスに入って眠ります。手がかからない良い子です。性格も穏やかで~可愛いです。私が欲しくなっちゃうくらい

ママではない成犬たちに囲まれて・・可愛がられて・・時には叱られて・・社会勉強中です。この成犬は、ソフィとミランとリカです。みんなパピーちゃんが大好きで、乳母のように可愛がっています。本当のママは、よかった~ ベビシッターがいてラクだわ と余裕の休息タイムです。

この子のオーナー様は決まっています。子犬の誕生を待ってくださっている方々、ご予約やお問い合わせ、ありがとうございます 次回の発情がきたら交配の予定があります。よろしければ、見守ってくださいね。

今日もご覧下さりありがとうございました。下の イタグレの文字をプチっ!と押して下されば嬉しいです。

 

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへ
にほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ
にほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立った子 ウィリー君。

2018年08月29日 | Weblog

可愛い可愛い~ウィリー君。正式にはウィリアム君です。イギリス王室の由緒あるお名前です。

ウィリー君、イノセントでは珍しい、身体に白が入った子です。 ↓

2か月の頃。キミ、可愛いね その後成長して ↓

4か月でこのステキなイケメンぶりです。このころのウィリー君のお耳は、水戸黄門さまの、ずきんのようでした。上におり曲がっていました。でも軟骨でペラペラ。管理人は、ちっとも心配していませんでした。

その後・・長く預かっていました。私は彼の成長と共に、足の動かし方、歩様がキレイで、性格も堂々として人見知りもしない。誰にもニコニコ愛想が良いことに目がいきまして、ショーに出したくなり練習を始めました。4か月ですでにしなやかな大人のスタイル。幼児体系ではなかった

そして参加した5月の愛犬マッチショーです。

当時4か月になったばかり。JKCではベビークラスになります。

すごいね ちゃんと形になっていました。

でもこれは記念・メモリアルとしてのこと。新オーナー様から⇒出してください、と言われたわけではなく、私の気持ちとして・・左について歩く練習・・主従関係のしつけとして行いました。色々なワンちゃんを引かせていただくことは、ハンドラーとしての勉強になります。それぞれに個性があり、同じ引き方ではダメなんです。その時によりリードの種類も違います。ウィリー君、管理人に勉強させてくれてありがとうね。

このようなこともあり、この子には思い入れもありました でも管理人の願いは、家庭犬として幸せになってもらうこと。私とのプチ訓練、ショーの経験を終えた後、彼は巣立っていきました。

ちょっと寂しかったけど、沢山の幸せが待っているからね。そして、新しいおうちでは、ウィリー君専用のお部屋が用意されていました。以下はオーナ様から頂いた写真です ↓ ありがとうございます。

新居でのウィリー君のお部屋です。留守番の時はこのお部屋で待っているそうです。端っこのゲージは、ウィリー君のトイレに変わったそうです。滑り止めを敷いてもらって足に優しい子供部屋だね。いいね~ウィリー君。

新居に慣れたら、兄妹のネーラちゃん達とドッグランで仲良く遊んで・満足です。

イタグレ同士は波長が合って良く遊びますよ。目でお互いに合図します。

オーナー様、幸せにしてくださり、ありがとうございます。この出会いに感謝しております。

ウィリー君、ステキなHママさんとめぐり会って幸せですね。とてもスタイルがいいそうです。うちにいたときから、ものすごく食べるのに、ちっとも太らないタイプでした。うちの子は、そのような子が多いです。

ママさんは、ワン初心者ですので悩みもあるようです。時々嫌がらせをするようになったとのことですが・・・それは、わざとやっています。ママの気を引くためですよ。わざとシーツ以外の所にチーをするのは、ママが困ってブツブツ言ってるのを楽しんでいます 最初はできていたんだけどね。わざとワルサーをしてママの反応を見ています。身体は大きくなっても、まだ子犬です。イタグレは⇒この人 と決めたら、その人しか見ていません。一日中その人のことを目で追っています。ストーカーです。

でも、ストーカーされるうちが華ですよ。私も何度も何匹からもストーカーされた経験があります。しつこいです。イライラすることをわざとしますしかし~いずれストーカーしなくなります。犬が歳をとってくるとね。そうなるとストーカーされていた頃が懐かしくなります。

犬のしつけ本に、イタグレは沢山の運動量が必要です・・と書かれていたので、早朝から長くお散歩をしているそうです。でもそれ、私的には当たっていませんよ。しつけ本ってウソが多いですその昔、ヨーロッパの貴族に愛された愛玩犬のイタリアングレーハウンドです。多くの運動量をこなすことよりも、飼い主と一緒にくっついて、密接な時間を過ごすほうが好きです。ネコちゃんみたいなところがあります。

うちからショーに出ている子たちも、何も特別な運動はしていません。通常は、気分転換とおトイレ休憩で庭に出すだけ。庭に出した時も、私が一緒に出ないと探します。お母さんも~おいでよ~と鳴きます。まさにストーカーです。ショーが近づくと家の周りを、15分ほどお散歩するだけです。左側につけ、勝手に歩かないようにコマンドは出しますが、運動をしているとは言えません。

お散歩よりも、家の中のソファを跳び箱のように跳ねまわって、犬同士で遊ぶことが良い運動になっています。ソファはボロボロでみじめですが それでワンたちの運動が満たされるのでよいのです。多くの運動をしなくても引き締まった身体は、生まれ持った血筋です。

お太り気味のイタグレさんをよく見ますが、オヤツの与えすぎではないでしょうか。

あと、しつけ本に必ず書いてあります。イタグレは骨折しやすいと。骨折は当たり前のように書かれています。私はあきれてしまいます。言葉は悪いですが バッカ みたいです。骨折するにはそれなりの理由・要因がありますが、それを書くことは控えます。健全な母犬から生まれた子犬・良識があり母犬を大切にしているブリーダーから生まれた子犬は、めったに骨折はしませんよ。

それと大切なのは、ゲージでもキャリーでもよいので、ハウス訓練することです。ハウスよ~の声で入るようにしつけておくと、この先の行動がとてもラクです。犬にとっても人間にとってもね。うちの子はハウス大好きです。これを書くと長くなるので、別の機会にします。

今日もご覧下さり、ありがとうございました。よろしければ イタグレの文字をワンクリックお願いします。

 

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立った子 リズちゃん&テオドーラちゃん。

2018年08月25日 | Weblog

今日は久しぶりに、巣立っていった子の紹介をさせていただきます。

リズちゃんです。 ↓

いつも美しいね。10月で3歳です。オペラ×エニオの娘さん。

テオドーラちゃんです ↓

やっぱりキレイです。1歳半です。ミラン×ミリオンの娘さん。

お二人は、O様のお宅で大切に育てていただいています。

2匹でお散歩していると、周りの方々から⇒ キレイなワンちゃんですね。何という犬種ですか~ と声をかけられるそうです。

仲良しですよ。こんな姿を見ていると、多頭飼いはいいですね~ 何倍も癒してくれます。

こちらは少し前、まだ寒かった季節ですね。どんなお洋服もお似合いです お洋服が歩いているのではなくて、イタグレがメインで上手に着こなしていらっしゃる。

ワンコグッズのショップにおじゃますると、お店の方も、イノセントの子はキレイですね と褒めてくださるそうです。ありがとうございます。全国区になってるみたい。嬉しいです。

ベランダで日光浴ですね。O様は建設関係のお仕事・社長さんです。さすがのベランダです。水遊びをしているリズちゃん&テオちゃんの動画もいただきました。お水に向かって⇒ GOGO と楽しそうでした。幸せな様子に、管理人のこころも ほっこり でした。

O様、ステキな写真・動画・そしてリズちゃん&テオちゃんの近況をご報告くださり、ありがとうございました。お住まいは九州です。そてつ君も近くへ嫁ぎました。これから、仲良く交流を持ってくださるそうです。よろしくお願いしますね。

今日もご覧下さり、ありがとうございました。良かったら 下のイタグレ の文字をプチッ!と押してくださいね。励みになります(^'^)

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人っ子でもバッチリ! ファミリーが鍛えているから。

2018年08月21日 | Weblog

パピー君は生後一か月を過ぎ、犬社会の勉強を学んでいます。うちの成犬たちはパピーちゃんが生まれると興味津々です。そして、その年齢・日数に合わせて、上手に扱ってくれます。決して無理な扱いはしません。子犬に慣れています。

ママ犬は、生まれた直後は⇒ 私の子に触らないで と威嚇しますが、日数が経つにつれ段々と警戒心もなくなり、他のワンがハウスに入ることを阻止しなくなります。子犬に歯が生えてくる3週間を過ぎた頃には、どうぞ お相手をしてもかまわないわよ!と横目で見るようになります。同じファミリーですから、信頼しています。ワン同志もね

そして~微笑ましい毎日の光景です ↓ ママではない子が、可愛がっています。

スキあらば、パピーハウスに入りびたりのこの子・ソフィです。

いつもくっついて可愛がっています。まだ出産経験はありません。

でも一か月になると、パピーも共に遊ぶようになります。 イタタッ そこ噛んだら痛いわbyソフィ。

じゃあ~上に乗っかるよ。遊ぼうよ

うわっ~ カミカミ攻撃してる。アンタ~少し前までヨチヨチ歩きの赤ちゃんだったのに・・・いつの間にこんなに強くなって・・ 戸惑うソフィ姉さんです。

上からガウガウのボクちゃん。ソフィはまだ相手が小さいのでやり返しません。でも今のうちだけです。パピーがもっと大きくなり、しつこくカミカミしてくると⇒ガツン と噛み返して懲らしめます。真剣に噛んだら痛いんだよ と本気で噛んだら痛いことを身をもって教えるようになります。

ソフィ以外の成犬たちも、よくお相手をして遊びながら色々と教えています。みんなまだ優しくお相手をしています。この時期はね。でも本当のママは、既に厳しいしつけをしています。ボクちゃんが本気で噛んでいたいときは ダメッ とすかさず噛み返しています。するとボクちゃん、キャイーン と声を出して、しっぽをまいてシュンとおとなしくなります。ボク・・遊んでるだけなのに・・と悲しそうで、見ていても可哀想 犬のことは犬が教えるです。

それでも授乳タイムになると優しくお乳を与え、親子で丸まって寝ています。ママの愛はすごいです。お乳をあげるだけでなく、しつけをして 生きていくうえでのルールも教えます。パパ犬は、遊んであげることはあるけれど、そこまでは考えてないですね。

今日もご覧下さり、ありがとうございました。下のイタグレ の文字をプチっ!と押して下されば嬉しいです。

 

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パピーちゃん可愛い! でも、生と死の両方を見ている。

2018年08月18日 | Weblog

7月生まれのパピーちゃんは、とても可愛いです。男の子らしく成長しています。生後28日の写真です ↓

ボクちゃん、すごいハンサム 

横顔も良いし~

こんなポーズもステキ

どこから撮っても可愛いわ 実物は、もっと濃いカラー・レッドのようですね。

離乳食もよく食べます。彫の深い、イノセント顔です。

私が今使っているカメラは普通のデジカメです。以前のちょっと良いカメラは、静止画はキレイに撮れるのですが・・・動いている子犬はブレブレで難しいのです。それで、手ごろなデジカメを購入。デジカメでもこんなにキレイに撮れるのですから嬉しいです。

そこで今日のタイトル。子犬の写真を載せていると・・いいなぁ~ 可愛い子犬が産まれていて羨ましい~と思われるかもしれません。確かに、可愛くて癒してもらっています。でもこれは〇十年のブリーダー生活の、ほんの一瞬のつかの間の楽しみです。ブリーダーの中には、一年中子犬が産まれていて、子犬情報で満載の犬舎もあるようです。しかし私はママ犬が大切。私の一日の大半は、ワンたちのお世話の肉体労働で、排せつ物のお掃除&床の拭き掃除&敷物&ワン物のお洗濯です。

それと、長くやっていると老犬が増えてきます。老犬は、おとなしくなり、ほとけ様みたいで可愛いです。若い頃はワルかった子が、おとなしくなりボケ老人みたいになってきます。あちこちにぶつかりながら歩いたり、今までジャンプして飛び乗っていた場所にも乗れなくなります。そして、うちの子で共通していることは、大好きだったお庭へ行かなくなります。庭に出なくなると、一年以内に・・天国へ召されて逝きます。

今年になって、庭に出ることをしなくなったおばあちゃん犬が、数日前から元気がなくなってきました。私はうちの子たちの食欲とウ〇チの形を毎日観察しています。どの子もよく食べます。しかも贅沢なものは与えていません。

2歳の迷子の男の子を発見し保護した、大分のボアンティアの男性が、78歳とは思えぬ若さで、体力と気力をお持ちで驚きました。お礼のお風呂や食事を断り、ボランティア精神とはすごいものだ と感心させられました。その方が⇒ 贅沢なものは食べていない身体に良いものは食べるけど粗食で過ごしてきましたと言っていました。私は、ほぅ~ ワタシやうちのワンたちと同じだ!と思いました。私は元々、肉もの・脂っこい中華やてんぷら&フライ類は好きではないです。魚系・鍋物・野菜系が好きです。きっと身体に優しい食事をしてきたと思います。でもうちの主人はお肉系が大好き!主人用にはお肉料理を用意しています。ですから彼は、お腹が太くて立派です。

うちのワンたちは私と同じです。フードへトッピングをしていますが、それらは、ヨーグルト・納豆・ゆでた野菜・ゆでて油を落とした肉類です。おやつも市販のものはあげていないです。ヘルシー志向です。

うちのワンたちのほとんどの子が15歳まで生きているのは、粗食が功をなしているのでは?と思います。

話を戻します。様態が悪くなったおばあちゃん犬が、昨日の夜中に バタン バタンと大きな音を立てていました。飛び起きてみると、床に倒れていました。その横には、大量のオシッコの跡がありました。トイレまで行こうとしても、足が進まないでその場に漏らしてしまい・・・その後も立ち上がることができずに倒れたのです。老犬は、夜中はブリーにしています。私は抱き上げて、偉いね~ トイレまで行こうとしたのね。だって自分のクッションから出て、何歩か歩いていたのです。その子は2~3日前から、身体が思うように動かなくなり、ヨタヨタとしていたので、私がトイレまで連れて行くと、シーツの上でチーをしていました。立つことがやっとやっとになっても、トイレまで行こうとするこの気力。立派です

ご飯は柔らかくふやかしています。ゆっくりと食べてくれます。目は真っ白で白内障で、ほとんど見えていません。それもあって、お外は見えなくて怖いので出ないのでしょう。名前を呼んだり話しかけると、嬉しそうにしっぽを振ります。身体はやせてごつごつです。でもその老いた姿が、愛おしくて可愛いです。私のお布団に入れて一緒に寝ると、嬉しそうに スー スー と寝息をたてて、私の腕を枕にしていました。

老犬が天国へ召される日が近くなってくると、私にはわかります。今までも何匹も見送ってきたから。でも、それに慣れることはない そのたびに胸が痛くて・・苦しい ウツが体の中に入り込んできます。

パピーが生まれて、可愛い可愛い と言っているウラには、亡くなって逝く命もあります。悲しくて、辛くて、苦しいです。私は同時期に沢山の犬は飼えません。常に10匹くらいに抑えています。沢山飼っていれば、沢山の命を見送ることになる。イヤです でもうちのワンは、病気ではなく老衰で・・大往生で逝ってくれるので、それがせめてもの救いです。

生と死は、隣りあわせという言葉があります。今生まれている命・・そして消えつつある命を同時に見ていると、動物は~生まれて~死んでいく ということを実感しています。

今日もご覧下さり、ありがとうございます。イタグレ の文字をワンクリックしてくださると励みになります。よろしくお願いします。

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショーにて もう一つの楽しみ。

2018年08月16日 | Weblog

現在では、北海道でのショーにおいて、緊張することもなく愛犬やお仲間の皆さんと楽しい一日を過ごしています。ドーベルマン・須藤会長さんの、ひときわ大きなテントにて、快適です。毎回、須藤さんが企画して作っているお料理も、本格的で素晴らしいです! この日の朝食です ↓  

各々で手作りのサンドです。生ハムは一枚ずつセロファンが付いていて・・高級 私がスーパーで買っているモノとは違う! 木イチゴのサワーもこの場で手作りです。生のイチゴと果汁をタンサン&氷で割って本格的です。このドリンクをいただいて、力が湧いてきました

早朝に起きて~会場に着くのは6時です。朝食をとる時間はないので、これはとても嬉しいです。今はこんなに贅沢な時間をいただき、楽しんでいるシヨーですが・・・。

私が始めたばかりの10年ほど前は、場所取りをしていないので、端っこの空いた所に自分の小さなテントを張っていました。自分の出番が終わるまでは、緊張や不安でオドオドしていました。食べるものも喉を通らなかったです。でも、当時は大学生だった息子に手伝ってもらって、それなりに親子でささやかに楽しんでいました。

その当時は、今よりも審査員の態度が上からのような感じて、怖かったです。私が新米だったので、よけいにそう感じていました。何人かの先生に→ あなた・・初めて出たの?と言われて・・私の新米ぶりがすぐに悟られていて・・ 小さくなっていました。先生は、そのペアの所作を見て、ベテランか新米かは、すぐにわかるのですよ。

そのような中、唯一 心が救われる先生。下手な新米ハンドラーにも優しく話しかけてくださる先生がいらっしゃいました。その当時から、すでに大物審査員として有名な方でした。森先生です。大物と言われるゆえんは、プロハン・・新米・・分け隔てなく、その時に良いパフォーマンスをしたワンを選ぶ先生として知られていました。ですから、森先生の審査には沢山の数が集まります。

その森先生が、今回は 同日日に開催される 第一グループ・ドッグクラブ展のBIS審査員として来られていました。私が参加したクラブ展とは別の審査でしたが、同会場なので、お話ができるかもしれない、と楽しみにしていました 下は先生の審査のようすです。

いつもと変わりなく、優しいまなざしで審査されていました。終わると一人一人に、ご苦労様 と声をかけていらっしゃいました。とても暑い日だったのに、途中で休憩されることもなく、全74頭を丁寧に見ていらっしゃいました。1グループだけで74頭もそろうとは・・森先生のお人柄ですよ。本州から見えていたプロハンさんのワンちゃんも大勢いらしたのに、この日のBISは、オナハンのワンちゃんでした。さすが~先生は変わっていませんでした。

かつて10年前のお話です。私は、イノセントのショードッグの礎となるレイラとショーに出ていました。レイラは当時パピーでした。レイラはとても美しくて、歩様もキレイでした。ですから、素人の私が引いても、まあまあの成績・パピー エクセレント をいただいていました。それでも、始めたばかりで友達もいなくて辛くて、心が折れそうなこともありました。

レイラと出ていた頃です。

そのようなときに 奇跡が起こりました 何度もパピークラスに出ていて、慣れてきた終盤でした。室蘭のショーに出ました。審査員は森先生でした。その時はレイラは上手に歩きました。触診も平気になっていました。しかし、たとえ上手に歩けたとしても、先生から見れば、ハンドラーが素人であることは一目瞭然。それなのに、先生は、パピーの最高峰・BISをくださいました。15頭もいたパピーの中での優勝です。

何が起こっているのか、実感もなくて・・ドキドキのお立ち台写真でした 私もレイラもひどい緊張で、うまく立たせることもできずに、しり込みしている写真。先生も笑いながら、ハンドラーの勉強が必要だね とおっしゃいました。はい~せっかく選んでくださったのに・・すみません(+_+) です。これ、10年前の出来事。

ここから私はハンドリングの勉強をしました。それまでは見よう見まねでした。このころは、湊ハンドラーがお元気でして、毎年のように森先生のハンドリングセミナーを開催してくださいました。私は毎年参加しました。犬の足を引っ張ってはイケナイ ハンドラーは犬をキレイに見せることが仕事なのに、私は反対に欠点を隠せる技量がなくて、犬に迷惑をかけている。これでは、犬に申し訳ないと。

先生は、きっとこれからの私のために、前に進んで、もっと上手になってほしいから・・へたっぴハンドラーでも選んでくださったと思いました。いつの日か先生に~ほぉ~イタグレのお母さん(いつもそのように呼んでくださっていました)上手になったね と言ってほしいから。それを糧に頑張ってきました。

そして~それから5年後。2012年。再び森先生の審査を受ける機会がやってきました。その時は、さほど上手にはなっていませんでした。でも最初のハンドリングがいつもオドオドしていてひどかったので、先生は(その時に比べると)上手になったね~。と言ってく゚ださいました。その時は、対戦相手がいなかったので、ロゼットをいただき、お立ち台写真を撮ることができました ↓

このときの写真は、モナリザです。森先生が・・このようにしたらキレイな立ち姿になるんだよ!と助言をくださったのでその通りにしたら、とてもキレイな立ち姿で撮ることができました。モナちゃん、美しいですお顔の形がピカ一でした。美しい うりざね顔 モナリザは、VOLA君・ルウちゃん・JUNONちゃん・ピノ君・なのはなちゃん・蓮君 のママです。イノセントでは、3頭目に完成したCHです。湊ハンドラーが、モナちゃんは良いよ~ボクに引かせてよ と言ってくださったほどです。でも、自分で引きました。

これ以来、森先生に審査していただく機会はありません。今思うと、このお立ち台写真を撮っていてよかった~と心から思います。

このときから早、6年が経ちました。現在ショーに出ているのは、レイラの娘・ソフィです。ソフィはレイラに似ています。歩様もキレイです。私がきちんとハンドリングできれば、彼女の良さをアピールすることができます。

レイラは今年11歳です。今でも気品があり美しいです。

娘のソフィです。似てます。親のDNAは受け継ぎます。

8月5日。森先生は、ご自分の審査を終えた後、審査員席から私とソフィのショーのようすを見て下さっていました。その様子がビデオに・・森先生の真剣なまなざしが写っていて、嬉しかった。

審査が全部終了した後、先生とお話しすることができました。先生は、今回はまじめなお顔をして~がんばってるね よくここまでやった来たね と言ってニコニコと笑いながら近寄ってくださいました。私は嬉しくて・・ここまで来れたのは、先生のお陰です。先生のセミナーで沢山の事を学び、先生の優しいお言葉に励まされて、先生に私の成長を見てもらいたくてここまで来ましたと。そしたら先生は、いえいえボクのお陰ではないよ。貴方が、がんばったからだよと。

先生は、審査員席で別の先生とも話をしながら、あのイタグレの方はすごいね 自分の好きなIGにこだわりを持って、ヨーロッパ一筋でわき目もふらずにここまできた人だと話しながら見ていたよ。良い結果にもつながるようになって→大したもんだね 最初・10年前を知っているだけにね。と苦笑して、今の私を褒めてくださいました。他の先生も認めてくださったと知り、またまた感激でした。

森先生に心を救われて10年です。私が勝手に心の中で恩師と思っている方です。その恩師に褒めてもらうことができて、これ以上の喜びはないです。コツコツと努力をしていけば、夢はかないます。

今日もご覧下さり、ありがとうございます。良かったら イタグレ の文字をワンクリックしてくださいね。

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生後20日。めちゃくちゃ可愛いパピーちゃん。

2018年08月12日 | Weblog

7月20日生まれのパピーちゃん。前回は、目が開きかけた写真を載せました。その翌日から ぱちっ!と開いてきて、どんどん可愛くなりました。成長が早いので~あの時のワル顔 の写真を撮っていてよかった~と思いました。

生後20日です。 ↓

ボクちゃん、すでに可愛い

ブラックマスクが・・いいわぁ

目が開くと、歩き始めます。どんどん歩いています。

胸キュン です。

外人顔だよ。血統は、全員ヨーロッパ。

お顔のアップです。

生後20日でこれだけしっかりとしたお顔をしていたら、この先→どれだけイケメン君になるのだろう と今からワクワク 楽しみです。毎回、私が欲しくなるような子ばかり産まれてくれます。イノセントに残したくての交配・ペアリングの両親犬です。女の子だったら間違いなく手元に残すのですけど。。。お顔はレッドを金色に輝やかせた色・・体は全体に黒みの毛がフサフサ。シールのようでもあり、レッドのようでもあり・・これからの成長が楽しみです。男の子は今は定員ギリギリ('ω') それでも・・残したい と思うようなボクちゃんです。

今日もご覧下さり、ありがとうございました。下のイタグレの文字を ワンクリックいただけると励みになります。よろしくお願いします。

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショー 札幌全犬種クラブ展

2018年08月10日 | Weblog

8月5日に、約1か月ぶりにショーが開催されました。

段々と慣れてきたソフィは、上を向いて得意げに歩くようになりました。歩様が、ママ犬にそっくりになってきました。このように良くなってくると楽しいです。

午後からのグループ戦です。この日の10グループも、本州から遠征でいらしたプロハンドラー&ワンちゃん達でした。本州はすごい酷暑で、埼玉インターが中止になったくらいですからね。ようこそ(少しは涼しい)北海道へいらしてくださいました。犬種がそろうと嬉しいです。

ソフィは以前のようなへっぴり腰がなくなり、きちんと立てるようになりました。

はい! 今・・ボルゾイが審査中。次はあなたよ。

アップ&ダウンのあと、ジャッジにお顔を見せてアピールです。ただ立っているだけではダメ その子の良い部分、立ち姿・スタイルやお顔を見せてアピールしなくては。おっと~ 足が開きすぎでした。

そして、この日も嬉しい評価をいただきました。3席→2席→1席と順に呼ばれます。ソフィは1席のウイペットに次ぐ2席をいただきました。すごいよ、ソフィ 3回連続の入賞です。出来すぎで~す

ソフィは、本番のJKCのショーが始まる前に、5月の愛犬マッチショーに出ました。その時は、地面にきちんと立つこともできずに、もちろん触診も極度に嫌がり→ 撃沈 でした。トーナメント戦なので1回戦で敗退しました。その時審査してくださった先生は、色々と助言をくださいました。まずリンクに並んだ時点で⇒すでに負けていると ヘナヘナできちんとポーズも取れなかったのですから、そうですね。その先生はその時、触診台の上での足の開き具合・腰の位置などを丁寧に教えてくださいました。審査の途中ですよ。時間をわざわざ取ってくださって。興味のない犬にはしない行動です。私は感謝で、胸がジーンとしました。

ソフィはその時、触診台に乗っているだけで、ビビってヘナヘナ・・良いポーズを取れるわけもなく、ますますガタガタでした でも私はその助言を頭に入れて、その後の練習に生かしました。

その先生は、最後におっしゃいました。この子は良い犬だから~絶対に勝てる犬だからと。私は、勝とうと思ってやってきたのではないので、ビックリしました もちろん結果として、勝ちが付いてくれば嬉しいですけどね。先生は、あなたがうまくハンドリングしてアピールすれば、絶対に勝てる と念を押して言ってくださいました。

勝てる云々は別として、このように私&犬に目をかけてくださったことが、とても嬉しく大きな励みとなりました。

その時の先生は、この8月のショー会場にいらしていて、グループ戦・私とソフィの動きを見てくださっていました。審査後に~ほらね~ボクが言ったでしょう。うまくアピールできれば勝てる子なんだよと。ボクだったら、一席あげてたよと。まあ、それはお愛嬌として言ってくださったと分かっていますけど。良くなかった状態を知っている先生に、3か月後に、良くなった今の姿を見ていただいて嬉しかったです。先生は、日本中のショーを審査しているベテラン。ジャッジです。その先生から、松村さん、これからも頑張ってください。ずっと応援していますよ とのお言葉をいただきました。ショーに出るということは、このような温かい心に触れることもあります。

ソフィちゃん、キレイですよ。身体のラインが好きです。

これでCHへのカードは5枚になりました。ピンクはメジャー・カードです。4枚でCH完成です。余分にもらっても嬉しいね。

下は2017年・去年の夏、初めてカードをいただいた時の写真です。会場は同じ場所です。

このときも、すごく嬉しかった。現在よりも、少し幼児体系かな。まだ1歳になったばかりだったから。この初カードをいただくまでが長いトンネルだったから、嬉しかったです。苦労したほうが、喜びもひとしおです。

北海道でのショーは、9月にあと2回を残すのみです。今までCHシップショーにチャレンジした子は、みな完成してくれました。次はどの子を出そうかな。ソフィかもしれないし・・違うCHかもしれないし。考えています。

 

今日もご覧下さり、ありがとうございました。下のイタグレの文字をプチッ!と押してくださると嬉しいです。

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パピーちゃん、目が半分開いて~究極のワル顔。

2018年08月06日 | Weblog

ひと粒だねの男の子は、順調に育っています。

この子は、ママがそばに居なくても、一人でもグースカ と熟睡しています。その寝姿が、とても可愛いのです。笑っちゃうほどかわいいです↓

生後、一週間頃の写真です。 ↓

普通に寝ている姿です。

安心しきって寝ています。

足を延ばしきり~さらに気持ちよさそうな寝かた。

犬でなくて~カエル みたいで笑えます。

毎日~私を癒してくれて、ありがとうね。

やがて生後16日となり、目が段々と開いてきました。 ↓

左の目が徐々に開きました。

右の目はまだです。

そして、とても可愛くて笑わせてくれる、究極のおっさん顔

なんだぁ~ 文句あっかあ と言いそうなワル顔でした。生後16日で、体重750gです。すでに毛がフサフサです。235gから順調に増加しています。

いきなり⇒ ぱちっ と開く子もいるので・・・このワル顔は、貴重な一枚です。ぼくちゃん、よいシャッターチャンスをくれて、ありがとうね。

※ 今まで、子犬が産まれたら狼爪を切除する手術をしていました。しかし、私も考えるところもあり、これからは基本的には狼爪の手術はしない方針でいきます。ヨーロッパでは、動物愛護の意味から、人間の考えで、狼爪の手術を行うことはしていません。断耳や断尾についても同じです。狼爪は、他の爪と同じように爪切りをしてあげれば、事故は防げます。ショードッグは、昔は狼爪が付いていると失格になる時代がありました。しかし~現在は(随分と前からです)取らなくてもよくなりました。生後間もない子犬ですが、私のかかりつけの病院では、局部麻酔を打って施行しています。手術した患部が炎症を起こし、その後治療に至る場合もあります。私は、あえてする必要はない!と考えるようになりました。

今日もご覧下さり、ありがとうございました。下のイタグレの字を プチっ!と押してくだされば、嬉しいです。

 

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒヤっ~(@_@) とした出産。

2018年08月03日 | Weblog

相変わらず連日の猛暑・酷暑が続いている日本列島です 北海道も暑いです そのような中、わたくし的に、ヒヤっ~として心臓ドキドキの出来事がありました。

それは、楽しみにしていたパピーの誕生です。毎日、ワンたちの、オシッコ&ウンチのお掃除に明け暮れている管理人にとって、子犬の誕生は、疲れた体をシャキッと元気にしてくれる栄養素・・そして癒してくれる存在です。子犬だけではないです、ママ犬が懸命に子育てをする姿に感動をしながら、自分もがんばろうと 生きていくパワーをもらっています。

その一番の楽しみが、今回は ドキドキ・・不安に変わりました。ママ犬は前回のお産は安産で⇒スルッと産んでくれました。今回はお腹に一頭しか宿っていなかったので、ご飯も必要以上に多くは与えていませんでした。でも、すごく食べたがっていました。

予定日になり、ソワソワと落ち着きがなく出産体制が始まりました。そして夕方5時ころからいきみが来ました。とても上手ないきみでした。私は、この調子だったらⅠ時間後には生まれるな と思い、感動の瞬間を待っていました。しかし、途中でいきみが弱くなり、なかなか生まれそうにありません。まだ胎児が産道まで下がっていないな・・・。では介助してあげようと、ママ犬のお腹を触ると⇒ ひえ~ん と鳴くのです。触ったら痛いのね。わかったよ。触らないよ と見るだけにしていると、陣痛が来るたびに、ひぇ~ん と大きな声で叫ぶように鳴きます。その鳴きかたが普通ではなかったです。

何十回も犬の出産を経験してきた私でも、心配になる状態でした。時間を見ると夕方6時15分。私はすぐにかかりつけの先生に電話をして、今から伺います。陣痛促進剤をお願いしますと。そしたら先生は、病院には現在は促進剤は置いていませんとおっしゃるのです。

そこで即、近所の病院へ駆け込みました。その病院には一度も行ったことがありません。でも、胎児のことももちろん助けたいけれど、ママ犬のほうに何かあったら、取り返しがつかないからと。ママ犬のことばかり考えていました。そしたら、そこの院長先生は親切でした。他の患者犬を見ていたのに、私が説明している受付まできてくれて、この病院にも陣痛促進剤は置いていません。今は出産させる方も少ないので、置いている病院はめったにないです。大きい病院なら置いているはず。と言ってM病院を紹介してくださいました。先生は、早く行った方がいいです。7時で閉院しますのでぎりぎりです。と言ってくださり、動物の命を大切にしている先生だと思いました。

M病院は、札幌でも技術がよいと有名です。実は10年ほど前に、エニオの狼爪切除の手術をしたときにM病院の院長さんにお願いしました。あれから10年。10年間行っていないのに・・困ったときだけ伺うには敷居が高かったです。しかし、そんな体裁は言ってられません。ママ犬と胎児を救わなきゃ その一心で・・7時に間に合いますように~と車を飛ばしました。

そしてぎりぎり7時に病院へ到着。この病院は評判が良くて、いつも混んでいます。私は、キャリーに入っているママ犬の様子を見る余裕もなく、病院の受付に走って行って事情を説明しました。そしたら、受付の方が・・心配ですね、早く診てもらえるように手配しますと。ここも親切だぁ 

受付では一応、過去の診察歴などを聞かれます。エニオを診てもらったのは10年前。私の名前と電話番号を伝えると、診察歴・カルテが残っていました。そしてキャリーを持って診察を待つ。ほどなく~呼ばれました。診察してくださったのは院長先生でした。この病院には沢山の獣医さんがいらっしゃいます。

院長先生から、キャリーの上部分を取りますよ!と言われて取ってみました。中を見ると・・毛布やシーツにうずもれて⇒赤ちゃんはすでに生まれていました ええっ~ いつのまに でもママ犬は、キャリーの中で生まれたので通常の精神状態とは違っていました。羊膜を食い破っていなくて・・子犬は膜の中に中に入ったまま動いていない、静かでした。私は反射的に、羊膜を手で破り子犬に呼吸をさせました。生きていた 良かった~ と本当に嬉しかった。しかし~先生は、母犬にすべての作業を行わせたかったようで、私の行動に、ちょっと冷ややか 私がへその緒の処理をすることを制止して、母犬がするまで待っていました、いつもはへその緒をかみ切り、胎盤まで食べるママ犬ですが、さすがに知らない場所、しかも大勢のスタッフが見ている所では、しませんでした。私は、いつもの助産婦の仕事をすることが出来ずに、先生の指示に従いました。私が病院に駆け込んで助けを求めたのですから、よけいな知識やこれまでの経験を述べるのはご法度です。病院にお任せするしかありません。

結局、促進剤などのお薬の力を借りることなく、病院へ向かう車の中で産んでくれました。一件目の病院では、受付時にキャリーを運んで中を確認しています。その時は生まれていませんでした。二件目のM病院に着いた時点でキャリーを確認した時は、いきみは来ていて肛門の下が突起していましたが、まだ生まれていませんでした。運転中の車の中では、ママ犬は、ひぇーんの鳴き声は一度もあげていません。 多分、子犬を産んだのは、M病院で受付をしているときだったと思われます。

まず何はともあれ、子犬が無事に生まれてくれたこと、そして大切なママ犬が元気でいてくれたことが最大に嬉しかったです。

一粒種のキレイな子が誕生しました。

生まれてきてくれて、ありがとう。

天使です。

235gで生まれた男の子です。

イノセントでは、今までに生まれたことのないカラーです。

生まれたときからブラックマスク。可愛い~

お産の心配事で病院にかかることはめったにありません。それは、お産に向いていない子には、出産してもらうことは致しておりませんので。安心に出産してくれるママ犬を選んでいます。しかし、今回は4年前のVOLA君のママ犬以来~病院へ行きました。VOLA君の時は、VOLA君を産んだ後に夜中・・ママ犬が苦しい様子を見せることなく眠ってしまい、難産になっていると気が付かなかったのです。それで、もう一匹の兄妹犬を亡くしてしまったという、悲しい出来事となりました。それを教訓に、お産には益々慎重になりました。

今回は、あとから考えると、子犬の体重も標準の範囲でママ犬も苦しんでいなくて。結果としては安産でした。あのまま自宅で産んでくれていたかもしれません。

しかし、ママ犬の ひぇーん ひぇーん の声にいたたまれなくなって病院へ駆け込みました。しかも初めての知らない病院などへ。10年間、かかっていない(不義理をしていた病院へ)火事場のバカ力ですか。お産でなければ、まずは不義理をしている病院へは、申し訳なくて行くことができないです。でも、M病院は、私の名前と電話番号から過去のカルテが出てきました。
先生は、エニオ君が元気ですか。とニコニコとしていました。この先生は骨折などの名医さんで、どんな複雑骨折もキレイに治すことでも知られています。本州からも患者さんが先生を頼ってこられています。普通なら、院長先生は指名をされた方しか診ていらっしゃいません。
 
10年前は、近づきがたい怖い感じの先生でした。しかし久しぶりの先生は、カドが取れたような穏やかな先生に変わっていらっしゃいました。先生は沢山の経験を積まれて、ステキに年齢を重ねていらっしゃるのね と別の意味で感慨深い思いを抱きました。
 
ワンのお産は安産ではないこと。自分の身を削って命を生み出してくれていること。私はそれをいつも見ています。交配から出産まで、全部責任をもって自分の手で行なっています。母犬にとって大変な偉業と理解しているつもりでも、時に安産が続くと、忘れがちになります。こんなにドキドキしながら、ダメかもしれない と心臓を酷使しながら臨むこともある犬の出産です。
 
今日ブログを読んでくださった方々には、あらためて知ってほしいです。
 
今日もご覧下さり、ありがとうございます。 イタグレの文字をワンクリックしていただけると励みになります。

 

にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村a href="//dog.blogmura.com/dogshow/ranking.html?p_cid=00225718">にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへにほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする