実は7日のショーには参加できるかどうか? わからない状況でした。 というのは、7日は妊娠中のママ犬の出産予定日でした。出産日は、前後2~3日はズレることもあるので、ママ犬の様子を見ながら、産む気配がなければ安心のために会場に連れていく予定でした。もし産む気配が見られれば、ショー参加は断念してママ犬の出産に臨むつもりでした。 そしたら、5日の夜中から陣痛が始まり、6日の朝方に無事に女の子を産んでくれました。204gの元気な女の子でした。パピーちゃんは一匹だけ~ 一人っ子でした。200を超す元気なパピーちゃんだったので、その日は安心して翌日のショーの準備をしました。 生まれた直後の写真はこちらです ↓
お乳を上手に飲んでいます。
ママも安心して仲良く眠っています。
この姿に安心して、私は翌日のショーに参加しました。ママ犬は早めに出産をしてくれて、私をショーに出させてくれたのだと。。。犬ってすごいね!飼い主の心の内をわかっているんだな と感激でもありました。ミリオンとも練習を重ねていたので、その練習が無駄にならずに、無事にショーに参加できたことを感謝しました。
ところが・・・思わぬ出来事というか・・・展開が待っていました。6日・7日と忙しくしていました。オナハンで出す場合は、何から何まで自分で準備するので、とても忙しいです。たとえばキャンプをする場合、テントや食事の支度などたくさんの必要物を事前に準備します。楽しくキャンプを終えた後は、これまた~家にたどり着いてから後片付けは大変です。それと同じようにショーから戻ってからも後片づけで休むまもなく・・まずは成犬たちが熱中症などになっていないか確認し~庭に出してエクソサイズ。パピーちゃんたちも元気で、どの子も元気だったのでほっ!としていました。ママ犬は終日フリータイムにしていたので、自由に水分を取り元気でした。
しかし~生まれたての新生児ちゃんが、なんとなく元気がない お乳の吸い方が弱くなっていました。熱中症と関係があるかどうか?わからないけど、生まれた直後の、ハイハイをして体を動かす元気がなくなっていました。体重を計ると減っている。。。新生児は生まれた時よりもいったんは体重が減るのです。ですので異常ではないけれど、心配です。ショーを終えたその日の夜から、私は寝ずに新生児の様子を見ていました。夜中も何度もママ犬の乳首に子犬のお口をもっていき。きちんと喉の奥まで吸い込んで飲んでいるのか確認です。しかし~弱っているようで、すぐに乳首から外れました。
これは大変!成犬たちの熱中症のことばかり気にしていて~まさか新生児にも影響があるなんて想定外でした。今までの経験では、反対に新生児の体温が低くなると低体温症で危険な状態になるのです。ですから新生児の体を冷やさないこと・温めることを心がけてきました。
しかし~ピンチになると燃える管理人です。母乳で育てることを重んじる私は、ほぼ一日中パピーちゃんのお口を母犬の乳首にもっていきました。母犬の母乳は最初の2日間ほどは出が悪いのです。3日目くらいから張ってくるのが普通です。このママ犬も3日目くらいから張ってきて、良い感じで母乳がたわわに出るようになりました。新生児ちゃんもだんだんと乳首に上手に吸い付けるようになり、体重も増えてきました。
よかった!峠は越した! いったん飲み始めてコツを覚えると、あとの回復は早い早い それから順調に体重も増えて、この先も元気に育つことを確信しました。生まれて10日が過ぎ、現在は600gとなりました。
順調です。
濃いブルーです。綺麗な子です。
そのような経過がありましたので、新オーナーさま(予定です)にお知らせしたのは生まれて5日経ってからでした。今回も犬の神様が私に、命を預かっているもの⇒何事も気を抜いてはいけない!と教えてくれました。
今回は一人っ子だったので・・・ご縁を持てる方はお一人だけでした。たくさんの方々が待ってくださっているのに・・・ホントにごめんなさい(-_-)/ でも頑張って生んでくれたママ犬ちゃんです。1匹でも5匹でも、交配から妊娠中~産みの苦しみは同じです。ママ犬ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです。初産のママ犬ですが、上手に子育てしています。出産も安産でした。
イノセントのわんこたちも若返ってきました。これから出産する予定の子もいます。待ってくだされば、そう遠くないうちにご縁が持てると思います。ありがとうございました。
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