毎日暑いですね。夕方5時過ぎから散歩に行っています。
お散歩に行くのは、この子が我が家の合宿にきているから。
合宿所というと、ジャーニーズのことを連想します。ジャニーさんの性加害の問題がニュースやSNSで報道されています。この件に関しては約50年ほど前に~芸能界と繋がった仕事をしていた親戚から聞いたことがありました。当時、(男の子・女の子)だったかな?デビュー曲が大ヒットして一躍アイドルとなった郷ひろみさんの時代です。
当時のジャニーさんが郷ひろみさんのことを可愛がっていて、彼への執着が異常でどこででも人目もはばからずに、ひろみ~可愛いね~と顔やら身体中を触りまくっていたというお話でした。業界では有名だったそうです当時は私も未成年でしたので深くは考えずに・・えっ!本当なの?気持ち悪いなぁ~と思ったものです。あれから数十年の年月が流れ~今に至るのですね。
イノセントの合宿は、犬の合宿所です。多数のワンを飼育する場合の、ワンのルールを教える場所です。大したことはしていません。
私が教えるのは マテ! と ヨシ!ハウス!です。それ以外は、在舎犬たちが新参のワンコに教えてくれます。犬は元々オオカミの名残の習性をもっており、群れで生活する動物です。ワンのことはワンが教えるの精神です。
また私は、犬に媚びることはしません。毅然とした態度で接していますので、犬のほうが私に媚びてきます。
2週間前にイノセントにやってきたYちゃん。
最初のうちは、先住のイノセント犬に遠慮して、窓際には行かず手前のクッションで休んでいました。
そして4~5日経つと、コマンチと遊ぶようになって心を開いてくれました。
左端がコマ君です。コマンチに寄り添って窓際の場所でくつろぐようになりました。
うちに来て10日ほどすると、まるでここで育ってきたうちの子のように馴染みました。さすが~まだ若いパピーちゃんですから順応も早い。こうなると安心 お外でのお散歩を開始です。散歩は自由には歩かせません。私の左に付いて私の歩調に合わせて歩く練習をします。マテ! ヨシ!もすぐに覚えました。
散歩をしていると、マルチーズを連れた70代くらいの女性が私のことを見ていました。こんにちわと会釈をして過ぎましたが~次の角まで私を追ってきて・・あなたは訓練士さんですか?と尋ねました。いえ違いますよ。
そうですか~他の方の散歩とは違っていたので訓練士さんかと思いましたと。その方は、愛犬のマルチーズ君がワガママで手に負えなくて 困っているそうです。困っている内容をお聞きして、私の分かる範囲で助言させていただきました。
そのマルチーズ君は7歳。お話ししているあいだ、ガウガウと威嚇して吠えていました。お聞きすると、部屋ではキャリーもハウスも使っていない。そこに入れたらキチガイのようにワンワン吠えて、生活ができないので入れないそうです。一番の悩みは、お客さんが来た時も終始吠え続けるそうです。
私には、わらにも縋る思いで話しかけたそうです。そして、同じ町内の方ですか?連絡先を教えてください!とおっしゃるのですが・・・お断りしました。私は訓練士ではありません。自分の経験からの助言はできますが、プロの訓練士のような指導はできませんから。
その上ワンちゃんが7歳であることと、その飼い主さんの甘やかし具合からすると、そのマルチーズ君の行動を修正するのは難しいことだと思いました。
そしたらその翌日も、同じ時間に同じ場所でその方は待っていました。きゃ~っ 私なんかを待ってどういう心境なの?その時は、昨日お話を聞いてだいぶ気持ちがラクになりました。あなたからの助言を実行していきますと、お礼をおっしゃいました。
その方の気持ちもよくわかりますが~本気でしつけを直す気があるなら、犬にこうなってほしいではなく、人間の態度を変えなくてはいけません。7年間の出来上がった行動は簡単には変わりませんよ。お客さんが来ることは、お母さんは嬉しいよ。お客さんが来たら、飼い主は喜んでいる様子を犬に分からせてください。相手とあえてハグをして、嬉しい気持ちを伝えてくださいねと。そのお家では、犬のほうがボスになっているので、飼い主を守ろうとして⇒帰れ!来るな!と吠えまくるのです。守っているつもりの犬を⇒ウルサイ!と怒ってしまうと逆効果です。
犬を飼っているつもりの飼い主さんですが、実際は犬に飼われている飼い主さんが多いのも事実です。
コマンチが1歳になって来日しましたので、しつけと訓練を始めたのは遅かったです。来た当初は野生児そのものでした。手にオヤツを持っていると、勝手にジャンプして食べるような子でした。テーブルに食べ物を置くと、すぐに登って食べていました。そんな子はうちには居ないので・・ビックリしました。日本語を理解していない子でしたが~まずはマテ!ヨシ!の手の合図から始めました。
コマ君はお利口さんになりました。しかし、しつけに慣れている私でも、大人になった犬の修正の難しさに困惑したり落胆したりで、ワンへの勉強は限りがないと痛感しました。
ブログを読んでくださっている方々、ワンの性格にもよりますが、お迎えして1年以内に基本のしつけをしてください。子供の時に教わったことは、そののちに成犬になってもずっと覚えています。マテ! ヨシ!ハウス!です。
話を戻します ↓ 洗濯して乾いたクッションをストーブの上に置いていました。
そしたら~アンタ!そこはストーブよ!イノセントのワンは、決してストーブの上には乗らないのよ!とラーミアが怒っています。
そうなの?ワタチまだストーブの経験ないから、そんなこと知らないもん。クッションがあったから座っただけよ。
そうよね~貴方はお利口さんよ。居心地の良い場所を見つけたのですね。この後、イノセントのワン達も、このクッションに乗るようなりました。一人がするとマネするのよ。
ワタチ・・今では窓際の真ん中の席で堂々とお昼寝よ。
真ん中にいるYちゃん。威張っています。
また一回り大きくなったね。コマ君と若い者同士気が合って、毎日オモチャを取り合って楽しそうに遊んでいます。コマが一番喜んでいます。身体も出来上がってきました。
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