タイトルに書いたショーから10日ほど経ちました。いつも言っていますが、結果だけ書くのでしたらFacebookに載せます。(最近は更新していません)
ブログはショーとは関係ない方々も見てくださっているので、いきさつなど肉付けして書いていきます。
我が家から巣立って行ったルイーザちゃん。オーナー様がご自分で引くオーナーハンドラーにて、これから先ショーに出してくださることになりました。ありがとうございます 光栄です。
パピー時期にちょうど北海道でショーが開催されるので(本州ではありません)その時期だけ私がお預かりして、ショーに出しながらイノセントで合宿生活を送ることになりました。ルイちゃんのインスタです。ig_louisa です。
7月の中旬にやってきた当初のルイーザちゃんです。
まだ不安なお顔をしています。ワタチはここで一体何をするのでしゅか。
ここにはママもいるし。
パパもいるよ。
お預かりしていたジャック君もいました。
最初の5~6日間くらいはお家に帰えりたかったでしょうどことなく寂しそうでした。ショーに出た後お腹の調子を崩したこともありました。でもこれはうちに居る子も同じです。ショーを始めた子の登竜門です。まずはショーに出る3日前から胃腸薬を飲ませています。ショーのあいだは良いウンチをしていても、終わった後に軟便になる子もいます。
それくらい・・・ショーの現場で一日を過ごすことは、慣れていないワンに取ってはすごいストレスなのです。それを乗り越え何度も場数を踏むことによって、強い精神力と身体が培っていきます。
最初からショーを好きな子は、滅多にいません。プロハンにお預けしたとして~プロはオーナー様に、良くない内容は言わないものです。
ルイちゃんはうちに来て一週間を過ぎた頃から、ここが私の住むところになったのね 観念したというかあきらめたようで馴染んでいました。
お顔の表情も緩やかになってきました。うちのじゃじゃ馬娘・シャロンと気が合って部屋の中でもお庭でも、いつもジャレ合っていました。ジャック君は4か月でルイちゃんは7か月。ルイちゃんからすると動くおもちゃのようでからかい甲斐があるのですが。ジャック君からすると、手ごわいお姉さん。最初の頃は当然小さいジャック君が負けていましたが~2週間もすると同等になり、負けじとやり返していました。ジャックはルイにもまれて強くなったよ!
イノセントの生活は一日のスケジュールが判で押したように決まっています。ルイちゃんも同じ一日を送りました。ハウスよ~でハウスに入り、お庭よ~で庭で遊びました。お庭が気に入りで~暑いので、他のワンが部屋に戻りたいと戻った後も、最後まで遊んでいました。夜もハウスよ~で自分の部屋に入り、朝まで寝ました。初日から夜鳴きもしない、とても順応性のある良い子でした。
お嬢様で大切に育てられていたお姫様も、郷に入っては郷に従え を実行してくれました。私はこれらの行動は教えていないです。まさに~ワンのことはワンが教えるでした。
そして8月6日と7日のショーに出たら、ルイちゃんのパピークラス(6か月から9か月)でのショーは終わりです。マナー入れと言いましても、骨格は生まれ持った構成をしております。)成長とともに変わることもあります。アンギュレーション(骨と骨をつなぐ角度)も生まれ持ったものです。
ですから私が考えている練習は、①触診台の上で審査員に触られることに慣れること。②歩きは上を向いて楽しそうに歩くこと。③他のワン達と並んだ時に、キョロキョロしないでスタック(ステイのポーズ)できること。
①②③ ともに、練習ではできるようになります。それは家族で練習しているので緊張もないし、怖くもない。しかも、できたらオヤツをもらえるから~できますよ。
肝心なのは、本番でできるかと言われると⇒NO です。まず高い台に乗せられて、知らない人から歯の中や身体じゅうを触られます。ワンの勘で⇒この人、絶対にイヤ!怖いよ と感じることもあります。じっとガマンするには、触診は怖くないよ、痛いことはしないよ~とワンが悟ることです。
スタックの時に、横に並んだワンが苦手で怖さもありケソケソする子もいます。イタグレは(吻短種)が苦手です。グループの右となりは9グループです。パグ・フレンチブル・シーズ・ペキニーズちゃんが居ると、お鼻がムズムズ言ってるのが聞こえます。苦手なワンコと並ぶと、長時間きちんと立つことができません。
それらを克服していくのは、経験を積むことだと思います。たとえワンが怖いと感じても、ハンドラーがそれをフォローしなければいけません。犬の生まれ持った習性。それは、犬が尊敬し、自分よりも上とみている人から命令を受け~その命令に従ったときに~その人に褒められることに~至福の愛を感じる動物なのです。
その~犬の持って生まれた習性を上手に引き出せる人が、犬から見た自分のリーダーです。
ショーでリボンをもらったとき、ハンドラーが喜んでもらっていればワンはその姿を見ています。人が喜べば、ワンも嬉しいのです。私はどのようなリボンをもらってもニコニコして受け取ります。犬が見ています、私の顔を。〇〇ちゃん、もらったね。よかったね~ありがとうねと抱き上げます。
撮影はサルーキーの山岡さん。ありがとうございました。
アップ&ダウンのあと、ジャッジにお顔を見せます。ルイちゃん、上手よ。
パピー総合戦。15頭以上いたかなぁ?長い時間、スタックできました。よく頑張ってくれました。
8月6日・初のお立ち台写真も堂々としたもの。
どうワタチ~イノセントに慣れて顔つきも堂々としてるよ。お家に帰る前に撮りました。
余談ですが、管理人は10年ぶりくらいに口内炎ができて・・・ショーの2日前に腫れてきたので・・・。
クラブの恵理子隊長やちなみさんが作ってくださった朝ご飯。
すごく美味しい本格的なタコス料理だったのに。
口内炎がなんでこの時にできたのよとても美味しかったけど、痛くて片方でしか噛めないので・・・おかわりどうぞと言ってくださったけれど、一個で断念しました。
その口内炎は一週間ほどで治ったのですが~次に同じ側の頭のこめかみのほうがズキズキしてきて頭痛と全身の倦怠感が治りません。コロナでもなく熱中症でもなく、夏バテのようです。
ずっと目標にしていたショーが終わり~その後ルイちゃんとジャック君を無事に自宅にお送りしました。そこまで(頑張らなくてはと)ずっと張っていた緊張の糸が切れたみたいですね。
私は長い人生の中、今まで頭痛を経験したことがありませんでした。回りでよく頭痛の方々から大変なのよとお話を聞いてたのですが。頭痛がこんなにキツイとは初めて知りました。3日間ほどは立っていることがやっとの状態。夜にワンたちをハウスに入れた後、ソファにバタンキュー そのまま朝になっていた日もありました。
今はお薬を飲んで、普通に生活できていますのでご心配なくね。今まで大病もなく健康に生活できていたことに改めて感謝しています。
8月7日のお立ち台写真もキレイに撮っていただきました。
ルイーザちゃんをお預かりして、久しぶりにパピークラスの経験をさせていただいたことは、私の大きな経験となりました。私にゆだねてくださったK様、ありがとうございます
ルイーザちゃんは明るくて頭の良い子。しっかりとした骨格。持って生まれた美しい華🌸を兼ね備えています。K様、オナハンですから急ぐことはありません。オナハンでやっていくのは大変な世界です。だけどオナハンゆえに、いつでもやめることもできます。ご自分のマイペースで、人にもワンにも負担がかからないように。これからもルイちゃんと共に頑張ってくださいね。
いつも~ずっと応援しています。
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