IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

愛知県美術館『生誕150年 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語』★3

2012年12月26日 22時08分48秒 | イベント・アートなど



静岡でのバドミントン撮影の前に名古屋で立ち寄り、美術鑑賞。愛知県美術館『生誕150年 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語』でゴザイマス。
クリムトはワタシの好きな画家の一人なので。

公式サイト:生誕150年 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語 公式サイト|愛知県美術館

ちなみに主題となる『黄金の騎士』はもともと愛知県美術館所蔵なので、前に訪れたときに観たことがあります。なので、それ以外の作品に期待。

・・・ではあったのですが、正直なところ、有名な作品や大作がなく、残念。ウィーン大学の依頼によって描かれた『哲学』『医学』『法学』の巨大な原寸大白黒写真パネルがスゴイものの、オリジナルは火事で焼失。なので焼失前に撮影された白黒写真が残るのみ。これ、オリジナルで見たかった!


ま、こんなところデス。




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2 コメント

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ご来館、感謝! (副館長)
2013-01-04 19:08:32
このたびは、ご来館ありがとうございました。クリムトの名作の数々が展示されていると期待されていたことと思います。昨年はクリムト生誕150年ということで、ウィーンで大々的な展覧会があり、愛知県美術館の《人生は闘いなり(黄金の騎士)》も里帰りしていました。ウィーンでの展覧会もあって、オーストリアからは作品の借り出しは極めて難しかったこともあります。しかしながら、アメリカのワシントンナショナルギャラリーやウィーンのレオポルト美術館などからの作品や生々しいドローイングなどをお見せすることができました。展覧会のテーマがどのようにしてクリムトが自分自身を黄金の騎士になぞらえて、作品を描くに至ったかをご紹介することでもありましたので、コメントされているように戦災で焼失したウィーン大学のための作品の原寸大複製はとても重要だと思います。たぶん日本で開かれた過去の展覧会では、あのように紹介されていません。100年以上前の当時の人たちが、あの作品を見て、「最高学府であるウィーン大学に飾るなんて、不道徳でけしからん!」と非難したのもうなづけるものだ思います。その結果クリムトはその後、世の無理解に苦しみ、自らを戦う騎士になぞらえていくわけです。そのほかストックレー邸の壁画の下絵やウィーン工房なども含め、純粋美術以外の当時のクリムトを取り巻く様子を感じて頂けたらうれしいです。将来ますます難しくなっていくとは思いますが、開館30周年記念とか40周年記念とかに名作をご紹介するクリムト展ができたらと私たちも思います。ありがとうございました。なお、次回企画展は近世絵画の真打ち(実力者)円山応挙展です。国宝の雪松図や大乗寺の襖絵をどーんと借りてきての再現展示など見どころいっぱいです。またのご来館をお待ちしております。
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RE: ご来館、感謝! (ikeda_hiroya)
2013-01-04 22:43:53
副館長さま、わざわざコメントありがとうございます。

ウィーン大学のための作品群はTV番組『美の巨人たち』(あるいは『日曜美術館』)で紹介されていたので、特に興味深く拝見致しました。原画でないのは残念でしたが、それでもかなりの迫力でした。

ちゃっかり次回の企画展もご紹介いただいたので(笑)、会期が来ましたら、伺いたいと思います。

ちなみに、コレクション展も拝見させていただきましたが、レオナール藤田の作品に見とれてしまいました。
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