IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2017.03.11 国立新美術館『ミュシャ展』★4

2017年03月12日 17時45分54秒 | イベント・アートなど



私用での東京出張。1泊2日。
私用というのは東京時代の知人がインドに単身赴任するということで、その壮行会。

で、昼過ぎに東京に着いて、お決まりの美術展巡り。今回は国立新美術館で2件。





1件目は『ミュシャ展』

公式サイト:ミュシャ展





ミュシャ(チェコ語の発音ではムハ)はチェコ出身で、名声を得た後、
チェコに戻って描いた超大作『スラヴ叙事詩』(20枚組)
本展では全て一堂に観ることができるとのことで、地元チェコ以外では世界初。

会場内に入ってすぐ、4x6mとか6x8mの巨大な絵画がたくさん壁に掛けられていて、
「すごーい」「スゲー」と感嘆の声があちこちから聞こえました。それはワタシも同じ。
しばし圧倒されました。これら20点を飾れる美術館はなかなかないのではないでしょうか?
国立新美術館という巨大なハコだからこそできたのでは?
「運搬はひこうきのかもつしつにはいったのかなー?」などと下世話な推測をしてました(笑)。

『スラヴ叙事詩』と言われても世界史に疎いワタシにはよくわからないので、
番号順に解説文を読みながら回ることに。
面白いことに、普通の展覧会では混んでいるときは観覧ルートに沿って列ができるものですが、
本展では絵がデカ過ぎて近くで鑑賞する人があまりおらず、広いスペースに観覧者が散らばっていました。

『スラヴ叙事詩』のスペースの次はミュシャの19世紀後半からの普通サイズ(笑)の作品展示。
『スラヴ叙事詩』は政治的・宗教的な色合いが強いので、特に日本人には親しみづらい感はありますが、
アールヌーボー時代の作品は出世作『ジスモンダ』など、我々がミュシャ作品と認識できる作品が多く、
従来作品の愛好家を満足させたことでしょう。

そんなワケで、我々が知らないミュシャの一面を見せつつ、
知っているミュシャも押さえている本展は満足度の高いものでした。





なお、国立新美術館内のレストランやカフェテリアではコラボメニューを用意。
『ポールボキューズ』のほうはランチで4,800円とセレブな値段なので、
カフェテリアのほうでコラボメニューをいただくことに。

カフェテリアのコラボメニューは『グーラッシュ風ビーフシチュー バターライス添え』(1,200円+税)
グーラッシュというのはミュシャの祖国・チェコの伝統料理らしいですが、
食べてみたら濃厚なクリームがトッピングされた普通のビーフシチューという感じ。
正直、値段の割にはさほど美味しくありませんでした。







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