都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「あおひー個展 - すくいとる」 antique studio Minoru
antique studio Minoru(世田谷区経堂2-2-9)
「あおひー個展 - すくいとる」
5/1-5
日頃、ブログでもお世話になっているあおひーさんの写真展、「すくいとる」へ行ってきました。
これまでにモノクロ、カラーと、毎度趣向を変えて作品を発表されているあおひーさんですが、今回もまた先だってのGEISAI出品作シリーズなど、言わば変化を伺い知れる展示になっていたのではないでしょうか。その光に溶け合う色と景色は、例えば夏の日差しの元で見るような白昼夢を連想させるものがあるかもしれません。微睡みは穏やかでした。
言わば「シャープネス」(展示解説より引用。)な方向を追求するデジカメを用いながらも、あえて朧げで絵画的な作品を手がけられているのもあおひーさんの一貫した制作の視点です。
私としては上のGEISAI出品作に、その絵画的世界とは異なった、抽象の方向を予兆させる面があるような気もします。また被写体をストレートに受け止めるのではなく、そこで例えば人との出会いのような、つまりはモチーフと触れ合いつつも離れ合うような一種の揺らぎにも、大きな魅力が感じられました。
会場は小田急線経堂駅北口にほど近い「すずらん通り」の商店街内にあります。駅から5分とかかりません。なお会期中は無休であおひーさんも在廊されるそうです。
5月5日まで開催されています。
「あおひー個展 - すくいとる」
5/1-5
日頃、ブログでもお世話になっているあおひーさんの写真展、「すくいとる」へ行ってきました。
これまでにモノクロ、カラーと、毎度趣向を変えて作品を発表されているあおひーさんですが、今回もまた先だってのGEISAI出品作シリーズなど、言わば変化を伺い知れる展示になっていたのではないでしょうか。その光に溶け合う色と景色は、例えば夏の日差しの元で見るような白昼夢を連想させるものがあるかもしれません。微睡みは穏やかでした。
言わば「シャープネス」(展示解説より引用。)な方向を追求するデジカメを用いながらも、あえて朧げで絵画的な作品を手がけられているのもあおひーさんの一貫した制作の視点です。
私としては上のGEISAI出品作に、その絵画的世界とは異なった、抽象の方向を予兆させる面があるような気もします。また被写体をストレートに受け止めるのではなく、そこで例えば人との出会いのような、つまりはモチーフと触れ合いつつも離れ合うような一種の揺らぎにも、大きな魅力が感じられました。
会場は小田急線経堂駅北口にほど近い「すずらん通り」の商店街内にあります。駅から5分とかかりません。なお会期中は無休であおひーさんも在廊されるそうです。
5月5日まで開催されています。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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先日はご来場いただきありがとうございました。
はろるどさんがあの和紙の4点に関心を示されていることがうれしかったです。
今回、かなり表現の幅を広げられたかと思いますが、まだまだ限界を設けずにいろいろな方向に伸ばせていけたらなあと目論んでおります。
こんばんは。こちらこそ先日はどうもありがとうございました。(+お疲れさまでした。)
和紙の雰囲気、何だかとても好きです。
展示スペースも「和」であわせたりするとさらに面白いかもしれませんね。
>いろいろな方向
期待してます!