3月に違うピアニストで同じウィーン歌曲を歌ったりします。
で、伴奏合わせが始まったわけですが、
人が違えばテンポも違うし、揺れ方も違う。
これ、私にとってシューベルトで違うふうに歌うのは難しいんですけど、
ウィーン歌曲だからなんでもありですので、
自分の雰囲気出しながらの、その人の雰囲気とコラボしていく感じが楽しいですね。
私も毎回違うんで・・・(ピアニストさんも大変だと思います。)
純粋クラシックのジャンルの中には、すでに私の声では難しい曲も多いです。
乙女の歌など、そろそろ歌いにくくなってます。(声もですが、見た目も?)
でも、10年前にはあまり実感がなかった「老い」を歌う曲が、
最近は、ぐっとくるものがあります。
あと10年たったらもっと実感できるのでしょうね。
自分の年齢とともに、その時間の流れを楽しめるのも、ウィーン歌曲のよさですね。