道ばたにチカラシバの穂が1つ伸びている。黒紫色の長い総苞毛がたくさん見える。
道ばたや林縁の草地でたくさんの穂を出していたチカラシバ。この時季、ほとんどのチカラシバの穂は枯れて白っぽくなっている。ここのチカラシバは草刈りされたようだ。葉と穂を刈り取られた後に、新たに穂を伸ばしたチカラシバ。とにかく、種を残そうとする植物たち。
川原の草地にキジバトがいる。
地面を見ながら歩いている。お食事中の様子。夏の頃、エノキの実を食べているキジバトを見た(8月23日の記事)。木の実や草の実などを食べるキジバト。この川原には草の実がたくさんありそう。その実を見つけて食べているキジバト。・・真剣な目つきのキジバトさん。
川原の草地でお食事中のキジバト。
そのキジバトにそっと近づいた。カメラおじさんに気づいてこちらを向いたキジバト。かわいい目をしている。・・特に逃げる様子もなく、また草地を歩き始めた。お食事のじゃまをしてごめんなさい。
道ばたにたくさんの落ち葉が積もっている。
その落ち葉の積もったところに緑の帯が見える。ヒメオドリコソウの葉が顔を出している。この道ばたには、ヨモギやヤエムグラと同じくらい、落ち葉の中で葉を開いている。ヨーロッパ原産の帰化植物。
ヒメオドリコソウの葉に近づいた。
やや厚みのある緑色の葉が並んでいる。葉の縁には丸みのある鋸歯が並んでい。葉には細かな毛が生えている。春になって茎を伸ばして花を咲かせるときには、葉の色が赤紫色になる(2月27日、3月11日、21日の記事)。