支流の岸辺にメリケンガヤツリが1株。
緑色の細長い葉をたくさん伸ばしている。そして葉の間に長い茎を伸ばしている。茎の先に葉のような形をした苞が横に伸びている。その苞の付け根から、球形の花序がいくつも出ている。
林縁の草地にホトトギスの茎が伸びている。
茎には先の細くなった葉が互生している。そして、その葉の付け根に花が咲いている。少し前にも、近くの林縁で見かけたホトトギス(11月12日の記事)。・・もうしばらく花を楽しませてくれそうなホトトギス。
ホトトギスの花に近づいた。
6枚の花被片が開いている。その花被片には紅紫色の斑点が目立つ。花被片の付け根のところには黄色い斑紋が見える。
花の中央に大きな雌しべ。柱頭が3裂して大きく開いている。3裂したそれそれの先はさらに2裂している。その大きな柱頭にも紅紫色の斑点がある。雄しべは、雌しべの柱頭の下にある。紫色の葯が見える。
林縁に葉のないムラサキシキブの枝が伸びている。
そのムラサキシキブの枝に紫色の実がパラパラと残っている。しばらく前に、他の林で実がびっしりとついているムラサキシキブを見た(10月28日の記事)。あの枝に比べるとずいぶんと少ない。・・鳥たちがごちそうになった? メジロやヒヨドリの声がする。