川原の方からツグミも飛んできた。
いつものいい姿勢で遠くを眺めていた。
いつものいい姿勢で遠くを眺めていた。
そんな水辺の石のところにハクセキレイがエサを探していた。
セグロセキレイによく似ているが、目の下、頬の部分が白い。
流れの中に石の姿が目立つようになった。この時期は水量が減る。
石の間を水が遠慮がちに流れている。
土手から川原に降りた。枯れ草が一面に広がる冬の景色。その中に小さな赤いものが見える。
近づいてみたらクコの実が２つ枝からぶら下がっていた。５０cmくらいの小さな木だ。色の少ないこの時期によく目立つ。
そのハリエンジュの向こうの青空に巻積雲が広がっていた。
冬は下層に層雲が出やすいのかややぼんやりした感じがする。
土手からムクドリが飛び立ってハリエンジュの枝にとまった。
高い枝でしばらくのんびりしていた。
遠くからはあまり目立たなかったが、近づいてみたらウグイスカグラの枝先にピンク色のものが見える。
ピンク色の花弁が開こうとしている。中には雄しべや雌しべのようなものも見える。もう少ししたらかわいい花でいっぱいになりそうだ。
遠目にもアカシデの枝先がにぎやかな感じになってきた。雄花の花穂がずいぶんと伸びてきた。
木によって花のたくさんついている木とそうでない木がある。
春を待つ木の芽が気になってきた。まず目についたのがクロモジ。
葉芽と花芽がはっきりとわかる形だ。丸い花芽が大きく膨らんでいる。今にもはじけそう。
秋に赤い実をたくさんつけていたガマズミの実が数えるほどになってしまった。
多くは鳥に食べられ、残った実も寒さでずいぶんと傷んでいる。
