雑木林の小さな花・・・オクノカンスゲ

　早春の雑木林で目立たないスゲの仲間の花が咲いている。
　林縁の枯れた薮の中で見つけたオクノカンスだ。
　葉の幅が広く、葉の断面はＭの字になる。

オクノカンスゲ

　こうして近づいてみると、きれいな白い花だ。
　林縁の枯れた草の中で輝いて見える。

芽吹き・・・エゴノキ

　エゴノキの冬芽は本当に小さい。枝にちょこんとくっついている感じだ。
　いま、あの小さな芽からりっぱな葉が開こうとしている。

芽吹き・・・ウワミズザクラ

　ウワミズザクラも葉を広げ始めた。
　遠くからでは、まだ枝が目立つ状態だが、こうして拡大してみるとしっかりしている。たくましさが感じられる。
　しばらく”芽吹き”を楽しんでみたい。

芽吹き・・・フサザクラ

　しばらく前に花の咲いていたフサザクラも芽吹いてきた。
　芽の付け根のところにある白っぽいものは雌しべの部分だ。

芽吹き・・・ヤマハンノキ

　すでに花が終わっているヤマハンノキも新芽が開いてきた。
　葉の近くにあるのは、２月に咲いていた雌花の部分だ。小さな実になっている。

林縁にタチツボスミレの花

　雑木林の林縁にタチツボスミレの花が咲き始めた。
　春の暖かい陽射しを浴びて、次々とつぼみを伸びてきている。

タチツボスミレの花

　正面から花だけをアップにしてみた。
　日光のよく当たるところで柔らかい花の色だ。

タチツボスミレの花の横顔

　タチツボスミレを横から撮ってみた。
　後ろに突き出ている”距”がある。
　子どもの頃、これを絡ませて”花ずもう”をして遊んだことを思い出す。
　いま思うとかわいそうなことをした。

早春のかわいい花、ウグイスカグラ

　早春の雑木林にピンク色のかわいい花が咲く。
　今年もウグイスカグラの花が咲き始めた。
　長く伸びた茎のところどころに花が集まって咲く。