ハキダメギクの小さな花に近づいた。
花の中心部には黄色い筒状花がたくさん見える。筒状花の先は浅く5裂している。そのまわりに、先が3裂した白い舌状花が5つ開いている。
ハキダメギクの筒状花は両性花、舌状花は雌性花で、両方とも実ができるとのこと。
花の咲いた後のハキダメギクに近づいた。
白い舌状花は萎れている。筒状花は、外側の花から実が熟している様子。冠毛が開いているのが見える。
外側の筒状花の花冠が落ちているので、内側の黄色い筒状花を横から見ることができる。筒になった花が開いている様子がよく見える。
支流の岸辺にススキがいくつも茎を伸ばしている。
そのススキがすっかり枯れている様子。茎の先にはふわふわになった穂が風に揺れている。多年草のススキ。茎は枯れても、根茎で冬を越し、春には新しい茎を伸ばす。