大きな流れの横に地層の出ているところがある。あまり硬くない砂岩の層のようだ。地層が削られて小さな流れも見える。
大雨などで増水した時には、川底になるところ。ところどころに丸く凹んだところが見える。川の流れでできたポットホールだ。写真の左と下に石の入っているのがくぼみが見える。ここが増水して川底になると、水の流れで石が回転してまわりの岩石を削る。そうしてポットホールができる。
ふだんは流れの外に出ているので、コケなどが生えている。
川原から２メートルくらい下の水辺に降りた。
水辺を歩いていたら、川原の地層が見えた。川原が削られて崖のようになっている。小石のたくさん入っている層にはさまれて泥だけの層がある。
大水で川原に堆積したたくさんの石。
その中にコンクリートの破片がたくさん見える。どこかのコンクリート壁が壊されて流されてきた？
川原を歩いていたら白い泥岩の塊。
大水で流されて来たらしい。ひび割れが入っているので割ってみた。中に植物の化石らしいものが入っていた。
流れから上がって来る少年がいた。
手には、大きな貝の化石が。さっそく撮らせてもらった。やはり化石の採集をしているということだった。このあたりの川底からは、貝化石や生痕化石が出る。もう少し上流に行くと、メタセコイアの化石が出る。
少し下流の橋の下を見ると，流れは急だ。
砂利はなく、河床の凝灰岩の地層が見える。そこにいくつかの穴があいている。小さな石が削って作ったポットホールだ。
その川原に黒いものがたくさんあった。
メタセコイアの化石だ。写真のものは、太さ30cm位の幹がそのまま化石になっているようだ。
川原に降りてみた。握りこぶしくらいの砂層のかたまりがあった。この前見つけたものと同じもののようだ。
早速割ってみたら小さな貝の化石が出てきた。上流に貝化石のいっぱい入った層がある！
