よねの備忘録

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苦労が多い「白チャート」

2009-06-01 18:19:55 | 公立校の学習法・過去記事
高校数学の最も有名な参考書「チャート式」。
レベルは、赤>青>黄>白の順です。

初学者は、「白チャート」に手を出しがちなのですが、
危険です。

「白」チャートは、ゼロからの本では、ないのです。
その単元の公式等のまとめが、章のはじめに載っていますが、
ここが大事なんですね。

実は、市販の参考書で、「ゼロから」という本は意外なほど、ないのです。
文英堂の「これでわかる」かマセマ社の「はじめから」の2つぐらいですか。

2つめの白チャートの問題点は、初級としては、
ずいぶん面倒な問題が含まれていることです。
青チャートの前半と重複する問題がかなりあります。
「白チャート」にいきなりチャレンジする=「青チャート」にチャレンジする。
そのぐらいの苦労をします。
_______________________________

対策ですが、まず、検定教科書を重視してください。
理解できないなら、先生に聞く、ネット塾、「これでわかる」、
「はじめからマセマ」等を補助に使ってください。

教科書って、章末問題になると、大学の二次の一歩手前レベルです。
かなりのものなんですよ。
ただし、教科書は、解法パターンを全て網羅してないので、
ここで参考書の登場です。

「シグマ・トライ」がベストですが、「黄チャート」も悪くありません。

この上の参考書は「合格マセマ」。
ここで「旧・帝国大」レベルです。
________________________________

気をつけなくてはいけないのは、

1.計算力を軽視することなかれ
    数学の基礎力=解法パターン+計算力であり、車の両輪です。
    傍用問題集のA問題をたっぷり解きましょう。
2.復習が大事
    解法が間違ったり、計算ミスしたら、
    その場でやる、ひと段落したらやる、翌朝やる。いずれかを選びましょう。
    1週間以内に3回は復習するように。
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