屋根を打つ 雨脚激し 熱戦の 阪神 vs. 巨人 BS障害
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【低木樹の旅 黄梅】
オウバイ(黄梅)とはモクセイ科の植物の
一種。学名Jasminum nudiflorum。ジャスミン
(ソケイ属)の仲間であるが、花に香りは
ほとんどない。種小名は「裸花の」、つまり
花が無毛であることにちなむ。中国原産の
落葉性半つる性低木で、日本では江戸時代
に導入された。花期は3~4月で梅に似た黄
色の高杯形の花を咲かせる。花期には葉は
出ていない。枝はツル性で垂れ下がるので
傾斜地に植栽すると形になりやすいが、平
地に植栽する場合には支柱が必要である。
石組の間などに植え、小さく刈り込んで栽
培する。
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み吉野の山べにさける桜花雪かとのみぞあやまたれける
紀 友則
「吉野は木ばっかりや」と今は老ホームに
入所している痴呆を患っている叔母と最後
になるだろうと実母と三人で宿泊した時の
ため息交じりの言葉が残っている。大淀町
増口でかっては明治天皇が休憩したという
八代続いた庄屋の分家の長女として生まれ
育った彼女ではあるが、鬱蒼と茂る吉野は
厭だったのか大阪の工務店の長男に嫁ぐ。
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よきひとのよしとよくみて、よしといひし、
よしのよくみよ、よきひとよくみつ
大海人皇子
かへらじと かねて思へば梓弓 なき数にいる 名をぞとどむる
楠木正行
その次女が嫁いだ従兄弟のはいまも元気で
製材所を経営しているものの、バブル以降
は外材輸入の影響や過疎化で町全体衰退し
たままでいる。山林を購入し木材生産する
ことなどまるっきと言って意欲を失ってい
る。その意味で言えば農地放棄と同様に山
林放棄すれば国としての管理責任に伴う維
持費は膨張するばかりだと思われる。その
意味で農地の地主は「地守り」であり山林
の地主は「山守り」であり、嫌われものの
補助金、バラマキ政策がなければそれも維
持できなくなり防災上の危険性も膨張する。
その意味でもう一度森林を構成する樹木を
観察するバーチャルな旅を『ローイングの
旅』(いまは岐阜の中山道で停滞している
が)と同様に始めてみようと思い立つ。
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あさぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪
坂上是則
各地で集中豪雨の被害が発生する中「阪神
×巨人」戦を観戦していると時折、画面が
表示しなくなったり乱れたり放送障害が起
きる。アナログ時代だと画面が流れるので
画質が一時的に悪くなっても蓋然性をたよ
り自然な画像がイメージできるが、デジタ
ルとなるとノイズがモザイク状となり現れ
蓋然性がなくなりイメージ形成しづらくな
るのだ。地球環境問題がこんな風に身近に
なるのだとため息を歌に描く。
吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき
静御前
願はくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃
西行
※美しい日本の歩きたくなるみち500選
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【米を直接製パンする】
三洋電機(佐野精一郎社長)は、7月13日、
世界で初めて米からパンを作ることができ
るホームべーカリー「SPM-RB1000」を発
表した。愛称「GOPAN(ゴパン)」とし
て10月8日の「お米の日」に発売する。価
格はオープンで、実勢価格は5万円前後の
見込みという。
【符号の説明】
1 自動製パン器 10 本体 11 焼成室 18 制御部 20 蓋
30 パン容器 40 加熱装置 50 具材収納部 53 具材容器
54 開口部 55 底板 60 ロック装置 70 ロック解除装置
米粉からパンを作ることができるホームベ
ーカリーはすでに発売しているが、米粉は
小麦よりも高価であることや、流通ルート
が限定的で認知度も低いなどの問題があっ
た。同社は、家庭のお米を使って、炊飯器
でご飯を炊くように、ボタン一つで家庭で
お米からパンを作ることができるホームベ
ーカリーを開発。水に漬けて柔らかくした
米をペースト状にする独自技術「米ペース
ト製法」を経て、生地をこねることで“米
パン”を作ることが可能になったという。
穀物デンプンのアルファ化ができればグル
テンの特性代用が可能となることはここで
ブログしたが(『開示性の論理とアルファ
化』)、欲を言えば1台で炊飯器と兼用で
きれば有り難い話だが、家庭で米パンを作
ることができるだけでも面白いが買って来
た米パンを食べる方が現実的だろうね。こ
れでまた食料自給率を上げる技術が1つ揃
ったということで良しとしよう。
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【2010年宮崎県口蹄疫禍】
政府と宮崎県が「種牛の処分」を巡って確
執している。リスク評価で県側の主張する
特例処置も執れそうだが、同業者内の疫学
的処置の公平性を巡る議論や、法的防疫処
置の全面解除遅延のリスクがどの程度にな
るのかも見当がつかない。そこで、考えら
れることは「種牛防疫環境システム」に関
わる法的側面の構想だ。要は一時的な隔離
処置に関わるバイオハザードの法規制(閾
値発布)とその設備施設の基準発布という
ことになる。法規制対象指定→口蹄疫発生
→種牛等の隔離→経過観察→隔離解除の一
連の流れの参考に『2010年宮崎県口蹄疫禍』
を役立てることができるはず。ここまでき
て「転んだら立ちなはれ」という松下幸之
助の言葉が浮かんだ。
※「法規制対象指定」とは疫学予防上の対
象生物種とその属性の定義、隔離施設の配
置と規模を定めたもの(仮)。
WHO
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