さんぽ道から

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前提は長期投資でしょう

2016-08-09 06:04:50 | be short


日銀のETF買い対策が功を奏しているのか、米国7月の雇用統計が良かったのか、日経平均株価はまた16000円台半ばまで戻ってきた。今は買い時?

非常に大雑把な言い方だが、年間の株式相場の動きには、1月は下げ、2~4月は上げ、5~8月は下げ、9月に上げ、10~11月は下げ、12月は上げる波があるといわれている。過去10年間の推移から、8月の盆前は1~11月の中ほどの株価を示し、年末相場は12月次第といえるという。

この3~4年の8月9日前後の日経平均は、2013年は13600円/2014年は14800円/2015年は20800円/2016年は16600円で、2015年を異常値とし、除くと、年々1000円づつ上がってきた勘定になる。あまり不自然な値動きではないようだ。

今の不自然さといえば、たぶん日銀のETF買いのせいでしょう。

円高水準にかかわらず、日本も含めた世界的な景気(除く米国)は下降傾向というのに、輸出関連や景気敏感株が買われ、為替や景気変動に強いはずの内需関連株が売られている。

不安定な世界情勢から、急な株価の変動はあるでしょうが、落ち着いた価格帯での長期投資という点からは、この盆明けと11月末は買い時かも。好業績の食品、薬品、電鉄、通信、建設の中に拾い物がありそうな気がします。

調べるだけでも損はないでしょう…
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