さんぽ道から

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処分場と埋設地なくしては原発ゼロ…

2013-11-14 18:35:50 | ダイアリー
小泉元首相が 原発ゼロを安倍首相に迫っている。 理由は、使用済み核燃料の処理方法が見つからない以上、これ以上使用済み核燃料を出さない方がよいとする 簡単な論拠から。

使用済み核燃料は昔、米ロは、直接地中や海底に投棄していたが 今は禁止されている。現在は、処理場で、高い放射性物質と低いものとに分け、高いものはガラスで覆い地中深く貯蔵(地下300mで数万年保管)/低いものはコンクリートでまとめられ地中(地下100mに数百年保管)に保管するのが適当と考えられている。

日本は、処理場を青森県六ケ所村に建設したがトラブル続きで動いていない。処分場から出る放射性物質の埋設を 高知県東洋町に計画したが 反対運動で頓挫していて、現在 使用済み核燃料処理と処理済み物質の保管場所がないまま、原発の動かしている。

原発を再稼働しなければ(自然エネルギーは高コストで)主に化石燃料による発電に頼らざるを得なく、電気代 ↑ で 経済競争力 ↓ で 温暖化対応は困難となる。 原発を再稼働させれば核のゴミ処理という解決策のない)課題を子供たちに先送りすることになる。

どっちもどっちだが、原発再稼働も 原発ゼロも、処分場の稼働と埋設場所の確保は必須なこと。小泉さん 原発ゼロの訴えを 処分場と埋設場の必要性に変えてみたらどうだろう…
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