さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

5月中14

2011-05-15 09:51:13 | 時の花
この薔薇
開花したものの
危ないっと
首を引っ込めたようにも見えませんか?

危ないっといえば
先週金曜日の枝野官房長官の発言

東電に対する融資は原発事故のリスクを考えたうえでなされたとみるのが自然だから
間接的に金融機関は震災前の債権を放棄して欲しいといった.....

先ず
東電は民間だから経営が立ち行かなくなったらつぶれるのが普通だが
何故つぶさない
つぶれないとしたのだろうか?

事故当初菅首相がつぶれるぞと東電に怒鳴ったいきさつからすると方針転換?
つぶれると優先的に清算金を受け取る社債残高が5兆円以上で金融機関に優位だから?
GMやシティのように大きすぎて+公共色が強くてつぶせない?
電力各社や国がお金を出す新機構案で東電の資金繰りは出来る?
としたのだろうか
よく分からないことばかり

しかもこの発言で
政府は金融機関へ東電への緊急融資を要請しておきながら
今まで分はチャラと言い出したことで
金融機関からの信用を落とし
金融機関の東電への貸付額と東電債の格下げリスクが増し
資本市場からの信用を落とした

枝野さん
国民はよく知ってます
説明不足で役不足すね.....

東電の賠償額と設備修復関係費用は10兆円ともいわれる一方
震災前の東電の有利子負債は7.5兆円
すべてチャラにすれば
算数的には
東電は5年ほどで元に戻ると
分かりやすいが
程度によっては
今後
民間からの
電力会社への
資本の貸し手はいなくなり
社債も買い手はいなくなり
日本は次第に暗くなる?

公的資本も
今回の震災で
国債の発行残高が限界に近付き
金利は上がり始め電力会社も借りにくくなる

今後
日本が
どの程暗くなるのか
菅さんもう少し東電救済?の中身を説明してほしい

さもないと
少なくとも外国資本は早々に日本を放棄する.....
コメント