さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ビクトリア7月

2006-07-28 17:38:57 | ポストカード
お元気ですか
滞在しているビクトリア市の中心街の公園で見つけた花壇です カラーフルな取り合わせに惹かれました 好いでしょう。

ビクトリア市はバンクーバー島の南端にあり、人口は35万人程でブリティッシュ・コロンビヤ州の州都です 英国ビクトリア女王に因んでつけた地名からも分かるように 二階建てバスが走り、クリケットが盛んで、アフタヌーン・ティーの習慣が残っている英国色の強い街ですが、降雨量はバンクーバーの半分以下と少なく明るい街です。

中国人、印度人移民も結構、街中のお店屋さんで、見かけます 欧豪州からのみならず他大陸からの移民にも寛容なカナダ このカラーフルさも街を明るくしているように感じました。
ではまた
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ブッチャート・ガーデンズ7月

2006-07-28 09:11:12 | ポストカード
お元気ですか
今日はバンクーバーからフェリーに乗ってバンクーバー島のブッチャート・ガーデンズを見て来ました どこの家庭にでも植えられている草花のガーデンでしたが、どの花も生き生きしていて、見学者に生気を発散していました 貴殿の言う通り、毎年来てもいいところと思いました。

ブッチャート・ガーデンズは、夫のセメント工場の石灰岩採掘跡地に、夫人が「空き地のままではもったいない」と花を植え始めたのがはじまりで、1904年来、年々拡大し、20haもの庭となったものです 見晴らしのよい庭、数多くの品種が植えられている薔薇園、太鼓橋の日本庭園、パティオ風のイタリア庭園などのセクションもあり、見学者を飽きさせない工夫もありましたが、特徴はなんと言っても、花々の彩りが鮮やかで豊かである点と花壇が概して街角の一般家庭で見られるもののようで親近感を感じさせるところですね。

ブッチャート・ガーデンズは、総勢150人程の方で庭を手入れしていますがその3分の2はこの地域のボランティアの方だそうです。「何故こんなに多くのボランティアが集るのだろうか?」 年間100万人近い見学者の莫大な入場料利益の殆どを地域社会の子供たちへの育英活動や社会奉仕活動資金に寄付しているといいます。この寄付に応えるかたちで、ブッチャートガーデンズの手助けに人々が集るのだそうです。ブッチャート・ガーデンズのすばらしいところ、家庭的な雰囲気、気持ちのこもった草花の手入れは運営者とここに働く方々の心が支えていたのですね。お金の流れというより、心の流れに感動した観光でした。

ビクトリア市は、今、至るところで花が咲き乱れています ガーデン・シティという表現の方がぴったりです 本当に素敵なところでした。
ではまた
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