理解できない

昨日、子供たちは、例の「中学生レスキュー隊」の発足式に行ってきた。
あの炎天下、訓練などを行ったそうだが、途中で、光化学スモッグ注意報が出て、最後まではできなかったそうである。
訓練に先立って、前日、副校長先生から呼び出しがあった。
何事か！と思ったが、なんと、お揃いのTシャツを行政が作ったそうで、それを渡すため（当日、着てこいということだった）と、当日のスケジュール確認だった。
Tシャツはワンサイズ、大人物（メンズである）のMのみ、アメリカンサイズのようで、電車男でも大きい感じなので、ぴかこに至っては、Tシャツが歩いているようになってしまった。
これも、皆様方の税金で作っているんだろうに、こんなもん必要か？？と、現物を前に、考え込んでしまったcoconutであった。
当然、coconut家だって、ちゃんと税金納めてるから、うちの文字通り「血税」からも支出されているのかと思うと、複雑な心境だった。
しかも・・というか、行政のやることだから、予想はできることだけど、そのTシャツのダサイこと・・・　　
これを着て外を歩くのか？と、お年頃の子供たち、眉を寄せていた。
暑いので、Gパン以外の長ズボンを穿いてくるように言われたのと、軍手、水筒を持っていくように言われ、子供たちは、その「素晴らしい支給のTシャツ」とジャージのズボンで出かけていった。
暑かったので、水筒は、８００ｍｌ入るのを各々持たせ、それ以外に電車男の方に１．５リットルはいる大きい水筒を持たせ、喧嘩しないで飲みなさいよと出したのだが、帰ってきたときには、すべての水筒が空になっていた。
昼食は、「非常食」の炊き出し用のカレーだったそうで、
「給食と同じくらい不味かった。」
そうである（笑）
新潟の地震の時に、備蓄していた非常食をすべて小千谷市に持って行ってしまった関係で、行政の方には、備蓄の食糧がなくなっていたらしいのだが、さすがにこれではいけないと思ったのか、また、揃えだしているようである。
以前は、備蓄の食糧といったら、「五目ご飯」のみだったように記憶してるが、カレーをメニューにしたのか・・と思った。
しかし、子供たちには不評だったようだが・・

といったような感じで、「訓練」を一日かけてしたようだが、子供たちにはちゃんとその意味が伝わったのかはかなり疑問である。
特に、ぴかこのほうなんかは、幼稚園の同級生に会ったそうで、きゃ～きゃ～騒いで終わったような話をしていた。
９月４日に、行政をあげて「防災訓練」をするそうで、そのときは、「中学生レスキュー隊員」は、率先して見本を示さなきゃならないそうだが、大丈夫なんかいな？と疑問に思った。
その当日は、「自衛隊の防災ヘリ」がやってくる！そうなのだが、子供から聞いただけのへそ曲がりなcoconutは、そんなもの、どこに降ろすのか、呼んでどうするのか？とか、そういった方向に頭が働いてしまうんだよね～。
またまた、行政の長の目立ちたがりのパフォーマンスにしか思えない。
最近、教科書問題やアスベスト問題、いろんなことで、テレビ等への露出が多い、我らが行政の長「下半身暴れん坊将軍」の考えることは、一納税者の立場としては、到底理解できないのである。
もしかしたら、防災ヘリを呼んだことで、またまたマスコミももれなくついてきて、彼の脂ギッシュな顔をテレビで見ることになるのかもしれない。
国政など、「上を狙う布石」のようにしか思えないcoconutは、やっぱへそ曲がりかもしれないが、子供たちをダシに使われるのだけは御免被りたい！