coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

想いの行方

2011-04-07 22:48:26 | 雑感


今日も暖かかったけど、花粉は絶好調
桜も、一気に開花してきたようで、春満開である。



情報混乱で転戦・待機…救急活動わずか90分 兵庫県隊(朝日新聞) - goo ニュース

地震から、すでに4週間が経とうとしてるけど、まだまだ死者行方不明者の総数が見えてこない。
そんな中、こういった話を聞くと、やりきれない想いがする。
現地へ向かった当事者の兵庫県隊の無念は、いかばかりであろう。
地震からかなり経って救出された祖母と孫の例もあったわけだし、活動できていたら、もしかしたら救えた命もあったかもしれない。

民主党政権下の大災害だったことを悔やむしかないのか・・・と思うよね。
菅直人が・・・という話ではないと思う。
代表選前に、あれだけ言いたい放題言っていた小沢のいっちゃん、影も形もない。
役にないから・・・というんだったら、それこそお門違いだよね。
役職にあろうがなかろうが、こういうときに、どれだけ存在感を出せるかが、政治家としての存在意義だと思う。
週刊誌にあるように、被災地スルーして選挙区に向かったとしたら、政治家というか、人間失格である。

それから、芸能界、スポーツ界、海外セレブなど、多額の義援金が集まってる。
ジャッキー・チェンとか、孫正義とか、好き嫌いは別として、あっぱれな人も大勢いる。
そんな、ものすごい金額は出来ないとしても、たくさんの人が、想いを込めた募金をして、少しでも、被災者のお役に立てればと思っている。
でも、報道なんかを見てると、集まった食料なんかを、「公平に分けるために考えてる」からと、山積みされた食料が、誰の口にも入らない状態が続いていたりしていた・・・なんて話を聞くと、やはり疑問に思ってしまう。
公平に分けることは当然必要だろうけど、お腹を空かせてるのは、みんな一緒だろうけど、子供やお年寄りの口にとりあえず入れてあげることはできなかったのだろうかって思うよね。
もちろん、そうじゃない避難所だってあっただろうけど、杓子定規な対応がいいとは限らないわけだし、臨機応変にやってもらいたいと思うよね。

今日、見たテレビでも、山のような古着ばかり集まってるけど、新品の洋服がない、下着がないと言っていた。
若い女の子だったら、化粧品も欲しいだろう。
この、ネット社会、どうにかして、必要とされてるものが手元に届くような掲示板とか、そういったなんかが出来ないもんだろうか。

それから、義援金にしても、中長期的に支援は必要だけど、今、必要なお金もあるはずで、せっかくのいろんな人の想いが、どういった形で使われているのか、使おうとしているのか、募金した側にはわからないのは残念な話である。
coconutやぴかこも、ある程度まとまった額(たいしたことはないけど・・・)を募金して、その後、スーパーやコンビニ、ファストフード店にある募金箱を見ると、100円、200円と募金してるけど、入れながらも、
「これが、ちゃんと被災者の元に届いてるんだろうか・・・」
と考えることはあるよね。
お金の流れが見えていて、自分の募金がちゃんと有効に使われてるというのが確認できれば、募金をするのに躊躇することもなくなるであろう。
みんなの想いが、ちゃんと目に見える形で有効に使われることを願うのみである。