蛇の道は蛇

昨日は、実家にご機嫌伺いに行ってきた。
弟夫婦も来る予定だったけど、娘が吐いたとやらで来なかった。
電車男は、なにやら目的があったようで、実家の母に
「お昼ご飯、早くしてね！」
と電話してあったらしく、向こうについて昼ご飯を食べると、さっさとどこかに行ってしまった。
ぴかこは持って行ったゲーム（任天堂DS「動物の森」）に夢中、旦那はさっさと昼寝の体制にはいる。
そんなこんなで、「正月の挨拶」なんて、堅苦しいことは一切ないままだったけど、子供たちの顔を見られただけで、じ～さまは満足したようだった。
ただ、確かに、年々衰えは隠せないようで、本人も、先行きに不安を持っているらしく、夕方になって「外出先」から帰ってきた電車男に、いつまで生きているかわからない・・というような弱音を吐いて、電車男を多いに不安に陥れた。
coconutに対しても、
「お前には十分なことをしてやれなくて済まなかったと思っている。」
と、何回も何回も言っていた。
確かに、昔、うちは特上の貧乏で（今だって、「裕福」とは言えないけどさ～～・・自爆）、衣食住、すべてに質素であったし、人生において、塾だの家庭教師だの、学校以外の勉学の場とは無縁だったけど、別にそれに対して親に不満を持ったこともなかったし、自分を不幸だと思ったことはない。
ただ、今、電車男やぴかこを塾に通わせたり、coconutが必至にやっているのを見て、じ～さんは自責の念に駆られているらしい。
こうやって、弱音を吐かれると、本当に困ってしまう。
も少し、元気で矍鑠とした老人であってほしい・・・


ところで・・・・
電車男、どこへ「外出」していたかというと、場所は知らないけど、ど～せ「電車」を見に行っていたに決まっている。
寸暇を惜しんで勉強するならいざ知らず、寸暇を惜しんで電車を見に行くその姿勢、coconutの額には、ちびまる子ちゃんのごとく、縦筋が入ってしまうのであった。
まあ、それが「明日の勉強への活力」になってくれるんならいざ知らず、そうでなかったら、本当に怒っちゃうよぉ～～！！
でまあ、それはおいといて、うちに帰ってきて、早速PCチェックしていた電車男、
「おおおおっっ！！！」
と、奇声を上げた。
何事か？？と聞いてみると、
「見て！見て！！見て！！！見て！！！！」
「？？？？？？？」
指さす方を眺めると、
「げげげ？？？」
PCの画面には、見知った後ろ姿が・・・・
「なんじゃ、こりゃ？？？」
coconutも、思わず奇声を上げてしまった。
とある、電車オタク系の方のHPらしいのだが、そこにうつるは電車男と、電車友達の後ろ姿・・・
およその方のHPなので、勝手に画像を貼れませんので・・・・

http://keikyu.cool.ne.jp/news/news/2006_01/03_01_photo_toei_5300_01.html

電車に近い側が電車男、その隣がお友達の「ヨネスケくん」である
リュックを背負って、片手にカメラ、片手に携帯で電車を撮影してるその姿は、紛れもなくオ・タ・ク・・・
蛇の道は蛇・・というか、オタクが狙うのは同じトコなのね～～！！というのがよくわかった出来事であった。

昨日の帰り、電車の中に「アキバ系のオタク」がいた。
ただ、テレビのイメージ（爆）の、「眼鏡にリュック」ではなく、見た目はふつ～の若者であった。
ぴかこはたまたま隣に座ってしまったのだが、しまった！！と思ったけど、他に空いてる席はなく、鬱なまま座っていたらしい。
前に立っているcoconutに何回もメールをして、
「隣は、ヲタクだぁ～～！！」
「話の内容がキモイ！！」
「なんとなく臭いんですけど・・・」
などなど・・・
「席を立てば？？」
と返事をしてみたけど、興味半分で、座って聞き耳を立てていたらしい。
電車から降りた途端、
「メード喫茶の話していた。」
とか、俄然、喋る！喋る！！
それに比べたら、スバラシイ趣味だわ、電車オタク・・・・と、思わなきゃいけないわよね。

追伸：seraphimの兄貴んとこの、ジャイアンくん、コザルちゃん、任天堂DSにはまっているらしい。
そこで、自慢してしまうけど（爆）、coconut、「脳を鍛える・・」では、脳年齢は２０歳（夏に、風呂場工事の時に、陣中見舞いに来てくれたigu-iguは・・・・以下、自粛・・・爆）、「やわらか頭塾」では「coconut６段」である！！
えっへん！！！
でも、実生活のcoconut、物忘れは激しいし、ボケもヒドイ・・・
あのゲームの成績＝本当の脳の柔軟性ではないことは、coconutが身をもって証明しているのであった。