函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
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憲法改正前進内閣

2020年09月07日 08時13分52秒 | えいこう語る

▼我が国の核のゴミ処理問題。歴代の経産大臣は、先送りをしたため溢れかえってしまった。だがこの問題、処理しなければ国際問題になる。なぜかと言えば、核のゴミは「原子爆弾」の材料となるからだ。

▼現在の科学技術では、地下埋設処理しかないだろう。そうなれば候補地は、広大な大地北海道しかないというのが、私の一貫した考えだ。

▼我が国で唯一の地下埋設研究所は、北海道幌延町に2001年からある。施設の研究期限が切れても、知事は昨年延期を許可している。

▼ここに知事の、埋設地は北海道しかないという覚悟をみる。ところが、このコロナ禍に、泊原発に近い寿都町が、調査に声を上げた。

▼財政難の町長は、調査研究の受け入れだけで、多額の交付金が入るため、手を上げたようだ。国もあくまで調査研究だけで、最終的な判断は住民がダメと判断したら、そこで終了という。

▼調査は最長20年に及ぶようだ。それまで多額の交付金で生活した住民は、受け入れを拒まないだろう。国はそれを見越している。

▼国としては幌延町のほかに、候補地をたくさん確保する計画だろう。そのうちどこかが、手を上げると読んでいるからだ。

▼「町長と知事と国」の【三つ巴作戦】が、高額な交付金を用意し【北海道核のゴミ地下埋設処分所設置計画】が新たにスタートとした。

▼知事は「道・核ゴミ反対条例」を盾に、反対を表明しているが、経産省はあくまでも国と自治体との話し合いで、進めるとしている。道を無視という感じだ。

▼知事も腰が弱い?。核のゴミ問題は国策なので、国に指導をしてもらいたいなどと、道民を煙に巻く曖昧な発言をしている。

▼次期総理候補の菅官房長官と知事は同じ法大出身で、昨年の知事選に38歳の若さで当選したのは、菅の力だというのは道民は納得している。それも圧勝で、弱体野党候補を一蹴した。

▼原子力力担当の経産大臣が、日本初の東海村原発に力を注いだ、梶山静六の長男弘志だ。日大法学部卒業後、元「動力炉核燃料開発事業団」に入職している。

▼父親が将来の政治後継者として、原子力のエキスパートになれと、入社を薦めたに違いない。弘志は知識と経験の下に、難題の核ゴミ処理に大手をかけるつもりだろう。

▼「菅義偉・梶山弘志・鈴木直道」この【SKSトリオ】が、北海道の大地に核のゴミを埋めるに違いない。S=素早く・K=必ず・S=捨てる、だ。

▼核のゴミ地下埋設処分場が出来れば、安心して原発再稼働を進めるだろう。福島原発事故など、国民も忘れかけているからだ。原発の最終目的は「原子爆弾」の所有にある。

▼我が国が憲法を改正し軍隊を持つならば、最強の武器「核爆弾」は、イージス・アショアよりF35Bより、必須アイテムだからだ。

▼「核爆弾」不保持の軍隊は「無能な軍隊」といってもいい。そんな軍隊を、憲法改正までして作る意味はない。最強の軍隊には「核爆弾」は切り離せないからだ。

▼菅は総理になったら「憲法改正」を進めるという。そうであれば、核のゴミの処分は真っ先に処理しなければならない。それは高支持率がある、総理就任直後に行われなければならないからだ。

▼死んだふりをしても総理の座を射止める、策士・菅。父親譲りの武闘派・梶原。北海道の若きボクサー・鈴木(ボクシング経験者で、若いが打たれ強い)。さらに、地方自治体の策士、寿都町長の片岡。

▼これら4者が、一見不協和音と見せかけているが、優雅な「♪核のゴミ協奏曲」を、北海道の広大な大地に響かせる可能性は大だ。

▼かつて、野党の北海道知事・横路は、ポスターで指揮棒を持ち、広大な大地に美しいハーモニーを奏でようとした。

▼だが、その後の野党の脆弱ぶりが、富山県出身の自民党のはるみ知事に4選を与えた。さらに存在すら怪しまれる北海道や党派は、38歳の自民党推薦の鈴木に、圧勝を許した。

▼北海道野党の軟弱化は、ついに核のゴミの処分場にまで行きついたようだ。溢れかえる核のゴミは、いずれは処分しなければならないという、国民のコンセンサスはできている。

▼後は、支持率向上気味の策士・菅の一声を待つのみだ。核のゴミ処分場の決定が「憲法改正9条」への、ステップになることは間違いない。

▼そこで、今回の菅内閣を【憲法改正前進内閣】と、命名したい。

▼さらにアイヌ語の復習をしておきたい。ウポポイ=大勢で歌う。アイヌ・モシリ=人間が住む静かな大地(北海道のこと)だ。

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