勤め人を辞して1年余りの間は、それまでのライフスタイルを堅持すべく
日々テーマを自分に課し、そのスケジュールを熟すことに傾注してました。
然しいつまでも現役の生き方を続けてよいものだろうかと思うようになり、
与えられた事案を我武者羅に全うさせなければならないというものでなく、
引退後の余生は余生なりの思考に基づく行き様があればよいのではないか
ふとそんなことを考え思うようになった時、何だか肩の荷が少し軽くなり、
スマホに記入したスケジュールをリセットして、気儘な生き方をチョイス。
伴犬ムサシと朝夕の散歩に出掛け、午前はcaféで寛ぎ、帰宅後少し庭仕事、
自ら出来ることは能動的に行い、偶に友人知人と語らうことをよしとする。
唯老後の暮らしを維持するだけの体力温存と惚けない為の新しき発見とに
心を傾け、己の身の丈に合った程々の日常を送ればとの思いに至りました。
余生とは、、、年をとり職を退いてから送る生活。残されている人生。
唐・白居易
儻し秩滿ちてより以來、以て自らぐることを得ば、餘生、老をふるまで、
願はくは斯に託せん。今にり、息方に始まる。