cheeze_art's blog

The life as the diehard

ムカゴ(零余子)飯

2010-07-31 12:35:47 | あるがまま(Nature)


裏庭に山芋が蔓延り、伸びた葉裏には沢山ムカゴが付いていました。

一粒一粒毟り笊に集め、僅かに塩気を効かせて、ご飯と共に炊き込む。

山芋の香とコクが凝縮されたムカゴ飯の食感は、何故かしら懐かしい。

      

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稲作の収穫期

2010-07-30 13:45:39 | 百姓ごと(Agriculture)


今週初めより当該地区の稲刈りが始まりました。

10㎞程離れた知人宅でも、雨上がりの今日が稲刈りです。

早朝から始めて、乗込み口と角地は手で刈り、後は機械作業。

刈り取った後の田圃は、空き地となり、秋の景色となります。

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噪音に逆上せる

2010-07-29 16:18:16 | あるがまま(Nature)
明け方まで続いた激しい雨は、通勤時には小康状態となり、
午前9時を過ぎた辺りでは、西方から青空が覗き始めました。

雨上がり日射しが戻ると、街路の彼方此方で蝉が啼き始め、
早朝から日中、夕方過ぎまで、兎に角混声合唱が続きます。

この時期は蝉の種が沢山現れ、最も活発になるのでしょう。

クマゼミ、アブラゼミやツクツクボウシ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、
その濁った噪音のせいか、夏が余計暑く感じられるようです。



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戻り梅雨(return rainy season)

2010-07-28 14:25:30 | 戯言記(miscellaneous thoughts)
曇り空と時折強く降る雨...蒸し蒸し暑い。

今日は戻り梅雨のような天気だ。

庭先の額紫陽花...鮮やかな色を失っている。



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苦瓜

2010-07-27 15:11:44 | 戯言記(miscellaneous thoughts)


夏休みとなり、其処此処で子供を見掛けるようになった。

公園では虫取り網を手に、路では自転車が隊列を組み、
海岸では釣り糸を垂らし、校庭へ集まり遊び回っている。

植えた苦瓜が、蔓を伸ばし葉を茂らせ、二つ実を付けた。

耳鳴りの如く油蝉が啼き、辻々に小人達の影法師を認め、
堤防には麦藁帽子が並び、校庭の喚声は日暮れまで続く。

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亜熱帯夜への想い

2010-07-26 10:10:55 | 虎落り言(Mogari-talk)
...ビルの中では仕事の効率を考え、エアコンをフル稼働。

近頃はどこの町のどこの建物でも窓を開け放つことが少ない。
それは人が大勢集まるところ、暮らしの住処など多くがそうだ。
もちろん街中を移動する車も窓を閉め切り、エアコンフル稼働。

現代はビルの屋上、アスファルト道路、堤防のコンクリートなど、
気密と遮熱に特化した空間による蓄熱的閉塞空間に囲まれ、
大気には二酸化炭素が充ち、熱効率が非常に悪くなっている。

夜も昼も電気とガスとガソリンなどのエネルギーを消費し続け、
この星を痩せ衰えさせ、やがてくる枯渇にも怠慢であり続ける。



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歯痒きこと(revolution in the mind)

2010-07-25 13:45:33 | 虎落り言(Mogari-talk)
歯痒きこと...せっかく確立され安定維持していることが蝕まれるとき。

歯痒きこと...一つの存在理由を否定されたり、干渉されたりするとき。

歯痒きこと...コーポラティズム下での立案・運営・調整が歪んだとき。

歯痒きこと...権威主義に頼り追従することが社会正義だと感じるとき。

歯痒きこと...政治・民族・思想・宗教などイデオロギーの殻を知るとき。

歯痒きこと...第一義に人間であること、第二義以下も人間であること。

歯痒きこと...世界を支配するものは人間であり、それが許されること。

歯痒きこと...人間の思考枠が総てであり、それ以外は試されないこと。

歯痒きこと...生命や所有に対し、金銭的対価のみで償おうとすること。

歯痒きこと...成り立ちを顧みることなく、失いかけた心を省みないこと。

歯痒きこと...観念形態に束縛され、その殻が強く厳しいと感じたとき。



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豊年祭り

2010-07-24 19:48:40 | 百姓ごと(Agriculture)
辺りの田圃では、稲穂が黄金色に染まり、頭を垂れる頃です。
早速朝から、斜め向こうの田圃2枚の稲刈りが始まりました。

そして今日は、地区全体の豊年祭りが小学校で行われます。

小学校の運動場では生徒達が演奏やアトラクションが用意され、
それに地区婦人会などが日頃練習した踊りなども披露されます。

普段遠ざかっている人と久しぶりに再会できるのも、こんな時です。

夜9時になると、近所の小高い山の上から花火も上がる予定です。



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大暑(The intense heat)

2010-07-23 16:01:10 | 歳時記(Spells the season)
熱い暑いと思って暦を見ると、いつしか「大暑」を迎えていました。

これから土用丑の日にかけて、ジリジリトーストされる毎日です。

梅雨明けから再開したバイク通勤、メット内は蒸れ、皮膚は焦げ、
風に身を曝し走ることで、この夏とシンクロし始めた私がいます。


暑気いたりつまりたるゆえんなれば也(暦便覧)

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油色した蝉

2010-07-22 14:42:35 | あるがまま(Nature)
松に留まり、頻りに啼く油蝉に近づき探しました。

しかし幹の裏なのか、蝉の茶色が同化したのか、
啼き声はすれど、姿が一向に分からず仕舞いでした。

ジーーーーーッと長く啼き続けていた声が、
人の気配にジワッジワッと咳き込み、止まりました。



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