cheeze_art's blog

The life as the diehard

くろがね四起

2014-03-17 18:28:07 | インポート
世界に誇れる日本の工業技術。米国のジープに先んじて小型四輪駆動を開発実用化していたなんて...



 昭和初期に日本が世界で初めて開発した小型四輪駆動車「くろがね四起(よんき)」が、京都市内の自動車修理工場で奇跡的にほぼ原形をとどめた状態で見つかり、車両を入手した静岡県御殿場市のNPO法人が復元を目指して展示や募金などの活動を始めた。NPO法人は「日本の貴重な技術遺産。ぜひとも復元し、再び走らせたい」としている。


ジープの原形より古く


 くろがね四起は、正式名称「九五式小型乗用車」。東京都にあった自動車メーカー「日本内燃機」の創業者で技術者の蒔田鉄司氏が昭和9(1934)年に開発した。第二次大戦終結までの約10年間に約4500台が生産され、軍用車として旧陸海軍で使用された。

 「四起」は四輪駆動のことで、当時は極めて高度な技術を要したという。小型車の量産化はくろがね四起が世界初で、有名な小型四輪駆動車「ジープ」の原形である米国製「バンタムBRC」より約6年も早く誕生した。

 これまで世界で現存が確認されたのはわずか3台で、国内には石川県の日本自動車博物館に残るトラックタイプの後期型1台だけ。今回見つかった4台目は乗用車タイプの初期型で極めて貴重だ。


きっかけは「タミヤ」


 NPO法人「防衛技術博物館を創る会」の理事を務める元日大准教授で作家の三野正洋氏(71)が発見。くろがね四起の模型を制作した「タミヤ」(静岡市)から、京都市上京区の自動車修理会社「日工自動車」で現存車を取材したとの情報を得たのがきっかけで“幻”の車と出合ったという。

 日工自動車の永田雄三社長(75)に問い合わせると、永田社長は同会の小林雅彦代表理事(43)の父、森造氏(67)と旧知の仲だったことが判明。一気に話が進み、「復元してもらえるなら」と貴重な実車の無償譲渡が決まった。


費用は1000万円


 永田社長によると、日工自動車がかつて日本内燃機のディーラーをしていた縁で車を入手。「中国北部から持ち帰ったと聞いている。昭和29年ごろに手に入れ、乗り回しました。戦前の車なのに、斬新な設計に驚いた」と振り返る。

 車は、同会が昨年秋に御殿場市内の自動車修理工場に移送し保管しており、三野理事は「ボディーはサビが出ているが、エンジンはかなり状態が良い。整備すれば動くと思う」と夢をふくらませている。

 復元費用を約1千万円と試算。ネットを通じて不特定多数の人に小口で資金を募る「クラウドファンディング」を活用して支援を呼びかけており、車の一般公開も予定している。

 復元・寄付活動については、
http://readyfor.jp/projects/kurogane4ki


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冬の雨

2013-12-18 17:34:22 | インポート
昨夜から降り始めた雨は、今日一日続きました。
冬の雨は冷たくそして静かに降り続いていました。

その雨も朝内は間欠ワイパーで充分だったのが、
午後は雨音が聞こえるほど一時期強く降りました。

冷たい雨では流石にバイク通勤する気になれず、
今日は最近調子がよくなったKäferで出掛けました。

ただし空冷エンジンは走り始めても暫く暖まらず、
結局道半ば辺でやっと足元に効き始めたのでした。



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長崎・熊本ツーリング(2日目)

2013-09-17 18:31:23 | インポート
別府~湯布院~久留米~長崎~軍艦島~長崎 (2日目) 9/14

八幡浜港からフェリーで別府港に渡り、その後、湯布院(国道10~県道11号)~

小国~久留米(国道210号)~長崎~市内南部にある野母崎にて、軍艦島を望む。



13時から長崎港常磐桟橋より出る軍艦島クルーズ(軍艦島コンチェルト)に乗船。


           
                       

湾を出て、長崎半島から西に約4.5㎞、東シナ海に浮かぶ軍艦島(端島)に上陸。

島は、南北約480m、東西約160m、面積約63,000㎡という三菱石炭鉱業の海底炭鉱で、
高層鉄筋アパートが立ち並び、外観が軍艦「土佐」に似たことから「軍艦島」と呼ばれる。
http://www.at-nagasaki.jp/archives/d/135


           

           

上陸後、整備された案内通路を係員に従って巡り、各ポイント毎でガイドの説明を聴き、
3箇所を終えたところで、再び乗船し、船を西側沖合へ回航し、軍艦島由来の全容を眺める。


           

この日は、折しも台風18号が日本列島に勢力拡大しつつ接近中であったが、
その影響か列島各地が不安定な天気にあっても、九州北西部は上天気だった。

しかし海は凪、日射しは強く、軍艦島上陸時の午過ぎは余りの酷暑に苛まれた。

長崎港に着岸後、私と同行のM氏は、予約してあったビジネスホテルに入り、
シャワーで汗を流し、歓楽街へ卓袱料理全15品を頂く為に出掛けました。
http://www.sippoku.jp/

1.御鰭(おひれ):山海の幸が入る吸い物
2.お造り:五島沖の鯛など旬の長崎近海モノを
3.湯引き:地魚の切り身をサッと湯どおし
4.三品盛り(さんぴんもり):お肉や煮物などの前菜3品の盛合せ
5.取肴(とりざかな):三品盛りに続く2番目の前菜
6.満女(まめ):白豆、黒豆、紫豆などの蜜煮
7.焼物(やきもの):野菜の煮物を網目状のパイ生地でカバー
8.味噌碗(みそわん):湯葉やゴマ豆腐入り。白味噌仕立て
9.大鉢(おおばち):炊合せや蒸し料理などの温かい料理
10.中鉢(なかばち):卓袱のメインでもある豚の角煮
11.御飯:香の物と一緒に登場(写真なし)
12.煮物:鶏と鰹ダシの吸い物。御飯にかけて味わう
13.香の物: 5種類ほど登場する自家製の漬物
14.水菓子:季節のフルーツをはじめ、さまざま
15.梅碗(うめわん):紅白の白玉入りのお汁粉



本日の走行距離235km

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猛暑日と真夏日

2013-07-09 14:57:58 | インポート
昨日梅雨明けした途端に、今日は32℃越の真夏日。

しかも実際外気温は、猛暑日と言って良いくらい暑い。

この暑さに、明け方啼いてた蝉も昼は休んでいるよう。

ジージー啼く油蝉、その啼き声ファイルを見つけました。

http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/wave/s_semi.html



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重き河の姿

2012-07-13 18:48:30 | インポート
それにしても今年の梅雨は、本当によく雨が降ります。

そりゃあ時には晴れ間もありますが、総じてよく降ります。

その証拠に河川は常に赤茶色の濁流となって流れ、

山の樹木は深い愁いを帯びた緑色に包まれています。

.....今日もスクーター通勤をしました。

朝の内は曇天で殆ど降らなかったものだから、

いつもの如く田園路を抜け、絶海池から湾深部の橋を渡り、

旧堤防を伝い、職場近くの喫茶に寄った後、徐に着きました。

そして向こうの河は、不気味な程水嵩を増し流下していました。



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小暑

2012-07-08 11:43:10 | インポート
日中はまだまだ蒸し暑く、外を出歩くにもタオルが欠かせません。

しかしそろそろ梅雨明けの頃、明けたら暑い夏によく焦がれます。

蓮花が咲き、蛙がより賑やかになり、蝉現れる時期になりました。


大暑来れる前なれば也(暦便覧)


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尺取り虫

2011-10-18 19:10:19 | インポート


近くにある公園の広葉樹がそろそろ冬支度です。

黄化した葉を払い、樹皮を堅く締め始めました。

そしてその表面を尺取り虫一匹が移動します。

時にぶら下がったり、曲げて伸ばして進んだりと、

来たるべき季節に備え、何処かへ退避のようです。


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1.5日勤務

2009-11-13 06:12:55 | インポート
11月5日より9日後の今日は、再び36時間勤務となります。

日中は他県への講習に参加し、会食後とんぼ返り、
そのまま同じ夜間作業に付き合い、明日日中一杯勤めます。

昨夜は帰宅途中、ガソリンスタンドにて愛車にハイオクを入れ、
タイヤ空気圧を前輪1.9kg/c㎡、後輪2.2kg/c㎡に補充、
助手席のミニノートに仕込んだカーナビを携え、いざ出発です。




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