寒を覚ゆ

深まり行く秋．．．地名が南国と言えど名のみぞ、

朝晩は寒さえ覚えるようになって参りました。

昨日は朝から火鉢周りの手入れなど致しました。

朝散歩にて

番犬の役目を確りとこなせるようになったムサシとの散歩が終わり、

帰宅後はまずお互いに井戸水で喉を潤し、暫し後で朝食タイムです。



休日の朝はその後、私は自室でＳＮＳをチェックし、読書に親しみ、

ムサシの方はというと、中庭～裏庭を散策したりしているようです。



深まる秋に、野山は熟れた柿色に染まりつつあるようにも感じられ、

移ろいゆく季節の刹那を一人と一匹が散歩を通して楽しんでいます。

百舌鳥の高啼き

甍の上の銀杏の天辺に百舌鳥が陣取り、

ピョ、チチチ．．．チッと高啼きしています。



訪れる冬に備え、昆虫や蛙や蟹などを捕らえ、

早贄にすべく辺りを伺っているかのようです。



里に百の鳥の鳴き声を持つ猛禽類の訪れです。

御城下

今夜は久し振りに御城下へ繰り出します。

東京より帰郷した愚弟とその会社の方々、

それに私の勤め先の面子が夜に集います。



下戸の私にとって長き夜になりそうです。

すすき梅雨

今朝は何とか晴れ間も見えたのですが、午後からは雨。

春から夏にかけての変わり目の雨季は、梅雨．．．

秋から冬にかけての雨季は、すすき梅雨というらしい。

秋の雨季は、始めと終わりがハッキリしないまま移行、

その上秋雨前線に絡め、颱風が訪れるのでややこしい。

ツクツクボウシ

庭の黒鉄黐辺りに留まったツクツクボウシが、往く秋を惜しむが如く啼き始めました。

ジー…ツクツクツク…ボーシ!ツクツクボーシ．．．ともジジジッ．．．とも

朝晩の冷え込みが次第に増し、そろそろ衣替えの用意かと思う今日この頃です。

蟷螂婦人

４０年ほど昔のこと、かまきり夫人なる和製映画がありましたが、

こちらは本物の蟷螂、受精卵を抱え網戸を上っているところです。



カマキリ類は、小さなオスが大きいメスに共食いする場合があり、

自然環境下では交尾の最中、メスはオスを頭から生殖器まで食べる。

食べられないこともあるようですが、オスがメスに食べられた場合、

オスが食べられなかった場合より食べられた場合、その栄養で

多くの子供が生まれることが分かっているそうです。

自然生物が持つ、より多くの子孫を残すという戦略なのでしょうね。

百日紅

物の本によると花期が終わると、切り戻しすれば翌年から佳く花を咲かせるとあったので、

枝分かれする部分をばっさり落としていたのですが．．．それほど効果がないように思え、

数年放置したまま様子見をしていましたら、今年からまた誇らしげに花を咲き始めました。



結果、我が家の場合は、夏季の２度切りや冬季の剪定といった手入れは不要のようです。

秋分の日

日射しに恵まれた今日は、お彼岸の中日。







陰陽の中分となれば也（暦便覧）

赤とんぼ

通路の赤いシーレ－(彼岸花)に赤とんぼ。

いよいよ秋ですね～