梅花の歌三十二首序文

今日で平成も終わりだと思うと寂しくありますが、心より感謝の念を禁じ得ません。

そして平成「地平かに天成る」から令和という御代となりますね。

「于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。」
時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。

新たな年号には日本がより日本らしくあり続けることを期待する次第です。

三角窓

昭和の日、午前の天気は何とか持ちましたが、午後からは予報通り雨。
今日の散歩は早朝に出掛け、夕方分を前倒しして午前に済ませました。

そうこうしている内、午近くになるとやはり雨が降り始めたので、
車庫に籠もり趣味的愛車Käfer弄りに半日を潰すことにしました。

昨日は車庫壁面の接触緩和処置と運転席床の浸水対策と防錆処理を行い、
今日はその続編として、雨水の疑わしき侵入経路の見直しを行いました。



まず左右の三角窓ロック装置を取り外し締め付け機能向上を図りましたが、
左側ロック装置のリベットが取れてしまい、リベッターで再構築しました。



ロック装置の修繕改善の次は三角窓ガラスを外しゴムシールを清掃後、
ゴム接着剤でシール後ガラスを元に戻し、雨水の防水処置をしました。





また昨日床面に見つけた錆穴を補修した効果を床下の外板より確認し、
裏側より再度防錆材を塗布後、シャーシブラックを塗布処置しました。

仕上げ作業は、右側後席のポップアップウィンドゥの隙間の見直しの為、
窓を取り外し蝶番金具を縮めた後、シールゴムの隙間０を確認後再設置。

雨漏りと惚け防止

雨降り時バックミラーの見難さから車庫で左後フェンダーを擦ったことから、
今日午前、車庫の壁面に防護用クッション材を貼り付ける作業を行いました。



元々車庫左側面には反射板等を設けていたのですが、雨の夜に帰宅した折は、
ガラスの曇りや水滴の付いたバックミラーでは見難く擦ってしまいました。

貼り付けたクッション材は壁面のツートンカラーに合わせたモノを注文して、
本日午前に届いたので、取り敢えずKäferを車庫から出し作業した次第です。



昼食を挟み午後から、以前修理済の運転席側床面の雨漏りが散見されたので、
運転席と後席座面シート及びカーペット類を取り外した上で各所から散水し、
水漏れ侵入ルートを確認しましたが、決定的な確証が得られなかったものの
怪しい箇所を幾つかシールして様子を見ることとしました。
また運転席床面は長期間湿気が籠もっていたせいで予想通り金属腐食が進み、
全面に錆び転化材を塗布、腐りによる穴もあり、金属パテで補修しました。

後日雨降りに走行した際、床面への雨水浸入の有無を確認することとします。



旧い車と付き合っていると、休みの日は補修やメンテナンスで時間が過ぎて、
工夫することに頭を使い、指先を使うことで、良い惚け防止になっています。

雨の境目

朝散歩にて門から出て直ぐ南方向へ歩き始めたところ、

左の田圃は雨粒による波紋がいっぱい出来ているのに、

右の田圃は吹く風による波紋のみが認められました。





空を見上げると直上はお月様が望めるほど晴れていて、

而して後方北の空から南へ流れる雲の帯がありました。

地上辺りは西寄りの風、歩く私の右半身に雨染みが出来、

雨の境目となる南へ延びる農道から東の田圃に雨が降り、

西側の田圃は風が田面を渡る．．．朝の刹那的光景でした。

鳶の羽根

羊ヶ丘を朝散歩していると頂上辺りの路面に鳶の羽根が落ちていました。



道の頂上は沢山の羊小屋があり、餌場でもあります。

だからそのお零れに預かろうと烏や野鳥、それに獣も寄ってきます。

鳶はその集まってくる烏や鳥たちを捕食しているようです。

路面に落ちていた鳶の羽根は自然に脱落したものか、
はたまた獲物を追い掛けて格闘した際に抜けたものか．．．。

散歩をしつつ鳶の羽根一枚で様々な推理を巡らせたのです。

その復路で今度は孵化したての蜻蛉が路面に這い蹲ってありました。



暦の上では明日から10連休ですね。何処かに出掛けようか、
それとも普段の如く、車弄りやムサシと散歩して過ごそうか．．．。

本日天気晴天なれども波高し

．．．羊ヶ丘の住人達は今日も元気です。

朝の散歩で行く先々彼らと挨拶を交わし、

踵を返した処に佇む我がKäfer其処にあり。













10連休を控え、平成区切りの一案件に臨む。

穀雨

ここの所雨が降らなくて、育ち始めた稲苗に必要な用水確保が厳しくなっていました。

それも昨日午後からやっと春の雨に恵まれ、今日は本降りで稲も生き返ったようです。

そして春の雨が降り始めると、我が家ではある種の災い？が忍び寄って参ります。

今朝も５時前に部屋の明かりを点した途端、その災い？が音もなく畳上に出現．．．

体長３～４寸程のそ奴をこの機に逃したら、今度いつ現れて咬まれるやも知れません。

早速、隣室より火ばさみを持ち出し、部屋の中程でそ奴を確保することが適いました。



毎年この時期になると現れ、秋口辺りまで十余匹と遭遇し何度か咬まれる憎き奴です。

春雨降りて百穀を生化すれば也（暦便覧）

午から雨

天気予報より少し早めに雨となった今日午後。

今日は愛車Käferを駆って通勤、帰り道は雨。

直立フロントガラスを小さなワイパーが往復。

帰宅すると中門を開けとばかりに待つムサシ、

一息つく間もなく雨中を散歩に出掛けました。

トンネル工事

今日は山岳道路を往復200㎞余り走り、トンネル工事の現場を拝見してきました。

途中工事事務所に立ち寄り現場所長にご挨拶した後、トンネル出口予定地を過ぎ、
それから酷道439号大きく迂回しダンプトラックが行き交う工事現場に着きました。







到着すると連絡を受けて待っていてくれた現場の機電責任者の方と共に坑口より、
ヘルメット、防塵マスク、長靴のいでたちで切羽まで順番に説明して頂きました。











案内して頂いたトンネル坑内は整理整頓が行き届き、粉塵も切り羽以外殆どなく、
また湿度も低く抑えられ、坑内環境はとても素晴らしいものだと感じました。







トンネルはあと少し掘り進めば出口地点に到達するとのこと、最後まで御安全に！

ボディウォッシュ

番犬ムサシの冬毛からの毛替えも８割方進んだようです。

今日は日中の気温がグングン上がり夏日並みの暖かさ、
ムサシの今年最初のボディウォッシュ日和となりました。

ムサシを繋いだ引き綱をロウバイの樹の幹に結わえ付け、
蚤取り成分の入ったシャンプーでシャワー洗浄しました。

これで身体の油分が取り除かれ、頭頂部と背中に残った
油分で付いていた冬毛がじわり浮上がって来るはずです。

洗い終わり後、ムサシは身体の水分を払い落とすように、
身体を５～６度ブルブル震わせ後、辺りを走り回ります。

今日は直後に午後散歩をし始めたので、途中の道すがら、
少し行ってはブルブル、また少し行ってはブルブル．．．。

その度に夏毛にくっついていた冬毛が空中に舞い上がり、
暖かな春の風に乗って田圃の彼方へ飛散して行きました。