私の勤務先の年末年始休暇も、ついに今日までとなりました。
ポカポカ陽気の午後、いつもの如く愛車の点検デーとしました。
テーマは、昨秋より掴み切れてないスロー回転の微調整です。
取り掛かりは、ディストリビューターの再設定から行いました。
ディストリビューターの進角を10度から規定値7.5度へと戻し、
次にプラグの焼けとハイテンションコードの差し込み確認です。
スロー回転のムラと高回転域から戻った時の回転の落ち込み、
バイパスエアスクリューとボリュームコントロールスクリューの
相関関係など、今回はキャブレターの感覚的な調整を覚えます。
まずはボリューム・コントロールスクリューを軽く底突きさせた後、
3回左回りに廻し、エンジンスタートさせます。
そしてバイパス・スクリューでアイドリング850prm/分を保ちつつ、
再びボリューム・コントロールスクリューを右回転に締込んでいき、
ごくスロー回転になった所で、再度バイパス・スクリューで調整し、
アイドリング850prm/分を保ったまま、後はプラグの焼け具合と
実走行でバックファイヤー、アフターファイヤー、加速のトルク感等
排気音と車体振動とを自分の感性でチューニングしていきました。
今回理解したことは、バイパスエアスクリューを左に回し過ぎると
エア調整が効かなくなり、低回転域でムラが発生すると言うこと。
電装に異常がなければ、バックファイヤー、アフターファイヤー共に
ボリューム・コントロールスクリューで混合比を濃くすればなくなる。
そして同時にトルク感が増大し、加速がスムーズになると言うこと。
またそれらを把握するには、実走行しなければ掴めないということ。
エンジン回転を高める為のバイパスエアスクリューは廻し過ぎない。
ボリューム・コントロールスクリューは45度ずつ徐々に廻し高める。
実走行の際は、待避可能な場所が片道数カ所ある道路が望ましい。
窓を開けエンジン音を聞きながら、1kmほど走って調整しまた走る。
信号での減加速や坂道を上り下りするのも見極めるコツかなと思う。
年末年始休暇の最終日、冬の暖かな日射しと心地よい風を受けて、
バイパスを往き来したり、北山道を上り下ったり、愉しんできました。
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