まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

ソムリエじゃなくスメリエ

2021-11-26 18:26:14 | 健康

今は亡き私の母が、食べるものが美味しくて幸せ、としみじみ言っていた。晩年は胃を患い、食べる楽しみは減り程なく天国へ。
冬の今は鍋のにおいもそうだが空気が乾燥してきて匂いの微粒子が鼻腔に嬉しい。
天国良いとこ一度はおいで酒は旨いしねえちゃんはきれいだ♪(フォーク・クルセダーズ)の歌詞はあるけれど、嗅覚・味覚がハッキリしていたら、この世も天国なのかもしれない。 >接吻の失敗はスルメのスメル、口が臭えばキスもスルメえ>
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<2017-11-26 1126>
加齢と共に嗅覚も老化。匂いが無いと食事も喉を通らないくらい不味いという(ガッテン!)。
それ故に痩せてしまったり元気なくなったり、じわじわと憂鬱も拡大したり、とか。
番組でも、ゲストに目隠しをしてもらってパン、りんごなどを嗅がせたが正解しなかった。

昨日もカミさんを駅まで送ったあと、コメダ珈琲でモーニング。この時に、目を閉じてコーヒーの香りや茹で卵、それにトーストを嗅いでみた。むむっ!やばい!あまり匂わない。ところが口に入れてみると、鼻に抜ける香りがちょっと強く感じられた。視覚や味覚によって、脳内で匂いの記憶がいわば再生されるらしい。
匂いの衰えも、時々に香りに触れるようにすると能力が復活するという。

今朝そんな内容をカミさんに伝えながら、たまたま手にしていた酢を嗅がせると初めに「うっ!」となったものの「甘い匂いがする」なんて言っていた。これからはソムリエみたいに、一々匂い嗅いでみたりして、ソムリエみたいだね、と言ったらカミさん「スメリエ」だね。」

匂いも過去の記憶と深く結びついているらしい。番組では視界から隠した「洗剤」の匂いによって、テーブルで食べている人たちが食べかすを軽く掃除し始めるという実験を披露。何かの論文か?

そういえば、田山花袋の「布団」とか、梶井基次郎の「檸檬」なども、嗅覚から生まれた作品なのだろう。

 

++++++++++++++++++スメリエ+
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2020.9.19 嗅覚は大脳でも旧皮質という、本能に近いところの働きなのだろうが、新皮質と連絡し合い、文化的でもある。
2021.12.2 匂い、声や音、味わい。眼と鼻と耳、それに舌とか。当たり前に味わえていることに、あらためて"ありがと"。


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