まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

0829 茹で卵de刮痧

2019-08-29 17:23:03 | 健康

年齢がいってくると、あちこちが衰え、気血水あれこれが滞る。リンパ液も静脈も、涙や唾液だって枯渇寸前?

ずっと前にTVで、上戸彩が(たしか"蓮華"で)かっさの話をしていた。要は中華料理のレンゲで肌を擦るみたいな。漢字では"刮痧"と書くらしい。

70前の爺ぃが、刮痧もへったくれもないのだが、今日は出来上がった茹で卵を目尻・こめかみなどに当てて、ゆっくり静かに滑らせてみた。
温感が気持ち良い。特に奥に涙腺がある辺り、目玉に触れぬよう当てていると、ちょっと幸せな気分にもなる。

職場でカミさん、昼食を食べると睡魔に襲われるというので、毎日茹で玉子を持参している。今月末に退職と、一寸慌ただしいカミさん。なので、この頃は私が2~3個の茹で卵を朝作ったりしている。

茹で玉子というと、知里幸恵を思い出す。沢山作って持ってきたそれを、上京の東北本線上野行きの列車内で一度に3つ食べて"もうひとつぐらひ戴けばよかったと思った程美味しくいただきました"とある。

卵のモノコックボディーは、掌の内にも馴染む。私は、茹で上がった卵を、冬場は温もりが消えるまでずっと掌で包んで楽しんでいる。



++++++++++++++茹卵刮痧+
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2019.8.30 卵の持つ一種"万能感"って、いったい何なんだろう。赤ちゃんや乳幼児にも通じる、シンプルでピュアな一体感と柔和な強さ。


0823 思い

2019-08-23 15:14:18 | ふと思ったこと

単純な"思いつき"から離れ
ずっとひきずってきた"思い込み"を棄て
"思い"へと噛み砕き咀嚼して簡明にしたい

そう簡単ではない
良いところまでいっていることだってある
なのにあとちょっとが足りてない
ゼロからの一歩も
そこからの一歩も
一歩は一歩だが、その一歩も
強くて簡明な思いに支えられる

それを"氣"というのかもしれない。
頭の先だけでは無い何か



++++++++++++++  思い+
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2019.8.23 YOUは何しに...で、離別のあと、奥の細道を訪ねる50代の外国人。"前に進む勇気があればリセットできる"。
2019.8.25 思いの強さ持つ人は、知里幸恵のほかにも大勢いる。もっと身近な家族の中にも、ちゃんといる。私も強い思いでありたや。
2019.8.26 自分の顔、自分の身の丈、自分の来し方に則ったところに"思い"の実が生る。天候・肥料・土壌が理想的だったか否かを問わず。
2019.8.27 思いには、"シナリオ"を用意してあげる必要がある。シナリオの善し悪しが、"Story性"を高める。持ってき様で思い届かず。
2019.8.28 恋しい思いとは区別せねばなるまいか。恋とは"こひ(孤悲)"から来ていると、ロバートキャンベルさん(世界ふしぎ発見!)。
2019.8.29 変な思い込みとは別の、ピュアな拘り。偏執とは違う"こだわり"。
2019.8.30 卵にはシンプルでピュアな全体感ってものを感じる。赤ちゃんや乳幼児にも通じる柔和な強さ。 【茹で卵de刮痧
2019.10.13 思いの種を蒔くのなら、芽が出る迄を急いてはならない。助長もダメ。温度と水と栄養と、ゆったりした時間とを与えて。


0809 四十雀と芋虫

2019-08-09 19:06:40 | 季節的な

私としては猛暑的な夏の夕暮れ時の18時頃、玄関先のオクラに水やりしようと外に出ると鳥たちが地面から羽ばたきつつも逃げずに留まる。
緑色それも蛍光色のような芋虫を、なんと四十雀が突いて(つついて)いた。

芋虫は体をくねらせているが相当にデカイ。四十雀の体長半分ほどもある。
一方、その傍に雀が二羽、その様子を見ている。一羽は親鳥でもう一羽は雛。ヒナはお腹が空いたのか四十雀と芋虫近くに寄ったが親鳥も四十雀もそれを無視した。
スズメは気性の荒い鳥なのだが、四十雀から獲物を奪う素振りが無い。四十雀も雀を上回る気性と見た。野生は勘所を押さえているようだ。
体の大きさだけなら雀の方が僅かながら上だ。もし重たくてギブアップしたら雀の親は獲物を我が子に与えられたかもしれない。

時々思う。野生の命は諦めるということが殆ど無い。逃げる時も食う時も、可能性がある内は無心にその行動に向かい続ける。これ、凄い。途中で"無理~"とか、飽きたとか、かったるいなんていうことには無縁だ。

結局、つつき回したあと、おとなしくなった芋虫を咥えて飛び去ったようだ。物陰から気取られぬように体を隠して覗いていた私には、その光景は確認できなかったが、それとともに雀の親子の姿も無かった。あるいは、ひょっとして大人しくなった頃合いを見定めて雀が芋虫を奪い取るなんてストーリーだってないわけもない、なんて憶測も成り立つか。

季節の中で、虫たちも鳥たちも、そして人間たちも、今日を一生懸命に生きているっちゃあ生きている。

【青虫は、"菜虫"と書いて、俳句としては"晩秋"の季語だそうな/】



++++++++++++++四十雀と+
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2019.8.10 庭先の"小さな大自然"は気配を秘し、静謐の中に執り行われる。それに折よく遭遇した時は一寸した感動もの。
2019.8.11 シジュウカラはメジロに比べれば"せせこましさ"が低い。昔、縁日で御神籤(おみくじ)引いてたのもこの小鳥。
2020.12.24 シジュウカラは留鳥、年中みられる。この小鳥は短時間で飛び去ってしまうが、とても可愛らしい。