滋賀県湖南市は6日、販売中のプレミアム付商品券で発券不備があったと発表した。販売額は4千円で、本来は500円券10枚つづりだが、同9枚つづりと11枚つづりが少なくとも10冊以上見つかり、一部は販売されていた。
市によると、印刷業者の冊子作成ミスが原因で、5日朝に購入者からの連絡で不備が判明した。6日夕時点で販売された9枚つづりは2冊あり、購入者に謝罪して交換した。各郵便局で保管中の商品券も点検し、9枚つづり4冊と11枚つづり5冊を回収した。
10月1日以降、市内で約1万1千冊を販売しているが、全体でどれだけ過不足の商品券があったのかは不明という。市商工観光労政課は「購入者や関係者に多大なるご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」と謝罪している。
市はホームページなどで注意喚起し、販売時の確認徹底も要請した。未使用で過不足の商品券は交換するが、1枚でも使用した場合は交換できない、としている。
京都新聞