ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

日本の『円安・株高』の実態はこれだ

2013-05-10 07:51:46 | 国際金融

オバマは安倍晋三が嫌いだが、金の力には勝てない。
オバマが安倍晋三を嫌っていることは、今回の朴韓国大統領訪米の厚遇さと比べればはっきりする。
安倍は国庫の隠し金で50兆円もの米国債を買っている。
アメリカの財政の崖はこれでどうにか急場をしのいだ。
アメリカはこれで財政面では首がつながった。オバマにとっては背に腹は代えられないというところだ。

しかし同時に安倍はアメリカ経済界と密約を結んでいる。
アメリカ中央銀行であるFRBから流れ出るジャブジャブの金融緩和マネーで日本株を買うように頼んだのだ。
その実行部隊はシティバンクやゴールドマンサックス傘下のヘッジファンドだ。日本株を買っている外人投資家の化けの皮はこれだ。


1.50兆円の米国債買い(つまりドル買い) → 円安
2.FRB → アメリカのヘッジファンドの日本株買い → 株高

日本の『円安・株高』の実態はこれだ。
さらにこれに日銀の黒田総裁による金融緩和策が加わった。
しかしそれは先月4月のことだ。
日本の『円安・株高』は昨年11月には始まっていた。


何のために?
参院選に勝つためにきまっている。
参院選に自民党が勝てば、
1.TPP参加
2.消費税増税
この2つがほぼ決定的になる。

オバマはこういう手法を好まない。しかし背に腹は代えられなかった。
その裏でアメリカウォール街と通じて日本株買いの密約を結んだ安倍晋三を、心の奥では信用していない。
オバマはウォール街のユダヤ金融と距離を置こうとしているが、逆にそこに近づいているのが安倍晋三である。この二人の相性は実は水と油である。

もし日中関係がこれ以上悪化すれば、オバマは日本を見捨てるだろう。
日本というよりも安倍晋三を見捨てるだろう。
二人の間に信頼関係はないのだから。
靖国参拝や憲法改正を画策する安倍晋三の外交スタンスは危うい。


2 コメント

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質問 (ビーケーケー)
2013-05-10 18:51:09
いつも楽しく読ませていただいています。今日、ふと疑問が浮かびました。

>アメリカのヘッジファンドの日本株買い

これはどこからの情報でしょうか?

>その裏でアメリカウォール街と通じて日本株買いの密約を結んだ安倍晋三

密約を結んだというのはどこでわかったのでしょうか?


そういう考え方もあるとのことで、今まで共感できるところもあり、楽しく読ませていただいたのですが、この根拠が気になりました。

推測ということであれば、それもありでしょう。もしもこの根拠があれば教えていただければと思います。
Unknown (ひょう吉)
2013-05-11 09:33:17
50兆円の米国債買いのことは副島隆彦氏が早くからブログで発言されていました。
詳しくは氏の著書を読まれたらいいかと思います。

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