ひょうきちの疑問

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2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

『倍がえし』の意味 等価交換ではないもの 

2014-01-25 20:17:41 | 教育もろもろ

等価交換のまえに無償奉仕がある。

労働も、対価をもらう前に、やりたいからやる、好きだからやる、という段階がある。
人間の原初的な行為は無償行為である。
人間の本源的な欲求はそこに根ざしている。
学問の多くはそこに根ざしているが、もしかしたら仕事もそこに根ざしているのではないか。
多くの場合それは仕事として成り立たないかもしれないが、なかにはまれに仕事として莫大な報酬に結びつく場合がある。
しかしそれがまれであるため、多くの仕事は労働報酬という等価交換によって成り立っているが、
最近では学問の世界もこの等価交換のルールによって成り立つ部分が大きくなっている。

人は、借りたものを返すだけでなく、貰ったものをも返す生き物である。
人は他人から貰ったものを自分のものにするだけでなく、いずれそれを大きくして他人に返すという行為をする。

最近は、テレビの『半沢直樹』によって、マイナス面の倍がえしだけが倍がえしの意味にとられているが、本来の倍がえしはプラスの倍がえしである。
マイナス面だけを倍がえしするのであれば、それは理屈に合わない。
それはプラスの倍がえしから派生したものだ。


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