Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
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“無気力キリギリスのノマド”が生き残る条件

2016年05月12日 | メディア・広告業界

前回の記事
“ノマドメーカー”と“生活保護予備軍”・「断食で心身をノマド化していこう」 by 佐々木俊尚氏http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/334df68b9a66ebd6d50013c9a8d0f2cc

でノマドの話をしましたが、私は若者が「レールから離れた人生」を選ぶことには異論はありません。 

(親心と『レール』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a050f3dab2e8f70fc68bbc391c41e150 ) 

しかし、 

「一応就職はしました。働きたくはなかったんですが、生きていくには仕方がないし、やってみたらできるかもしれないなぁ、と思いまして、とりあえず就職してみました。別の大学の事務員だったんですが、なんでそこへ行ったかというと、割とヒマそうだなと思ったからなんです。実際、そんなに忙しくはなかったんですが、毎日出勤したりするのがすごく面倒くさくて、3年くらいして結局辞めてしまいました。 

 そこを辞めたあとは、フラフラしていたんですが、辞めたきっかけというのがインターネットで、ちょうど4年くらい前に、Twitterがちょっと流行り始めていて、インターネットやTwitterがあれば、辞めても全然生きていけそうだな、と思ったんです。 

収入が得られそうだというのもありましたし、人とのつながりのようなソーシャル的なものも維持できるな、と思いました。会社を辞めても、それで社会から切り離されて孤独になったり、ヒマでやることがなくなったりせずにやっていけるな、と思って辞めたんです。実際それで4年くらいやっているんですが、ネットをやることで、何とか楽しく暮らしています。」 

現代ビジネス
佐々木俊尚「ブレイクスルーな人たち」
(2012年1月19日)
佐々木俊尚が5人の若者に聞く『21世紀の生き方』第1回「ノマド、シェア、そして家もいらない-私たちはこんな生活をしています」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31596 
からPhaさんの言葉) 

と言うような人には嫌悪感しかわかないですし、そういう人を「広告塔」に仕立てあげる人達のモラルを疑ってしまいます。 

さて、この佐々木俊尚氏の対談では、

玉置沙由里さん(ライフスタイルクリエイター/ブロガー)
安藤美冬さん(株式会社spree代表取締役/コミュニケーションデザイナー)
米田智彦さん(コンテンツディレクター/編集者)
大石哲之さん(著述家/経営コンサルタント)
phaさん(ギークハウスプロジェクト提唱者/ニート)

が出席していましたが、現代ビジネスでは、2012年の秋に、Phaさんと米田智彦氏の対談を組んでいます。 

米田智彦「新時代の生活実験者に会ってみた」
できるだけ働かずにのんびり生きる
「日本一のニートを目指す」phaさん 【第1回】
(2012年8月26日)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33360
(残り3本あります。私は最初の記事のさわりしか読んでいませんが・・。) 

いくら高学歴であり、文章能力があったとしても、普通はその状態を続けることはできないでしょう。

しかし、一旦コネを付けた“ノマド”たちは生き延びます。(賞味期限が続く限りですが。)
そのカラクリは・・・想像できます。 

なお、このPhaさん、現時点の最新ツイートは、
「誰か六億円ください」
でした。

(Phaさんのツイッターのリンクを載せようとして、間違って以下のものを貼り付けてしまいました。
しかしこのままにします。このtrailerの最後の方に、元日本財団の有名な司書だったという男性がでてきます。
Homeless in Japan Trailer↓)
https://www.youtube.com/watch?v=WOWITr4vUsQ 

でした。 

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