Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

アドリアーノ・オリベッティたちが描いた世界-番外編(ナタリア・ギンズブルグへの疑問)

2024年03月21日 | オリベッティ・反ファシスト

昨日の1本目のブログ記事、

『狂った血の女』という邦題をつけられたイタリア映画 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

を書いていた時に調べたWikipediaに、ナタリア・ギンズブルグが出てきました。

彼女は、無実のまま殺された女優ルイザ・フェリダが「パルチザンの女性(1945年にヴィットリオ・フォアの妻になるLisetta Guia。)の尋問を行ったのはルイザ」と本に書いているらしいです。

ルイザとオズワルドの処刑を急かしたのは、アレッサンドロ・ペルティー二と言われていますが、そのペルティー二とナタリアが仲良く歓談している写真が、wikipediaにあります。(1980年代)

Natalia Ginzburg - Wikipedia

Sandro Pertini e Natalia Ginzburg - Natalia Ginzburg - Wikipedia

ナタリア・ギンズブルグ - Wikipedia

Sandro Pertini e Natalia Ginzburg - ナタリア・ギンズブルグ - Wikipedia

 

もちろん、ルイザが実際はファシストにかかわっていたのかはわかりませんが、何か腑に落ちません。

 

ついでに言えば、プリーモ・レーヴィの友人でもあったはずのナタリアは、プリーモ・レーヴィの『これが人間か』(1947年)のエイナウディからの出版を反対しましたが、なぜだったのでしょうか。(エイナウディは1958年に復刊)

 

参考:

リリアーナ・セグレ(番外編)-リリアーナ・セグレとプリーモ・レーヴィの違い - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アドリアーノ・オリベッティ... | トップ | アドリアーノ・オリベッティ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オリベッティ・反ファシスト」カテゴリの最新記事