ドイツ海賊党およびイタリアのペッペ・グリッロ旋風(?)の記事を。
(英語)
New Statesman (2012年5月9日)
European anti-politics: reading the runes in Italy and Germany
The success of the Pirate Party and Italian comedian Beppe Grillo is symptomatic of our times.
海賊党は「液体民主主義(Liquid Democracy)」という言葉を掲げ、それは、「「直接民主主義と間接民主主義 の混合体」「ネットによる社会参加」という意味で使っているようです。
一方、グリッロ氏の「五つ星の市民運動」は、「液体政党(Liquid Party)」と揶揄され、この意味は「沸いて蒸発してしまう政党(社会運動)」という意味らしいです。
グリッロ氏はこう呼んだ相手を、「下痢政党」と呼んだりして、品性に欠けるとは思いますしhttp://www.beppegrillo.it/en/2012/04/the_diarrhoea_party.html 、前のブログで紹介した2007年のYoutubeを観ても、私は感心はできません。
そして現在もグリッロは「ユートピア集団の団長」にしか思えませんが、現在の政治に幻滅しているイタリア国民には、政治家、知識人、メディアが貶すほどに、英雄視されていくのではないかと思えます。