アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

4月26日に長野で起こった事

2008年04月30日 11時27分59秒 | 北朝鮮・中国人権問題
 北京オリンピックの聖火リレーが日本国内を通過した4月26日の長野市では、オリンピックを応援する在日中国人サポーターと、中国のチベット弾圧に抗議する人たちが、路上で衝突し、負傷者も何人か出ました。このニュースは既に今までもメディアで大きく取り上げられてきましたが、情報源によっては全く正反対の取り上げ方をされているものもあり、一体どちらの言い分が真実なのか、よく分からない部分がありました。
 例えば、中国サポーターもチベット問題支援者も、どちらも「先に挑発し暴力を振るってきたのは相手の方だ」と主張しています。また、そもそもチベット支援NGOのセーブ・チベット・ネットワーク(STN)は、無意味な混乱を避けるという理由で、長野への組織動員は見送り、5月の胡錦濤来日に抗議行動の照準を合わせていた筈では無かったのか(当該団体HP参照)。それらも含めて、当時の現場の状況をここで改めて検証してみたいと思います。
 
●世界最低の国、日本([mixi]アリ@freetibetさん)

(引用開始)
当日、ニポンの警察官たちは、上層部からの命令によって、中国人たちだけに沿道での応援を許し、チベットを支援している人たちをすべて強制的に排除していたのです。実際には、チベットを支援している人たちもたくさんいたのに、警察が彼らをすべて排除して、中国人だけを沿道に並ばせていたのです。そして、現場を取材に来たTBSテレビの取材陣も、最初から「中国寄りの取材をするように」との指示があったのか、チベットを支持する人たちに対して、信じられないような態度をとっているのです。
(中略)
交差点で中国人と僕らが入り乱れた。
突然Mちゃんが顔面を殴られた。
僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。
「こいつ殴ったぞ!!」
警察は何もしなかった。
ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。
警察と目が合った。
警察は何もしなかった。
ババアが僕の顔面を殴ってきた。
周りのチベットーサポーターが、「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」 と言ったのに、警察は何もしなかった。
(引用終了)
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=787996903&owner_id=2071143

 上記は、チベット支援者がミクシィ内で公表した日記の一部です。当時の状況も動画でアップされています。当該日記はURLをクリックしてもミクシィ登録者にしか閲覧出来ませんが、転載可という事で「きっこの日記」やAMLでもその内容が取り上げられていますので、ご覧になれない人はそちらを参照して下さい。中国サポーターの異常な熱狂ぶりと、日本警察の及び腰の警備ぶりが、白日の下に晒されています。

 しかし、上記の「中国寄りの取材」という部分については、どうでしょうか。「チベット支援者の強制排除」というのは確かにその通りですが、マスコミに流れた映像を見る限りでは、寧ろ逆に「中国・チベット双方の支援者同士の衝突」や「中国サポーターの残虐性」、「周辺住民の困惑」を、これでもかと言う位、取り上げていたのではなかったのか。そして、もう一方の当事者であるチベット支援者についても、映し出されたのはチベット旗と当たり障りのない「フリー・チベット」のプラカードばかりで、「ゴミはゴミ箱へ、支那人は帰れ!」(YouTube参照)といった排外主義丸出しのものは、寧ろ巧妙に隠蔽されていたのではなかったか。
 下記のレポートを読むと、どうしてもそういう疑念が拭えないのです。しかし、こちらの方の情報は、マスメディアには殆ど流れる事はありませんでした。

●聖火の長野に現れた醜い「ニセモノ」(オーマイニュース)

(引用開始)
橋爪記者 「一部の日本人がチベットの国旗を掲げて、『中国は出て行け』などの主張をしていたり中国人を挑発したりして、こぜりあいになっていたんですが(その動画はこちら)、チベット人を支援する立場から見て、いかがですか?」
高橋さん 「そんなことがあったんですか。私たちは決して暴力的なことはしません。『チベットに自由を、宗教の自由を、教育の自由を、本当の自由を、フリーチベット!フリーチベット!』と言っていました」
(中略)
 チベット旗を掲げて行動していた人々の中には、たとえば「支那人たちに厳命する」などと書かかれた看板を掲げた人もいた。チベット人グループとともに行動していた理由について、メディア記者らを前に「単純に中国が嫌いなだけだ!」と言い放った男性すらいた(その動画はこちら)。
 記者がスタート地点で見かけた一団は、中国人に向けて「帰れ!」「糾弾!」と叫びつつも、笑顔だった。まるで“市民運動的なパフォーマンス”を趣味にしている人々のようにさえ見えた。
(引用終了)
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20080427/24068

●4.26長野聖火リレー抗議アクション報告 - 若者たちとともに「中国サポーター」も右翼も圧倒した(アジア連帯講座)

(引用開始)
私たち(注:アジア連帯講座の人たち)が横断幕と虹旗、ゲバラ旗を掲げると「ゲバラは共産主義やん!」と言ってくる。「ゲバラはソ連や中国を批判しているからいいんだよ」と言うと「へぇ、そうなんですか」と簡単に納得していた。そうして、中国国旗とは違う赤旗が、唯一本翻った。若者たちは、「右」とか「左」以前の政治信条以前に、とにかく中国政府によるチベット民衆虐殺に抗議したい、抑圧を止めたいと強い思いをもっている若者たちだった。
(中略)
この盛り上がりを見て職業右翼や差別排外主義のレイシスト集団たちもこの公園に集まりだす。職業右翼が便乗しようとして「日本は中国と国交を断絶せよ~」と叫ぶと、若者たちは「オレは自分は"右"だと思ってるけど、それは違うだろ」「国交断絶なんて無理だし」「中国の人たちにも分かってもらいたいんだよ」と次々と声を上げる。若者たちは自分たちでシュプレヒコールもあげていたが、どんなに興奮しても差別的・排外主義的なことは絶対に言わない、あるいは職業右翼の排外的な扇動には絶対に乗せられることはなかった。
(中略)
そのとき、私たちの前で右翼が萩本(注:聖火走者の萩本欽一)に向けて何かを投げたが、若者たちが「暴力反対!」「くだらないことやってんな!」と叫んでいたことまでは、やはりテレビには映らない。しかし実は、右翼たちはアジア連帯講座の横断幕の影から「聖火ランナー」に投擲するためのトマトを大量に用意していたが、このような若者たちと私たちの振る舞いが姑息で卑劣な右翼に投擲を断念させていたのだ。
(引用終了)
 http://solidarity.blog.shinobi.jp/Entry/230/

 以上の情報を見る限りでは、中国・チベット双方の支援者たちの「どちらにも問題あり」と言わざるを得ません。少なくとも、日本のマスメディアが流す「悪いのは全て中国サポーター」と言わんばかりの報道は、事実を必ずしも正確に反映したものではないのでは。

 確かに、中国サポーターの傍若無人ぶりについては、ここで改めて言うまでもありません。この事は既にマスコミも大きく取り上げているので、ここでは次の点だけ指摘しておきます。
 かつて中国は「第三世界のリーダー」として「全世界の被抑圧人民・民族の解放」を旗印に掲げた時期がありましたが、今や中国はそんな旗印などとっくに投げ捨てて、自身が抑圧者として振舞っているではないですか。外国資本と結託して国内の少数民族や労働者・農民を抑圧し、この長野でも、交通規制を無視して傍若無人の振舞を行いました。次のリレー中継地である韓国ソウルでも、全く同様の振舞だったと聞いています。
 今や彼の人たちを突き動かしている心情は、「被抑圧人民・民族の解放」でも「プロレタリア国際主義」でもなく、只の「中華ナショナリズム」「中国版・靖国史観」とも言うべきものではないですか。

 他方で、チベット支援者の方も、その一部に、チベット人権とは縁もゆかりも無い、「単に中国人差別や反共のネタとして、それらの問題に便乗しているだけの人たち」を抱えている事も事実です。ユーチューブの動画にも頻繁に登場するこれらの人たちは、どう見ても元からチベット人権問題に取り組んで来られた人たちとは思えません。横柄な物言い・仕種や恫喝的なシュプレヒコールの仕方からして、これはどう見ても街宣右翼・ヤクザ右翼でしょう。そして、その周囲を固めているのは、恐らく当該右翼団体構成員とそれに付和雷同するネットウヨクの面々でしょう。
 これらの人たちは、チベットの民族・人権問題を、「中国人vs日本人」の民族・国家対立の問題に摩り替えようと、躍起になっているだけなのです。それは、これらの人たちが在日コリアンその他の在日外国人やアイヌ・琉球の人たちを、日頃からどう扱っているかを見れば、自ずと明らかです。入管体制強化や外国人排斥を叫びたてるこれらの人たちが、チベットの民族自決権侵害にだけ偽りの涙を流すのは、正しく噴飯者以外の何物でもありません。彼の人たちが、中国民主化を主張する中国人に対しても、取り囲んで「支那人帰れ!」と罵倒を浴びせたのも(「四トロ同窓会二次会掲示板」参照)、当然の成り行きでしかありません。
 自分達とは意見の異なる人たちに対して、今まで散々「反日」だの「売国奴」だのと罵ってきた彼の人たちが、当の自分たちが国家権力から弾圧されて初めて「世界最低の国、日本」に気付いた所で、私からすれば「今頃何言ってんねん」でしかない訳で。

 そして、日本の警察。チベット問題NGO「国境なき記者団」の事務局長が「抗議行動を容認した日本政府の民主的な対応を称賛」し、「中国の若者はこの日の経験から民主主義の何たるかを知ってもらいたい」(産経新聞)と述べた一方で、上記のミクシィの日記には日本警察の及び腰ぶりも書かれていています。一体どちらが本当なのでしょうか。私は、これは「たとえ当人の主観がどうであれ、客観的に見ればどちらも結局はヤラセでしかない」と思っています。
 つまり、こういう事です。日本も中国も、今の経済グローバリズムの現状を考えると、本気で事を構える気は更々無い。北京オリンピックも、中国にとっては国威発揚、日本にとってはビッグビジネスの、絶好のチャンスなので、勿論成功させたい。しかしその一方で、時には華々しい国家対立の演出もしてみせる必要がある。中国も日本もその事で、国内の不満の捌け口をそちらに振り向ける事が出来ますから。
 そういう意味では、先の中国産冷凍餃子事件とも、構造は非常によく似ています。予め落とし所を決めた上で、日中両国のネットウヨク同士の対立を華々しく演出し、その中で只管自分たちは被害者を装う事で、それぞれの政権浮揚に繋げる。ここまで来れば、もう完全な出来レースです。

 だから、チベット人権問題の火に油を注ぐ事になるのも承知の上で、中国は聖火防衛隊なるものを敢えて大々的に組織して、これ見よがしに世界に見せつけているのでしょう。そして日本も、産経新聞を筆頭に、その傍若無人ぶりを大々的に報道する事で、「平和だの公平だの糞食らえだ」「中国の傍若無人に対抗するには、日本もある程度、傍若無人になるしかないんだ」とばかりに、御用愛国心の醸成に躍起となっているのでしょう。しかし、ここまで来ると、本来チベット問題が拠って立つべき筈の、人権・民族平等・国際連帯といった観点は、もう物の見事に欠落してしまっています。
 
 勿論言うまでもない事ですが、チベットなどの中国国内の民族・人権問題は、これは出来レースなんかではありません。れっきとした人権問題です。そしてそれに取り組むNGOや市民たちも、決してこんなヘイトスピーカーばかりではない事も承知しています。右翼はその中では寧ろ少数派でしょう。かと言って左翼でもない、そのどちらにも属さない普通の人たちが、ミクシィや2ちゃんねるでの議論を基に、「チベットを救え」の一点で立ち上がったというのが、実際の所だと思います。
 その中に右翼が左翼がいても、勿論一向に構いません。「チベットを救え」の一点で団結して行動している限りでは。しかし、以上述べた長野での一部支援者の動きを見ていると、どうしてもある種の危惧を抱かざるを得ません。
 チベット問題支援者が、右でも左でもない人たちが主流であるが故に、行過ぎた排外主義や差別的言動に対しても、同じ支援者という事でついつい脇が甘くなり、声の大きい方に引きずられ、気がついた時には、かつて見られた運動の広がりや一般大衆の支持は急速に色褪せ、右一色の偏狭な運動に変質してしまっていた、という事にならなければ良いのですが。
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右翼団体の醜悪さ (アッテンボロー)
2008-05-02 21:52:24
 長野に集まった「チベット支持者」の中の一部が職業右翼であることはテレビニュースの画面を見るだけで直ぐに分かりました。差別排外主義を利用して時の政権を維持しようとする点で日帝も中国スターリン主義もどちらも人民の敵であると改めて実感しました。

 本物の国際連帯をどの様にして築き上げるか、今この事が問われているように思います。その点で長野でのチベット支援者が右翼にたいして「排外主義はいけない」と批判しつつ聖火リレーをも批判し、チベット人民虐殺に抗議していたと聞いた時は光明を見たような気がしました。
返信する
アリ@freetibet氏の活動により深いご理解を (原 良一)
2008-05-06 14:43:16
 今回の騒動に対するプレカリアート様の見解には大筋で同意しますが、AMLにアリ@freetibet(以下アリ氏と略す)氏のミクシィ記事を紹介した者として、一点訂正を求めます。

>自分達とは意見の異なる人たちに対して、今まで散々「反日」だの「売国奴」だのと罵ってきた彼の人たちが、当の自分たちが国家権力から弾圧されて初めて「世界最低の国、日本」に気付いた所で、私からすれば「今頃何言ってんねん」でしかない訳で。<
(プレカリアート様の見解)

この文面だとプレカリアート様は、「世界最低の国、日本」を投じたアリ氏をバカウヨの一員だと認識していると読めてしまいます。正直あんまりだと思った。

 アリ氏は、リンクは今回紹介の日記だけにしてほしいと希望していますので、URLは貼りませんが、当該記事の「次の日記へ」をクリックしてください。同氏のプロフィールや今回の抗議行動への参加の経緯が記されています。

(08年04月27日付より一部引用)
僕はチベットを旅していました。少なくとも日本に留学に来ている方よりはチベットを見てきたという点において、詳しいはずです。
弾圧としか表現できない事をいっぱい見ました。
よってFREE TIBETを叫んでいます。
どこの団体にも属していません。
長野に行った5人のうち4人は、チベットに行ったことがある旅仲間です。
盲目的に叫んでる訳ではありません。
隠し切れないですよ。弾圧の事実は。
黙っているわけにいかないので、個人的に仲間と待ち合わせして長野に行ったまでです。
(引用終了)

 その他、一般非公開のミクシィでは本名で活動していること、抗議の同行者も当日の状況を動画付きで公開していること等、日記を読みこんでいただければアリ氏の発言が信頼に足る内容かどうかの判断はできると思います。

 また、世界各国の聖火騒動の初期の段階から気付いていたのですが、聖火防衛のために動員(正確には召集と表現すべきですが)された中国人、特にいずれは本国に帰る留学生たちに動員を拒む自由はなかったはずです。

 今回彼らの乱暴狼藉ばかりが強調されていますが、上記のことにさえ気付けば、彼らの中にもそれなりに葛藤や苦悩を抱えていた人たちもいることもご理解いただけると思います。そしてアリ氏の日記へのコメント欄の中に、その一人の長野への訪問の報告記がありました。望外の発見でした。これもURLは貼りません。アリ氏の日記とそれへの反応をくまなく読んでほしいので…。

返信する
問題の本質は何か? (原 良一)
2008-05-07 01:36:06
 異見をもう一つ
 私がAMLにアリ氏の記事を紹介したのは、AMLではプレカリアート様も紹介したような排外右翼のご乱行ばかりを指摘する、毎度お馴染みの投稿ばかりなされていたことへの不満がありました。三浦小太郎氏を初めとする、現地へ行った仲間たちの見聞とも大きく食い違うことへの疑問もあった。

 この種の衝突では、必ず対立する双方に逸脱行為が生じます。一方にのみ100%の正義はありえない。ですがそれを以って「どっちもどっち」と切り捨てては問題の本質を見失うのではないか? 逸脱の程度を比較検証し、相対的にどちらがより悪いか、責任が大きいかを各自が自身の責任で判断するしかない、というのが私の考えです。

 私がAMLへの投稿に当たって、右翼の排外活動への報告に力点が置かれた投稿との比較対照の提案したのもそのためです。

 また、今回も含め衝突の現場に排外主義の勢力が蝟集してくるのも、必然的な現象です。しかし、排外主義の伸長や蝟集には、原因を作った側により大きな責任があるというのが、ある段階からの私の持論です。

 9・17以降の拉致問題への日本世論の激昂と救う会右翼主導の「右傾化」には、悪魔金正日とその体制に、05年の中国の反日暴動、私の認識では第二次日貨排斥にはポチ小泉猪の靖国惨拝に、古くは義和団事件には欧米帝国主義列強、東学党の乱(今は甲午農民戦争と称すべきとされていますが)には、日帝の侵略に第一義的な責任があります。排外主義の発生・伸長は、責任者の加害に対するリアクションと見るべきで、原因が排除・解決されない限りは排外主義の解消は不可能だというのが私の見解です。

 ところがAMLでは、長野以前から、チベットの弾圧を否定する中共の手先の投稿や、あろうことかあのとほほこと平志朗氏までが、半世紀近く前のカビの生えた中共版大本営発表=人民日報を引っ張り出してダライ・ラマ批判を展開する始末です。それへの一石としての投稿といえば聞こえがいいですが、媚中派の巣窟への嫌がらせ、荒らしの気分で投稿したというのが正直なところです。

 問題発生の根源への責任追及が不充分で、排外右翼への批判に力点が偏っているのでは? との不満はプレカリアート様にも感じます。感じますが、中国側の問題点も必要十分な紙数を割いて指摘するなど公平を期そうとしている点を鑑みれば立場の相違と諒解できる範囲です。生意気言って申し訳ないですが…。

 同意点への補強
>日本も中国も、今の経済グローバリズムの現状を考えると、本気で事を構える気は更々無い。北京オリンピックも、中国にとっては国威発揚、日本にとってはビッグビジネスの、絶好のチャンスなので、勿論成功させたい。<
(プレカリアート様の見解)
 日中両政府は同じ穴のムジナ、金権腐敗ズブズブの日中癒着※の利益共同体であるが故に、日本は北京五輪における中共当局の振る舞いを批判できない、との見解には全面同意します。

 一方では、AML、次いで四トロ板でも転載された坂井貴司氏の投稿の中に
[AML 19275] 流血の聖火リレー
坂井 貴司 2008年 4月 27日 (日) 00:02:15
http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-April/018785.html

> 私はこの流血の聖火リレーを見て、気持ち悪くなりました。絵に描いたようなナショナリズムの衝突だったからです。チベット対中国なら話はわかります。(中略)しかし、日本人と中国人がお互い「この野郎!」と罵りあい、殴り合いをするのは共感できません。<

との記述があります。中国とチベットの対立に部外者の日本が介入するなとの見解です。

 しかし、これには一つの見落としがあります。日本はチベット問題では、単なる部外者ではなく、中共側との利権絡み、金権腐敗の癒着を通じてチベットに対しては、既に当事者責任、それも加害者側への加担責任が生じているからです。

 なぜなら、中共当局が、チベット支配強化のために敷設した青海チベット鉄道の建設などに、日本のODA資金が大量に投入されているからです。民主主義国家である以上、中共当局と結託癒着する政府を選んだ責任は、私たち個々の国民にものしかかっているのです。

 このことを最初に体系的に指摘しているのがジャーナリストの青木直人氏です。チャンネル右派のキャスターに就任するなど右派系メディアばかりに登場するので、拒否感情を持たれるかもしれませんが著作を読めば自民党現政権への厳しい批判で一貫しており、プレカリアート様や閲覧者の皆様にも同意できる点は多いと思います。同氏の著作の一覧を紹介しておきます。

青木直人氏の著作一覧
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%90%C2%96%D8%92%BC%90%6C

 今後の活動への警鐘
>チベット問題支援者が、右でも左でもない人たちが主流であるが故に、行過ぎた排外主義や差別的言動に対しても、同じ支援者という事でついつい脇が甘くなり、声の大きい方に引きずられ、気がついた時には、かつて見られた運動の広がりや一般大衆の支持は急速に色褪せ、右一色の偏狭な運動に変質してしまっていた、という事にならなければ良いのですが。<
(プレカリアート様の懸念)

 ご懸念はごもっともです。全面同意します。救う会の活動の経緯を見てきた者として重く受け止めるべき言葉です。ただ今回の騒動に関していえば、デモ参加者は拉致問題の時に比べても個人の自然発生的な性格が強く、いわばチベット版勝手連的な要素も強いと思います。プレカリアート様ご紹介の記事の中で、排外右翼の宣伝が一般参加者の声によってかき消されたとの報告があるのもその一例です。だからといって安心はできないけれど、私は日本の世論の健全性には一定の信頼を置いていいと思います。
返信する
原さんへ (プレカリアート)
2008-05-07 23:49:05
 申し訳ない。今、別件で処理しなければならない事があり、それにようやく一段落つけ終えた所です。アリさんの日記も、あれからまだ全く閲覧出来ていません。必ず読ませて貰うつもりでいます。
 原さんのコメントに付いても、書きたい事は多々あるのですが、それも明日以降になります(最悪、来週頭ぐらいまで引きずるかも)。そういう事なので、今しばらくご容赦を。
返信する
駄長文失礼、こちらこそ (原 良一)
2008-05-08 01:30:13
>今しばらくご容赦を。
 こちらこそ乱文で申し訳ありません。

 実はこれを書いていたGW後半2日間、私は休日になると体調を崩すビョーキが再発していて、5日は頭痛や嘔吐でボロボロの寝て曜日、ようやく快方に向かった6日に翌日の始業を気にしながら時間に追われて書き上げていました。

 というわけで推敲不充分で未校正だらけでUPしてしまったので、まずはその訂正から。

誤)日中癒着※
「日中癒着」はかつての日韓癒着をもじった造語で、※の注記で説明を入れるつもりでした。


誤)チャンネル右派
    ↓
正)チャンネル桜


誤字ではありませんが
>救う会の活動の経緯を見てきた者として
こんな他人事みたいな物言いも以ての外。

今は生業に追われて休業状態とはいえ、私も救う会の活動には、集会から署名集めと身上を潰すほど(失業の原因の一つ)入れ込んでいた時期があったのですから。救う会の現在の体たらくには、自身にも一定の責任があります。
そういうわけで、
>末席ながら救う会の活動の一翼を担った者として
との表現に訂正します。

また青海チベット鉄道に関しては、

>私は中共当局のチベット支配は、現在進行形の植民地支配だと思っています。
同鉄道が、チベットにもたらしている影響を考える時、かつての日本が朝鮮支配の過程で鉄道や港湾などのインフラ整備をしたことが、なぜ朝鮮民族に評価されていないのかも実感として理解できるようになりました。それらの整備が、当時の彼らの生活向上にまったくとは言わないものの、さしたる貢献をしていなかったであろうことも…。<

といった文言を追加するつもりでした。

 自身の見解へのご批判は、戦々恐々の気分でお待ちしています。
忌憚なき御意見とご指導ご鞭撻のほどを…。

 原 良一拝

返信する
Re:問題の本質は何か? (Unknown)
2008-05-08 21:05:16
 原さんへ
 アリさんのミクシィ内の日記(公開部分)、原さん紹介部分も含め何ヶ所か読ませていただきました。実際にチベットに旅行され、現地の情勢も肌で感じられてきたとの事。そんじょそこらの「嫌中派ネットウヨク」とは違う事は分かりました。しかし同時に、「嫌中―」の思想的影響も多分に受けているであろう事も、彼の文面から推し測る事が出来ます。この件については後でまとめて書きますが。

>媚中派の巣窟への嫌がらせ、荒らしの気分で投稿したというのが正直なところです。

 そんな投稿では、誰もまともに相手する気にはなれないでしょう。これはもう投稿内容以前の問題です。AMLでとほほ氏が原さんにつっかかってきたのも、意見の違いより以前に、原さんのそんな姿勢に反発したからではないでしょうか。少なくとも私にはそう読めましたが。まあ、私にもそういう所が多分にありますので、余り人の事は言えませんが。

>AMLではプレカリアート様も紹介したような排外右翼のご乱行ばかりを指摘する、毎度お馴染みの投稿ばかりなされていたことへの不満がありました。

 たとえ中国のチベット人権弾圧糾弾では立場を同じくしても、拉致板や右翼板と左派・リベラル系の掲示板・ブログでは、自ずと見る所が違ってくるのは、これは当然の事でしょう。前者の立場では極端な話、チベット人権や拉致被害者奪還さえ主張しておれば、「シナ人は帰れ!」みたいな意見でもOKなのでしょう。しかしAMLや私のブログでは、そういう意見には事の他厳しくなるのも、これは当たり前ではないですか。

>排外主義の発生・伸長は、責任者の加害に対するリアクションと見るべきで、原因が排除・解決されない限りは排外主義の解消は不可能だというのが私の見解です。

 そんな事を言い出せば、連合赤軍やオウム事件も全て、「体制支配や人間疎外に対するリアクション」として免罪されてしまいます。その結果、本来ならば味方になり得る人たちまでも徒に敵に回してしまい、運動が先鋭化・衰退の道を辿ってしまったのでは、何にもなりません。

>青木直人氏・・(中略)・・自民党現政権への厳しい批判で一貫しており、プレカリアート様や閲覧者の皆様にも同意できる点は多いと思います。

 今更言うまでもない事ですが、同じ反自民・反米でも、拠って立つ基本的立場が全く異なる以上は、残念ながら同意できる点は殆どありません。青木氏や中川昭一・西村真悟らの立場は、「従軍慰安婦非難決議なんか下院で挙げやがって」という類の「右からの反米」しょう。反戦・反帝・反グローバリズムに基づく「左からの反米」とは、凡そ立脚点も目指すべき方向性も全く異なります。

 「救う会や拉致板が右傾化するのは左翼がいままでその問題に目を塞いできたからだ」という意見を原さんはよくされます。それは勿論間違ってはいません。拉致問題が明るみになる前は、確かにその通りでしかなかったから。
 しかしその後、左翼でも在野部分を中心にして、様々な試行錯誤を経ながらも、それまでの北朝鮮や中国に対する見方を徐々に変えてきたのも、これもれっきとした事実です。アジア連帯講座の実践や、ポラリス(共産党支部のブログ)や中核派の中国批判然り。私も参加した9条世界会議・関西での「北朝鮮・イラク・沖縄・チベットから民衆は自由を目指す」と訴えたソウル・フラワー・ユニオンの演奏然り。
 今の問題は、「その声が何故長野や早稲田大学での中国人権弾圧糾弾の流れに合流するに至らないか」という事でしょう。それは左派・リベラルの側だけに問題があるからでしょうか。今は寧ろ逆に、右翼側の方により大きな問題が在るからのではないですか。私が何故、「救う会」系の運動を「ラ帝」とか「解同の右翼版」とか言って批判しているのか、よく考えてみて下さい。
 人権を口にしながら、その同じ口で聞くに堪えないヘイトスピーチや弱者を貶める自己責任論を垂れ流す。中にはそれを許容できる人もいるでしょうが、それを許せない人も多くいる。許容できる人はすれば良い。しかし、許容できないからといって、自分の事は棚に上げて偉そうに相手を一方的に難詰する資格が、その人たちにあるでしょうか。
 中には知らない故にそういう態度を取る人もいるでしょう。先述のアリさんも、ポラリスや9条世界会議の事など知らない故に、そういう態度に出てしまうのでしょう。そういう人に対しては、それを残念には思っても、別にその事で以ってその人を責めようとは思いません。それは裏返せば「私達の力がまだまだ至らない」事の証しでもあるのだから。
 しかし、少なくとも原さんは左右両方の運動経験がおありなのですから、それにも関わらず、未だにネットウヨクと同じ様な投稿に終始している事については、率直に言って如何なものかと思います。もういい加減、そういう段階は卒業すべきなのでは。
返信する
喧嘩両成敗と是々非々の違い (プレカリアート)
2008-05-09 23:07:10
 以上、原さんの論理のおかしな点について今まで批判してきましたが、枝葉末節に目が行く余り、最も肝心な批判が抜け落ちていました。駄目押しになるのは承知の上で、ここではその点について書かせて貰います。

>9・17以降の拉致問題への日本世論の激昂と救う会右翼主導の「右傾化」には、悪魔金正日とその体制に、05年の中国の反日暴動、私の認識では第二次日貨排斥にはポチ小泉猪の靖国惨拝に、古くは義和団事件には欧米帝国主義列強、東学党の乱(今は甲午農民戦争と称すべきとされていますが)には、日帝の侵略に第一義的な責任があります。排外主義の発生・伸長は、責任者の加害に対するリアクションと見るべきで、原因が排除・解決されない限りは排外主義の解消は不可能だというのが私の見解です。(原さん「問題の本質は何か?」)

 これ、やっぱりオカシイ。この喧嘩両成敗(どっちもどっち)の論理では、過去の日本による中国侵略も、現在の中国によるチベット弾圧も、どちらも免罪されてしまいます。それは、どちらに対しても「それぞれ共に相手側の不法行為に対するリアクション」という事で片付けられてしまうからです。

 そうではなく、以下の是々非々(これはこれ、それはそれ)の論理によってこそ、この問題は解決されなければならないのではないでしょうか。

・過去の中国侵略は日本に非がある。チベット弾圧や今の中国の愛国反日教育を口実に、日本が過去に行った行為を合理化する事は許されない。
・同様に、現在のチベット弾圧は中国に非がある。過去の日本の中国侵略に対するリアクションとして、免罪する事は許されない。

 斯様に、「喧嘩両成敗」(相対主義)と「是々非々」の論理とは、一見すれば恰もよく似ているモノの様に見えて、実は全然似て非なるものです。両者はあくまでも峻別されるべきものです。決して混同してはいけない。

 ただ、これも「言うは易く行なうは難し」です。
 原さんがアリさんの日記で見つけたという在日中国人留学生の日記ですが、私もそれらしきものに行き当たりました。確か、林竹さんという人の日記でしたか。日本語で書かれていて、手書きの漫画イラストが挿入されていました。「長野に行った折には、チベット人権サポーターにも営業用の笑顔で臨んで来よう」とか書いてあったやつです。

 そこには確かに「中国政府の言う事も信用出来ない」と言った記述がありました。しかし同時にまた、「チベットの独立分子が中国の分裂を企んでいる」旨の記述もありました。そこからは、中国政府言いなりの盲従分子のみならず、反政府的な気分・感情を抱いた人々にまで、中華ナショナリズムが広く浸透している様子が垣間見えます。

 つまり、中国社会の民主化というのは、単に一党独裁体制を無くすだけでなく、支配民族の排外主義をも同時に克服していかなければ達成できない、という事です。それがどれだけ大変で根気の要る事かは、ロシアや韓国が民主化(自由化)以降も依然として排外主義を克服出来ていない事や、戦後60年以上経過し21世紀になった今日の日本でも依然として偏狭な靖国ナショナリズムが跋扈している様子を見れば、よく分かります。しかし、それが克服されない限り、社会の民主化は成し遂げられないのです。
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Unknown (三浦小太郎)
2008-05-10 11:26:11
長野の場合はちょっと特殊なケースでもあったと思いますよ。元々、中国側は大動員をかけてでもリレーを成功させたかったし、こっちも、朝早く起きたり前日から泊り込んだりして(ホテルは完全満杯だったみたい。知り合いの記者は漫画喫茶に泊まってた)抗議に行くって言うのは支援者の中でもかなり意識的な人でしょう。むしろ、一連のチベット支援集会の中で、私の知る限りでは、ペマ・ギャルポ氏と中沢新一氏が参加した東京での49日法要、そしてこの前の5月6日のデモ、この二つに最もいい流れが出てきていたと思う。

5月6日デモでは、シュプレヒコールに「フリー・チャイナ」「中国に自由を、人権を」というのも、私のいた隊列では行ってた。まあ私も右としてね「胡錦濤は虐殺をやめろ」「福田首相は虐殺をやめさせろ」ともいいましたよ。ただ、この程度は許容範囲かと。

それは生ぬるい、胡錦濤に激しく抗議する、もしくは、チベットを助けるだけではなく中国と歴史問題でも政治問題でも全面的に対決する、中国政府だけではなく漢民族の中華思想を打倒対象とする、というさらに激しいグループはそれはそれでデモ隊にも参加したけれども独自の集会と抗議をおこなった。ここは、プレカリアートさんには全く耐えられない人も沢山いたかもしれない。ただ、デモのほうは、たとえいたとしてもスローガンとしては主催者が出さなかったわけです。勿論、私としては脱北者とか入れたいですよ。しかし、準備段階からじっくりスタッフと交流していたわけでもないし、いきなり参加者の要望聞いていたらもう収拾つかなくなるから。そして、デモの前の集会には、台湾も、日本の神道系のかたも、ウイグル、モンゴル、色々来てましたが、はっきり反共主義を打ち出したのは中国の民主運動家だけで(彼らは共産党への恨み骨髄だからしょうがないよな)人権と非暴力、中国政府は批判するが中国民衆は別、という建前は守ってました。

チベット運動でいい芽は出てきているわけで、そっちを育てる事が大切。もう、まあ私も以前はそういうこと言ってたけどさ(笑)左翼は何で来ないんだとか、そういう議論はもういいよ。おたがい、今一番自分の関心のあることをやるのは当たり前で、体はひとつなんだし、時間もお金も無限にあるわけじゃないんだから。

まあ、左派の中にもチベット問題に取り組む人が出てきているのは事実。アジア連帯講座は、ずっと前からやってた事知ってますので、ここは偉いと素直に評価します。ただ、中核派にはちょっとな。私は新左翼運動の可能性潰したのは中核とカクマルだと思ってるから、あんた等自分の間違いちゃんと総括してから言ったらとはいいたくなるな。ソウル・フラワーはねえ、私はどうにも苦手でして・・・ニューエスト・モデル時代は好きだったんだけどねえ。もっと面白い音楽やれると思うだけどな。

ただ、つくづく思ったけれど、当事者が闘うというのは大きい。結局、帰国者問題が大衆的に展開できなかったのは原因はここだな。
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ご批判承りました。逐次回答します。その1 (原 良一)
2008-05-11 02:18:40
プレカリアート様のご批判2件拝読しました。
第一弾は(Unknown)様となっていますが、
>私のブログでは
となっているので、投稿者がプレカリアート様であることを前提に記述します。

 まずアリ@freetibet氏のミクシィをご高覧いただいたことを感謝します。
多忙な中「必ず読ませて貰う」との約束を、即実行されたことにも特に謝意を表します。アリ氏の主張への見解についての意見は、後日のまとめを拝見してからにします。

 一方、順番を前後させますが
> 原さんがアリさんの日記で見つけたという在日中国人留学生の日記ですが、私もそれらしきものに行き当たりました。確か、林竹さんという人の日記でしたか。<
の件ですが、私が読んで欲しかったのはそれではありません。

話しを進めるためにネタを明かすと、アリ氏の4月30日の日記「募集」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=791408508&owner_id=2071143
のコメント欄にある
徒然草/林則徐さん
http://victoria.iza.ne.jp/blog/
が私の読んで欲しかった話しなのです。

(要約による一部紹介)
 中共当局からの長野への召集令状は、中共の体制に疑問を抱く林氏の許へも送りつけられてきました。これに対して林氏は、長野には行った上で何とかそこから脱け出し、善光寺へ行って、弾圧で殺されたチベット人の追悼法要に参加しようと試みます。

>中共のカネを使って、反・中共の祈りを捧げる…
>今の私にできる精一杯の『反逆』です。
(本文からの引用)

 ところが敵もさるもの中共側は、長野行きに新幹線の団体指定席券を送りつけてきたのです。これでは誰が行かなかったかは当局に完全に把握され、単独行動も不可能。不参加者には漢奸の烙印と迫害が待っている…。
(要約終了)

 複数の運動仲間は、長野の現場で中国人の動員組との議論を試みました。しかし上記のような重圧の中、心ある中国人といえども何を喋れるというのでしょう。三浦小太郎さんは、四トロ板で、彼らと対話するなら平時の時にと言っていましたが、その通りだと思います。

 あと恥ずかしながら私は、林竹さんの日記の存在に気付いていませんでした。もう一度探してみます。生業でも最近あったことですが、この種のチェックは複数の人でやったほうが漏れがなくいいです。
(この項続く)

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中国四川省大地震へのお見舞い (原 良一)
2008-05-15 00:38:45
 プレカリアート様への回答を執筆中でしたが、表題を別途UPすべきとの判断で先に送ります。

 今回の中国四川省大地震の犠牲者に心からお悔やみを申し上げ、被災者の皆様にはお見舞いを申し上げます。

 口先だけでなく義援金も送りたいなと思って検索したら、日本赤十字が義援金の受付を開始するとの告知があったので紹介します。

中国大地震の救援金受付について
1.救援金名称 「中国大地震救援金」

2.募集期間 
 平成20年5月14日(水)から
 平成20年6月10日(火)までの約1カ月間

3.救援金受付口座 
●郵便振替口座のご案内
・口座番号  「00110-2-5606」
・加入者名  日本赤十字社
・通信欄に「中国大地震」と明記して下さい。

詳細は下記参照
http://www.jrc.or.jp/sanka/help/news/1394.html
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