今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

無知は悪いことではない、でもね

2019-05-19 11:19:03 | Weblog
無知は強い。
でも、その強さは脆い。
しなやかさが無いから簡単に折れる。
知らないと無知は違う。
ほとんどのことを人は知らない。
だから謙虚でいるべきだ。
なんでも知っているかのように振る舞う人と一緒にいると
なんだか心が弱っていってしまう。
だけど、人は調子にのってしまう時がある。
私も、ある。
人間だもの。
やばいなあと思ったら『ソクラテスの弁明』を読む。
私にとって一番大切な本かもしれない。

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その人しか知らない

2019-05-18 09:54:19 | Weblog
好きな人たちがいる。
でもその人たちの背景やいわゆる情報を知らない。
意識的に知らないでいるのではなく、知るときまで知ろうとしないようにしている。
情報は邪魔だ。
私のようなすぐにカテゴライズしてしまうような人間は出来るだけ情報は少ないほうがいい。
目の前にいる人を見る、そして話す。
メールもそう。
それで十分だ。

人を見る目があるとかないとかよくわからないけれど、
その人をそのまま見る人でありたい。

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だから、私は勝ち負けやお金が物差しの人には近づかない。

2019-05-17 07:59:34 | Weblog
選挙戦って言葉すら嫌いなわたくし。
昔から戦うということが苦手だ。
特に誰かと戦うという状況になるとすぐに逃げだす。
自分自身と戦うことはそんなに嫌いじゃない。
勝ち負け、二分される世界は苦手だ。
だからずっとスワローズファンなのかもしれない。
プロレスが好きなのもそうだ。
人は、勝ったり負けたりする。
そして、勝ったから偉いわけでも、負けたからダメなわけでもない。
ずっとそんなことに囚われてると大切なものを失くしちゃうよ。

努力を否定しているのではない。
努力はするべきだ。
だけど、それは勝つためやお金持ちになるためじゃない。
自分の好きなことや、自分の好きな人たちが喜んでもらえるために
努力するんだ。
だから、私は勝ち負けやお金が物差しの人には近づかない。

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普通のコーヒー アアルトコーヒー

2019-05-16 10:22:51 | Weblog
開業当時からずっと言ってる、アアルトコーヒーは普通のコーヒー。
特別おいしいわけでもなく、安価なわけでもない。
新鮮であるってことにおいては、ちょっとだけ自信がある。
自慢できるのはそれくらい。

14年同じ銘柄で同じ金額で販売している。
代り映えのしない店だ。
それでも販売量はずっと増えている。
ほんとにね、こんなに恵まれたコーヒー屋はないんじゃないのかしら。

妻が手の込んだお菓子や料理を作ると、きまって娘と息子が言う。
ふつうのがいい。
勉強になる、そして自分の進んできた道は間違ってなかったんだなあと。
普通であり続けるていうのは、特別になるより大変なことなんだと、14年間で骨身に沁みた。

普通のコーヒー、アアルトコーヒー。
調子にのってたら言ってくださいね。
ちょっと最近お前んとこのコーヒー美味しすぎるぞ!
って、注意してください(笑 ←すでに調子にのってるようだ。

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5月25日は、中目黒で、けものとショーノ

2019-05-16 08:36:04 | Weblog
毎日宣伝ばかりでごめんなさい。
来週の土曜日、トラベラーズファクトリーでコーヒー教室します。
なんだか東京では久しぶり。
ご予約いただければうれしいです。
よろしくお願いします。
詳細・ご予約はこちらhttps://www.travelers-factory.com/topics/mini-live-and-coffee/

でもって、長いアナウンスをコピペさせてもらいました。
是非ご覧ください~

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「コーヒータウン/トラベラーズソング」(けもの)の7インチレコードと短編集『たとえ、ずっと、平行だとしても』(庄野雄治)のリリースを記念し、「けもの」のミニライブとアアルトコーヒー庄野さんのコーヒー、さらにお二人によるトークが楽しめるイベントを、トラベラーズファクトリー中目黒にて5月25日に開催します!



「けもの」は、シンガーソングライターの青羊さんによるソロユニットです。菊地成孔氏のプロデュースで、2013年にアルバム「LE KEMONO INTOXIQUE」と2017年に「めたもるシティ」をリリース。青羊さんのジャズをベースにした、妖しさとポップが同居する独特の世界観を感じさせてくれる歌声が魅力の、ぜひみなさんにも聴いていただきたいミュージシャンです。

このたび、新曲「コーヒータウン/トラベラーズソング」を盛岡のレコードショップ「SOUND CHANNEL」より、7インチレコードでリリースします。

トラベラーズファクトリーにも何度か足を運んでくれている青羊さん。「トラベラーズソング」はトラベラーズファクトリーからインスピレーションを得て生まれたそうです。「コーヒータウン」にちなみ、青羊さんとも親交があるアアルトコーヒー庄野さんにお声がけをして今回のイベントが実現しました。



アアルトコーヒーの庄野さんは、先月末に初の短編集『たとえ、ずっと、平行だとしても』を東京を拠点とする音楽レーベル「de.te.ri.ra.tion」より発行。コーヒーロースターのかたわら執筆をしてきた短編小説10篇は、音楽好きの庄野さんらしく独特のリズムとグルーブを感じさせてくれる、まるでパンクロックのアルバムみたいな短編集です。



イベント「LIVE&COFFEE」では青羊さんのミニライブとあわせて、庄野さんのハンドドリップによるコーヒーをお楽しみいただけます。さらにライブ後には、青羊さんと庄野さんにそれぞれの作品にちなんだお話をしていただきます。12:30〜と、15:00〜の2回開催します。



また、18:00からはトラベラーズファクトリーでは久しぶりに、庄野さんのコーヒー教室を開催します。青羊さんも生徒として参加いただきながら、美味しいコーヒーのコーヒーの試飲とあわせて、美味しいコーヒーの淹れ方を教えていただきます。あわせて、それぞれの作品についてお話もしていただく予定です。



イベントでは、青羊さんの「コーヒータウン/トラベラーズソング」と同時リリース「ただの夏 feat. 東郷清丸/リップクリームダブ」のレコード、庄野さんの「たとえ、ずっと、平行だとしても」を販売します。イベントは予約制になりますので、ぜひお早めにご予約ください!





「コーヒータウン/トラベラーズソング」(けもの)

「たとえ、ずっと、平行だとしても」(庄野雄治)リリース記念イベント



【日程】5月25日(土)

【場所】トラベラーズファクトリー中目黒 2F

map>>>



【MINI LIVE & COFFEE】

「けもの」のミニライブ(コーヒータウンとトラベラーズソングの2曲を演奏)

けもの青羊さんとアアルトコーヒー庄野さんのミニトーク、

アアルトコーヒー庄野さんのハンドドリップコーヒー付き

第1部 12:20(開場)12:30(スタート)

第2部 14:50(開場)15:00(スタート)

参加費 1,000円+税     

予約制



【コーヒーの淹れ方教室】

誰でも簡単にできる美味しいコーヒーの淹れ方を庄野さんが実際に淹れながらお話していただきます。

また、何種類かの豆で淹れたコーヒーの試飲もしていただけます。

講師:アアルトコーヒー 庄野雄治 ゲスト:けもの 青羊

時間 18:00〜(受付17:50)

参加費 1,500円+税

予約制    

※ライブ演奏はありません。



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『たぶん彼女は豆を挽く』復刊します!

2019-05-15 10:43:36 | Weblog
暑くなりました。
それにもかかわらず毎日たくさんの焙煎をしています。
オーダーがなければ焙煎出来ません。
ほんとありがとうございます。
感謝しております。

宣伝です。

一番最初に出版した『たぶん彼女は豆を挽く』が文庫サイズになって復刊します。
長らく品切れになったままだった今や幻の本に、このブログから50本編集者が厳選して
くれたものを追加したものになります。
60ページボーナストラックって、もはや新刊ですね。
堀井和子さんとのコーヒー教室や、長谷川ちえさんとの対談、思えば誰も知らない
田舎のコーヒー屋を相手によく引き受けてくれたなあと。
表紙やイラストをたくさん描いていただいた佐々木美穂さんしかり。
もうね、無知ほど怖いもの知らずを絵に描いたような男だったんだなあと恥じております。。。

発売は7月7日、そう私の誕生日です。
どこかで目にしたら手にとってくれるとうれしいです。
最初からなんにも変わってないなあと、私は。
成長がないともいう(笑

時代なんか関係なくずっとある本を作りたい。
スタートから変わらない想い、こうして復刊していただけることに感謝です。
届けたい人に届きますように。

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5月26日は、本屋B&Bでお会いしましょう!

2019-05-14 16:11:27 | Weblog
「コーヒー焙煎人が小説を書き、音楽のレーベルから本を出したわけ」
『たとえ、ずっと、平行だとしても』刊行記念
2019/05/26 Sun 14:00~16:00 (13:30開場)本屋B&B



庄野雄治さんによる短編集『たとえ、ずっと、平行だとしても』が、音楽レーベル〈de.te.ri.ra.tion〉(デテリオレーション)から刊行されます。

『たとえ、ずっと、平行だとしても』は、独自のスタンスでの活動が話題の徳島のコーヒー焙煎所aalto coffee(アアルトコーヒー)の庄野雄治さんが、日々焙煎する傍ら机に向かい書き上げた、10篇の美しい物語からなる初の短編小説集。
音楽レーベルから小説を出したらおもしろいのではないかという庄野さん本人たっての希望により、今回の出版に至ったといいます。

今回B&Bでは、『たとえ、ずっと、平行だとしても』刊行を記念してイベントを開催します。
お相手にお迎えするのは、装丁を担当された横山雄さん、校閲を担当された牟田 都子さん。
そして、トークの空き時間には、レコードレーベルde.te.ri.o.ra.tion主宰・橋本竜樹さんによるDJもお楽しみいただけます。

どうぞお越しください!

【参加者プロフィール】
*庄野 雄治 しょうの ゆうじ
コーヒー焙煎人。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に5キロの焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。
2006年徳島市内に「aalto coffee(アアルトコーヒー)」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。
著書に『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著/ミルブックス)、『はじめてのコーヒー』(堀内隆志との共著/ミルブックス)、
『たぶん彼女は豆を挽く』『誰もいない場所を探している』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)、編書に『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』(ミルブックス)がある。
本好きが高じ、自分の友人知人の才能を紹介したいと冊子『Hemisphere』を発刊、現在4号まで発売中。
都内にて赤川次郎の読書会などコーヒーを交えたイベントに多数参加するほか、「14g」では音楽イベントやギャラリーとして展示も行ない、
好きなものを軸にしつつも枠にとらわれない活動は多岐にわたる

*横山 雄 よこやま ゆう
イラストレーター/グラフィックデザイナー。桑沢デザイン研究所卒業。第33回 ザ・チョイス年度賞入賞。第83回 毎日広告デザイン賞 最高賞受賞。
柴田元幸×トウヤマタケオ / J・ロバート・レノン『たそがれ』CDデザイン、中村佳穂『AINOU 日誌』デザイン、星野智幸『焰』装画・題字、『ランバーロール 1号』寄稿など。

*牟田 都子 むた さとこ
1977年、東京都生まれ。校正者。総合出版社の校閲部に10年間勤務後、独立。これまで関わった本に『猫はしっぽでしゃべる』(田尻久子著、ナナロク社)、『凍った脳みそ』(後藤正文著、ミシマ社)、『詩集 燃える水滴』(若松英輔著、亜紀書房)など。共著に『本を贈る』(三輪舎)。

*DJ*
*橋本竜樹 はしもと たつき
レコードレーベルde.te.ri.o.ra.tion主宰。Deterio Liber発行人。
様々なミュージシャンの楽曲アレンジ、プロデュース、楽曲提供、広告音楽制作など行うほか、自身のプロジェクトNag Ar Junaとしても活動中。

イベントのご予約はこちらから!http://bookandbeer.com/event/20190526_a/


出演 _

庄野雄治(aalto coffee)
横山雄(イラストレーター/グラフィックデザイナー)
牟田都子(校正者)
橋本竜樹(de.te.ri.o.ra.tion主宰)



時間 _

14:00~16:00 (13:30開場)



場所 _

本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F



入場料 _

■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order


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人のことなんか助ける前に自分を救済しろよって

2019-05-13 10:27:51 | Weblog
ブックラボトーキョーで「TOKYO VOICE」というフリーペーパーをいただいた。
佐野元春と犬が表紙だから、庄野さん好きでしょって。

感動してしまった。
なぜ私が小説を書き始めたか、理由がわからなかったけれどそこに書いてあった。
もちろん佐野元春と比べるなんておこがましいけれど、こちとら中学生のとき彼の音楽と出会い
ずっと一緒に生きてきたんだ。
とにかくね、読んでもらいた。
そして私は小説を書く、ずっと書き続ける。
誰かのためじゃないく、自分を救済するためにね。

私の半分は佐野元春で出来ているんだ。

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私は運がいい

2019-05-12 19:40:11 | Weblog
たぶん奇跡的な日々を送らせてもらってます。
本業のコーヒーを好んでくれる人がいて、それで生活が出来でいて、
カフェのようなパン屋のようなギャラリーのような雑貨屋のようなライブ会場のような
場所もスタッフとお客さんに恵まれ続けていくことができている。
家族はみんな健康だし、祖父なんかは100歳で毎晩晩酌をしている。
犬は12歳でまるまる太っていていつも眠っている。
すべては運だ。

あきらかに実力や要した努力以上の場所にいる、ずっと。
わかっている。
だから最初は斜に構えていた。
だけどね、もう今は感謝しかない。
運も実力のうち、なんて死ぬまで言えないけれど、私は運がいい。
それを肝に銘じてがんばっていきます。
明日からコーヒーロースターに復帰です。
そして、また新しい小説を書き始めます。

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東京へ

2019-05-10 10:34:11 | Weblog
今夜は二コラで本の出版記念パーティ。
ありがたいことです。

明日の14時から渋谷のブックラボトーキョーでトークイベントです。
越境する生き方の話を出来たらいいなと思っています。
お時間が合えばぜひお見えください。

28度まで気温が上昇するみたいだ。
もうすっかり夏なんだな。
コーヒー屋はヒマになるかしら。
たくさん書きたいものがある、少しは時間が出来るな。
なんて、飲まなければいくらでも書けるじゃん、そんな声が聞こえる。
はい、その通りです。

さあ、東京へ行ってきます。

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