今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

私は自分自身を甘く見積もるクセがある

2016-02-29 09:03:33 | Weblog
ブログを書こうとパソコンの前に座るときは何も考えていない。
さーっと書けるときもあれば、全然進まないときもある。
さーっと書けたからと言っていいものが出来たなあと思うことはあまりないが、
悩んで書いたからと言っていいものが出来るわけでもない。
どっちにしてもたいしたことは書けやしないいんだ。
って思ったらラクになった。

私は自分自身を甘く見積もるクセがある。
だから常に「バカじゃないの、あんたたいしたことないよ」って
自分につっこみを入れながら暮らしている。
傲慢な自我を俯瞰できる自分、って言うのに酔ってるのかしら。
ほうっておくと調子に乗るのは間違いない。
きっと本質的にバカなのだ。

この世で一番偉い人は妻だ。
こんなろくでなしと15年以上一緒にいてくれる。
いや、結婚前からならもっとだな。
彼女がいなけりゃ、どうにもこうにもなってないだろうな。
自分を甘く見積もる人はひとりでは生きていけない。
誰かが必要なんだ。

きっと人生の最後までこんな感じなんだろうな。
後悔するけど反省せず。
ダメな男です。はい。

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ひとりでいるのと誰かといるのと

2016-02-28 18:19:19 | Weblog
群れるのが苦手だ。
だけどひとりでいるのが好きなわけではない。
仕事が無いと何をしていいかわからなくなる。
趣味が無くなってしまった。
オンとオフの境があいまいな毎日だから、どこまでが仕事なのかもわからなくなってきた。
こんな感じでなんとなく生きていけるといいな。

一昨日奥歯が縦に割れた(と歯科医で言われた)
最悪は抜歯になるそうだ。
永久歯になって抜歯をしたことがなかったから気付いてなかったけれど
これを抜いたらもう歯は生えてこないんだ。
永久歯だけど永久じゃない。
永遠なものなど無いし、壊れるからいいんだと思う。

永遠の命なんてあったら辛いだろうな。
知っている人はみんな亡くなって、新しい人たちと一から人間関係をはじめなければならない。
何度も繰り返しているうちに、きっとひとりでいることを選ぶかもしれない。
出会いと別れは、一回きりの人生だけでおこる分量で十分だ。
家族は妻と娘と息子の今でいい。
いや、今のままでないと困るし悲しい。

ひとりでいるのは寂しく悲しい。
誰かといるのも寂しく悲しい。
どちらも同じ。
だから僕らはひとりでいたり誰かといたりするんだ。
どっちかじゃ寂しい。
どっちも大切にしようと思う。

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庄野、コーヒー淹れるってよ

2016-02-27 08:52:43 | Weblog
シフトの関係により明日28日は終日14gでコーヒー淹れてます。
こなそんで「徳島のほんと」買われた方、サインいたしますので
是非お見えください。

でもって、3月6日は伊勢丹新宿店の5Fでコーヒー淹れてます。
「ドットvsボーダー」というイベントの一環でふるまいコーヒーになります。
お時間があれば遊びにお見えくださいませ。

でもって4月は「みどりのクラフト」と「京都ふるどおぐ市」でコーヒー淹れます。
5月は松山と京都のイベント(ともにまだ秘密、って詳細が決まってないともいう)
でコーヒー淹れる予定です。

今月徳島でやろうとしていて出来なかったコーヒー教室もやらなくっちゃですね。
11年目になり、自身の基本であるコーヒーがんばろうと思っております。
アアルトコーヒーをよろしくお願いします。

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コーヒーのことも考えている

2016-02-26 09:21:49 | Weblog
値上がりします!という通知がたくさん届く。
みんないっぱいいっぱいでやってるんだよなあと他人事のように
思っている自分のお尻に火がついていることに気付かぬふりをする毎日。
1,2か月先の生豆を確保できてはちょっとだけ安堵して、
なくなりそうになると、慌てふためき、とうとう値上げしなきゃならないのかあ
というタイミングで奇跡的に欲する生豆が手にはいるという日々。
まさに綱渡りの上を全速疾走している感じ。
もうすぐ落ちるのは目に見えている。

やはり足りないのは量だ。
偉そうなこと言ったて量を買わなければ自分の欲しいコーヒーを確保することは難しい。
かといってガチガチのグループを作っての共同購入なんて出来なさそうだし。
スペシャルティとかコンテスト豆はいらないし、思いっきり安価なコーヒーもいらない。
100gを400-500円くらいで販売してロースターに利益が残る生豆。
いいものあると思うんだけどな。
「普通の人がご家庭で無理なく飲めるコーヒー」ここに特化したコーヒー屋。
それのための生豆屋って、ありそうでないんだよな。

誰もやらないのならやろうかしら。
コーヒー屋のみなさん、商社のみなさん、問屋のみなさん、
ひとつ庄野に協力してやろうなんて思いませんか。
とにかくアアルトコーヒーはコーヒーの価格を上げたくないのです。
せちがらい世の中、家でコーヒーを飲むときくらいはホッとして欲しいのです。
新鮮で美味しいコーヒーを飲んでもらいたい。
って、私だってそんなコーヒーが欲しいですもの。
値上げが悪いっていってるんじゃないですよ、私はここでもっと抗ってみたいんです。

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無駄に一生懸命働く理由

2016-02-25 07:44:23 | Weblog
アンジェラヴィサント梅田店の周年ノベルティと
伊勢丹新宿店で来週からはじまるイベントのコーヒーと
アンジェ各店で販売していただく3月からの春ブレンドの焙煎がある今週。
通常業務の他にこの量の焙煎と梱包を妻とふたりで。
今週がヤマだ。

4月は埼玉京都と2週連続で大きなイベントに出店する。
大丈夫かなと思っているんだかれど、その次の週松山であるイベントからも
お声掛けいただいた。
まさかの3週連続、大丈夫かなあ。
なんだかたくさんお声掛けいただけるのはうれしいことだ。

コーヒーの焙煎やコーヒーの仕事が好きかと言われると首を傾げてしまう。
そもそも働くことが好きかといわれると、好きではない。
ダラダラすごせるのなら全然それでもかまわない。
これと言って欲しいものもないし、行きたい場所もない。
だけど人は働かなければならないという強迫観念がなぜか私にはずっとあるんだ。

モラリストぶっているわけではなく、あくまで自身の問題。
働いてないと不安になる。とてもイケないことをしている気分になる。
ある種の病気なんでしょうね。
別段やりたいことがあるわけではないんだけれど、自分の仕事で誰かがよろこんで
くれるとうれしい。ただそれだけ。

必要とされている限りはがんばれる。
誰からも必要とされなくなったら、焙煎なんてやめるし、本を出すこともやめる。
もちろん文章も書かない。
でもね、こんな文章を読んでくださるあなたのような人や、コーヒーを買ってくださる
人がいる限りは絶対やめないよ。

人生は死ぬまでの暇つぶし。
自分のために生きる人生なんてつまらない。
だってよろこんでくれるのは自分だけじゃん。
たくさんの人に必要とされたり、よろこんでもらえるほうが気分がいいよね。
ただそれだけのことを知るのにたくさんの時間がかかってしまった。

あー、会社員時代、いや、学生のバイト時も、もっと一生懸命働いてればよかったなあ。
給料くれたみなさん、ごめんなさい、です。

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勝ったり負けたり

2016-02-24 09:44:22 | Weblog
みなさんご存じの通り、私はプロレスファンです。
格闘技とかボクシングには興味がありません。
今はやっている大相撲もさほど興味がありません。
真剣勝負というものが苦手なのです。
真剣に戦って次があるっていうのがちょっと。。
ジャンプのマンガが苦手なのと同じ、努力して死力を尽くして
勝つと、さらに強い敵があらわれ、努力して死力を尽くして・・・

プロレスが真剣でないっていってるのではありません。
勝敗よりも大切なことがあるということを言いたいのです。
白か黒かにわけなくてもいいと思うのです。
グレーって色が私は大好きだからかしら。
オリンピックもワールドカップも苦手だし、高校野球も。
スポーツをする人が何かを背負うという意味がわからいないし、
スポーツそのものを馬鹿にしているような気がするのです。

って批判じゃないですよ。
それらが好きな人は好きでいいんです。
でもね、そうじゃない人もいるってことを言いたいだけです。
生きていれば知らない間に勝負に巻き込まれているときがあります。
勝ったり負けたりしながら僕らは生きていくのです。
自分の危険のないところで無責任な声を上げたくはありません。
勝つか負けるかより、一生懸命やっている姿を見ることが一番大切だと思うのです。

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「誰もいない場所を探している」

2016-02-23 08:09:20 | Weblog
いつも無いものをつくりたいと思っている。
新しいものではなく、無いもの。
どこかのジャンルに入れられるのではなく、「これはどこ?」って
店で店員さんがちょっと困るようなもの。
本もそうだ。
あるものなら作らなくていい。
こんなにたくさんの本で溢れているのだから。

本を作るのはたいへんだ。
かかわりあう人がたくさんいて、全力でやっても売れるかどうかなんてわからない。
趣味でやってるんじゃないんだからあたりまえだけど、ほんとみんな真剣だ。
コーヒー屋のおっさんの片手間でやっていると思われるといけないと
作っている最中は恐怖にさいなまれていた。
大塚いちおさんのイラストとデザインワークが素晴らしく、
本として美しいものになった。

ビジネスのノウハウなんか書いてないし
自己を啓発するような言葉もない。
響かない人には、なんだこりゃって本かもしれない。
だけどね、チャットモンチーのあっこちゃんが言ってくれた一言で
すべてが報われたような気がする。
この本は「大人の勇気本」なんだ。
なんだかね、この言葉を目にした瞬間、おっさん軽く涙が出たんだ。

青くさく、不器用でもいいんじゃないか。
こずるく、うまく立ち回れなくてもいいじゃん。
やるべきことをやる。
そんな大人たちが増えるといいな。
どこかで見かけたら手にとってください。
実利は何もないけれど、もしかしたら何かが残るかもです。
どうかよろしくお願いします。

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All The Young Punks

2016-02-22 09:36:06 | Weblog
オレじゃなく世界が間違ってるんだって何の疑いもなく言えていたころが懐かしい。
若さは愚かでみっともない滑稽なものだけれど、眩しくてキラキラしている。

愚かは悪ではない。

ホールデン・コールフィールド に憧れた、憧れた時点で彼にはなれない。
耳男に痺れた、痺れた時点で彼じゃないんだ、オレはこっち側の人間なんだと思い知る。

何者にもなれないオレは何者でもないまま46才になった。
そしていまだにクラッシュ聴いて心高鳴らせている。
はじまりさえないオレに終わりはないのかもしれない。
きっちり終わることすら出来ない人生っていうのも悪くない、うん、悪くない。

みっともなくても生きている、生きていられる。

短命はかっこいい。
長くダラダラ生き延びた。こんなに生き延びるとは思っていなかった。

滑稽な人生だ。

オレじゃなく世界が間違ってるんだ。
もう一度そう言って生きていこうと思う。思っている時点でダメなんだけど、それでいい。
愚かもみっともないも滑稽もすべてオレのチャームポイントなんだ。
そうだろ?

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「はじめまして」

2016-02-21 13:24:11 | Weblog
ちえさんの人間力のすごさをあらためて知る。
次から次へとたくさんのお客さんや友人がやって来る。
こんなに愛されている店と人を見たことがない。
私にはまったく欠けているものがin-kyoとちえさんにはあった。

「はじめまして」がたくさんあった。
「えー、はじめてなの~」って、ちえさんが何度も驚く場面があった。
だってちえさん、ふだん私は徳島で引きこもって焙煎してるんですよ。
そういえば、ちえさんの旦那さんにもお会いしたことがないな。

無理に会おうとしないでも、会うべき人とはいずれ会うと思っている。
いや、思っていた。だけどちょっと違うんだな。
halの後藤さんは営業後に沼津から、NAOTの宮川さんは関西空港からやってきた。
会いたいなら、会いにいかなきゃならないんだ。

会いたい人には会いにいくようにしようと思う。
それがきっとタイミング。
って、先方に迷惑がかかるのはダメだよね。
打算や利益があるのはバレる。ただ目一杯の愛情を持って会いにいこう。

私はほぼアアルトコーヒーで焙煎して店番してます。
会いたい人は会いに来てください。
めっちゃ不愛想ですが、案外怖くないですよ。
たくさんの「はじめまして」を言えるようにしたいなあと思えるようになりました。

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月のない世界で生きている

2016-02-19 06:16:02 | Weblog
余裕のない毎日。
バタバタしている。
働いて飲んで眠る。
繰り返しを繰り返す。
それでいいんだけれど、空を見上げる余裕もない。
いつから月のない世界で生きるようになったのだろう。
今晩は空を見上げるんだ。

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