中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

震災等の遺構は、保存したいと思うのだが、、、

2016-04-03 13:18:29 | Weblog
保存したいと思うのは、個々の感傷もあるだろうが、忘れ去るからだ!

山陰、山陽地方の一部を駆け足ツアーで回って来た。
コースの中の原爆ドームは、数年前には土砂降りの中であったが、今回は天候に恵まれたし桜も好い加減に咲いていた中での見物となった。

ガイドさんの説明を受けた後の自由散策タイムでのこと、”平和祈念館入口”を見付けた。開館時間は08:30で私の時計は08:29、、、
入り口は、エレベータとやや離れた位置に階段があったのだが、ガイドさんの説明にあった”・・・平和記念資料館”とは、頭の中で繋がらない、、、そこで、公園整備中であった緑化協会の年配のご婦人に尋ねた「この下にきねんかんがあるのでしょうか?」と、、、すると、「、、、ここは入り口だけど、、、」それで更に、ブロックの離れた地上にある”・・・記念資料館”と異なるのか尋ねたが、要領を得ない、、、

根っ子の混乱は、”・・・祈念館・・・国”と”・・・記念資料館・・県”にあったと、後に分かったのであるが、手を合わせては来れなかった、、、集合時間も迫るし、、、

そして、次の目的地である厳島神社へ向かうバスの中で思ったのだ!
「象徴である原爆ドームが無かったとして、記念館等や祈りのモニュメントだけとした場合に、どれだけの人が立ち寄るのか?と、、、」

鳥取県人のガイドさんだったが、”平和記念公園”の中での説明、”車内”での説明等で、過去に色々と報じられていても忘れてしまっていたことや新たなことなどを知ることが出来た。

原爆ドーム、、、「もうイイや!」と言う声が、広島市民の中にもあるとのことだったが、やはり保存しておくべきであろう、、、
例え、きっかけはミーハーの見物であったとしても、惨かった現実を知るために! その件のドームは、保存のための修復作業中だった。

なん言っても震災等の遺構は、過去のために保存するのではない。未来をどのように生きるか?とした、教科書としての保存なのだから、、、


雨は上がった、、、これから市民農園の抽選会に出掛けるのだが、当選したことは皆無、、、果たして今年は?
コメント
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