中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

止血剤が入らない?

2005-11-07 22:32:52 | Weblog
治療は、第一に止血することであるからして、止血剤入りの点滴と、これも止血剤としての錠剤を飲んで安静にしているだけであった。
後で、看護婦さんから聞いて知ったのだが、病室はお迎え部屋の隣であった。二人部屋ではあるが相方は無し。病室の入り口の名札の上にあった赤いマークは、災害時には非常搬送の目印だったそうな。

看護婦さんの朝の日課は、「お通じありましたか?」そして、点滴となるのだが、2日目位から、点滴が始まると額の後ろ辺りが「もわっと」して来る。3日目には、120ccの点滴が20ccも入れば、肩の辺りが痛くなると同時に、点滴が入らなくなった。看護婦にその旨を告げるとドクターに叱られるから、針を刺し直すと言う。
私は、体の拒絶反応であると感じたので、肩が痛くなった2回目には、医師を呼ぶように頼んだ。年末アルバイトの当番医は、「では点滴を止めて様子を見ることにしましょう」と、同意してくれた。この頃、ウサギのうんち風の物が、少し出た。この時、峠は越えたと自己診断した。

それにしても、身体は良く出来ていると感心した。必要な最小限の異物よりも受け付けない・・・これ以上頭の回転が悪くならないように、肩でブロックしてくれたのだから、、、両親に感謝しきりであった。

13日目に退院したのだが、この時も胃カメラの映像を見せてくれた。胃壁の色は、入院時と異なって、ピンク色に近かった。そして、切り株様のポリープは見当たらない。医師も首を傾げていたが、消えてしまっていた。医師に、「出血が止まらない時はどうしたのか?」と尋ねたら、「穴の空く寸前だったから、出血が止まらない場合は、開腹手術もチラッと考えた」とのことであった。

後日知った生体検査の結果は、異常なし。
3mmの試料採取が原因で、開腹手術や不治の病、今思い出してもぞっとする。
各々方、ご油断召されるな!!


コメント
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