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Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『ダイブ!!』

2008-05-31 00:26:49 | 映画 「あ段」
試写会ってヤツで観ました。

『ダイブ!!』  2008年
監督 : 熊澤尚人
原作 : 『Dive!』 

カワイイ男の子の裸体だらけで、
お姉さま方が喜ぶ映画かとおもいきや、
意外とちゃんと青春してるんだよね。

ほっとんど競泳海パンシーンばっかりだったけど、
イヤらしさとか、怪しげなシーンとかは全然無かった。
演出が上手いのか、役者が上手いのか、
元々原作が良いのか、脚本が良いのか...?

上下巻もある原作を上手い具合にまとめていて、
自分のように原作を読んでない人にも、
分かりやすくそれなりに楽しめた。

逆に原作を読んだ人には物足りないのかも知れない??

蓮佛美沙子がちょっと茶髪っぽくしてたのは、
相手役の溝端に合わせたのかいな?

映画 『マンデラの名もなき看守』

2008-05-27 23:59:11 | 映画 「あ段」
この邦題はちょっと、どうかと...×

『マンデラの名もなき看守』  2007年
原題 : GOODBYE BAFANA
監督 : Bille August

ネルソン・マンデラ役の俳優さんは、
さすが、黒人初の大統領候補を演じた経験が生き、
なかなか貫禄ありましたね。
白髪頭がちょっとイメージ違いましたけど。

ジョセフ・ファインズもダイアン・クルーガーも
劇中で20歳くらい歳をとるんだから、
大変なものですよ。

それでもね、これが実話なんですよね。
この看守のこととか、誰が調べたんでしょうね。
ネルソン・マンデラ自身の証言でしょうか。

グレゴリーの心境が少しずつ変化していくうち、
妻も後を追うように、少しずつ変化していく、
その様が良かった。

映画 『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』

2008-05-25 18:02:41 | 映画 「あ段」
『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』
監督 : 樋口真嗣
配給 : 東宝

長澤まさみが随分と大人になってましたね。
もうこれからはカワイイだけではダメということを悟ってか、
バリバリに演技してましたね。
別人のようで。

あとはムサい男ばかりだけど(メイクのせいでね<笑)
何となく黒澤色をうまく取り除けていて、
今風の時代劇でいいんでないかと。

名の知れた脇役の方々がいらっしゃいますが、
メイクが濃すぎて、いったいどこに出てたの?って
感じですよ(苦笑)

やっぱり、CGはまだまだな感じはしますが、
それより、松本潤のあのムサ・メイクを許した
ジャニーズ事務所も天晴れですね。

ひつこいですが、『カンフーくん』

2008-05-24 19:34:04 | 映画 「あ段」
まだHPには何にも出てないんですけど、
DVDの発売情報をキャッチしました。

8月6日らしい。
広島の原爆記念日。
zooquieの誕生日。

やっぱりスペシャル・エディションだよねぇ~。

近所に合気道の道場を見つけたんだけど、
やってみようかなぁ~。
でも、やっぱり 「似て非なり」 だぁね。←似てもいない?

映画 『最高の人生の見つけ方』

2008-05-10 21:44:11 | 映画 「あ段」
『最高の人生の見つけ方』  2007年
原題 : THE BUCKET LIST
監督 : Rob Reiner

今日のお目当ては『相棒』だったのですが、
あまりにも混んでいるし、
丸の内TOEIは並ばなくてはいけないので、パス。

こっちも見たいと思ってはいましたが、
まさか初日に見るつもりではなかったです。

自分としては、ジャック・ニコルソン嫌いなんですね。
で、モーガン・フリーマン好きなんですよ。
観るか観ないか悩みましたが、
観ることにしたのです。

一番最初に流れるモーガン・フリーマンのナレ。
あれが無かったら、余命いくばくも無い老人の、
最後の大遊びで終わったものの、
最初のナレにすっかりやられましたね。

当然と思っていたストーリーが、
途中から、あれっ?となって、
最後に逆転。

涙堪えるの必死でした。

やっぱり、名優と呼ばれる方々は、
良質の脚本を選ばれるっつーことですね。

これで、かなりジャック・ニコルソンを見る目も
変わってきましたよ(笑)

いい人なんだけど、ちょっとワガママも言う
モーガン・フリーマンと
秘書に嫌味が多いけど、実は結構優しかったりする、
ジャック・ニコルソンのコンビがね、
良いよね。

良質の映画ですよ、天晴れ!

映画 『カンフーくん』

2008-04-29 23:20:30 | 映画 「あ段」
また観てしまいました。
2回目の鑑賞です。
『カンフーくん』

元々少林寺をやっていた少年だから、
アクションが子どもじゃないんだよね。
右手を突き出していても、
左手もしっかり指先まで力が入ってる、
そういうところが、だらしない大人としては、
見習わなくてはと思うのです。

今のところ、今年一番の映画になってます<ホントに

あの頃に戻れなくても、
何かに集中する瞬間には、
きっと、子どもだ大人だ関係なく、カッコ良くなるのでは。

たぶん全然しゃべれないだろう日本語のセリフを
真剣な眼差しで言うところなど、
尊敬さえしてしまうほどであります。

他の大人は「子ども向けちょっとギャグもの」程度に
演技してるみたいだけど、
子どもたちと泉ピン子だけは違うんだよね。
自分は正直なところ泉ピン子は嫌いでした。
でも、この映画で、彼女の演技に対する真剣さに、
打たれました。
明らかに吹き替えでスタント使っているだろうシーンでも、
次の瞬間に移る泉ピン子の顔は、
ほんとにアンタやってた?ってくらい、
そのまんまの表情になってるんだよね。

少年の話にもどりますが、
(これだけ言っておいて、まだ名前覚えてない<笑)
「ジャッキー・チェンみたいになりたい」 そうで、
でも、自分的には「ブルース・リーみたいに」なって欲しい。
できれば役者なんかにならず、
少林寺を極めて欲しいのが本音ですが、
それはきっと手遅れでしょう。

いやいや、とにかく、あの少年には、
エネルギーをもらえる...というか、
自分のダラしなさが恥ずかしくなる...というか、
まだまだ何かしなくては、と思わせてもらえる。

作品が良いから今年一番なのではなく、
単にこの少年と泉ピン子が良くて一番なのであった。

映画 『カンフーくん』

2008-04-08 21:46:55 | 映画 「あ段」
『カンフーくん』  
監督 : 小田一生
脚本 : 大地丙太郎

燃えよ “ちっちゃな” ドラゴン!!
っていいよね。
カンフーくんの純粋な一生懸命さが、
そこだけは演技じゃないんだよね。
一生懸命ってことは演技で表現できるものじゃないんだね。
数少ないセリフを言うのも、
自分がちっちゃいから、大きな大人にちゃんと伝わるように、
必死で大声でセリフ言っててね、いいよね。
この子をいったいどこで見つけてきたんだろう?
それくらいハマり役だね。
どのシーンを見ても目が真剣なんだよね。
大人はおフザケなことやってるけど、
子どもはみんな真剣だった。
子役がこんなに生きた映画を久々に観たなぁ。
実はあったのに避けてきてたのかなぁ。

撮影の頃、このサイズだったけど、
きっと今頃はもう一回り大きくなっちゃってるよね。
子どもってあっと言う間に成長しちゃうからね。
初日とかに舞台挨拶あったみたいだから、
行ってみたかったな。
まさか、こんなに楽しい映画だと思ってなかったので、
あんまりマークしてなかったんだよね。

なんかね、心に元気をもらった感じなのさ。
カンフーくんの身のこなしの真剣さに打たれたのさ。

映画 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

2008-04-04 01:32:18 | 映画 「あ段」
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』  2007年
原題 : THE GOLDEN COMPASS
監督 : Chris Weitz

原作は読んでいません。
でも充分楽しめましたよ。

ダイモとかなんとかの設定とか、
まるで謎解きのように、
じぇんじぇんワケ分かりませんでしたが、
鎧グマが格好良かったし、
何よりもニコール様が相変わらず美しく。
それだけでも、十分かも(笑)

イヤ、本当に楽しめたんですよ。
これは連作のようなので、
次の作品も観にいきますよ。

最近はファンタジーの楽しみ方も分かってきたような...

映画 『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』

2008-03-30 21:25:22 | 映画 「あ段」
これからしばらくは、
記憶が薄らぎ始めている、
古いレビューの連発です。

『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』  2007年
原題 : MR. MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM
監督 : Zach Helm

自分はいつも、「邦題をつけるなら直訳が良い」と
言ってきましたが、
この邦題はほんの少し間違えちゃったような...
「マゴリアムの不思議なおもちゃ屋さん」には
できなかったのだろうか。
マゴリアムなんておじさんだろうが、若者だろうが、
魔法使いだろうが、大魔王だろうが、
何だっていいワケで、そこで間違えちゃってる気がする。
日本人の感覚として「おもちゃ屋」とか「八百屋」とか
何となく呼び捨てにしているようで、耳に心地良くない。
やっぱり「おもちゃ屋さん」とか「八百屋さん」とか
そーゆーのが良くないですかね?

いや、映画は面白いんですよ。
ワンダーランドですよ。
あんなお店があったら入りたいですよ。
帽子コレクターの少年がいたり、
壁が怒ったり、
良くわからない設定が、こっちの凝り固まった想像力を
ほぐしてくれてる感じでね。

あれで、ラストにナタリー・ポートマンとあの会計士が
くっついちゃったりしたら、
もうちょっと歯切れが良かったけど。
まあ、ワンダーランドですから、
あそこから先は各々がイメージを膨らますって事で。

映画 『アメリカン・ギャングスター』

2008-03-16 20:38:05 | 映画 「あ段」
これも随分前に観たんですわ。

『アメリカン・ギャングスター』  2007年
原題 : AMERICAN GANGSTER
監督 : Ridley Scott

「オール・ザ・キングスメン」の監督もしている
Steven Zaillian の脚本。
彼の脚本作品を何本も観ていることに、
今日初めて気が付いた。

デンゼル・ワシントンは本当に凄い役者ですね。
善人にも悪人にもなれる。
エンディング・ロールのあとのワン・カットなんて、
すんごい恐かったですねぇ。

ラッセル・クロウはなんかキレのない刑事で、
この人も本当に日常はこんなんじゃないかと思うような、
筋肉隆々の身体が、ただの中年太りに見えちゃったり、
役者ってホント凄いッス。

デンゼル・ワシントンほどスーツ姿の似合う人もいないな、
などと、そんなことも思った次第です。

映画は、みんな長いとか言ってたけど、
自分的には楽しめましたよ。
実話が元になってるらしいから、
あんまり勝手に端折られてもイヤですしね。
全然飽きたり、中だるみしたりせずに、
すげぇ~なぁ、すげぇ~なぁ、と思いながら
観ておりました(笑)

映画 『再会の街で』

2008-01-04 21:32:40 | 映画 「あ段」
今年最初の映画鑑賞。

『再会の街で』  2007年
原題 : reign over me
監督 : Mike Binder

アダム・サンドラーって凄いんですね。
コメディっぽい役ばっかりだったけれど、
こんなに心理描写が上手いとは。
やっぱり、上手い役者ほどコメディに行く、
というのは本当なんですね。

ドン・チードルも決して負けてなかったし。
自分の重荷をチャーリーの重荷に換価させて、
チャーリーから離れられなくなっていく様子が、
自分のことのように伝わってくる。

そして、リヴ・タイラーも良かった。
子どもだとチャカされて、否定もできずに、
自分の力不足を認識している。
そんな自分に歯がゆさを感じながらも、
何とかチャーリーの力になろうとしている。

はずせないのはドナルド・サザーランド。
もうここ何年も『24』のお陰で、
息子の方が有名になりましたが、
自分はこの親父が好きでして。
ほんのチョイ役なのに、
どっしりと腰を下ろして演じてるあたりが、
「オヤジ、いいね」 などと声をかけたくなる。

アランの奥さんといい、ストーカー美女といい、
脇役がたまらなくハマッていた。
ついでと言っては悪いが、あの受付の女性もGood!


愛はどこにあるのか。
見えないから、つい探したくなるものだが、
実は耳を澄ますと気が付くものなのかも知れない。

映画 『暗殺・リトビネンコ事件(ケース)』

2008-01-02 20:54:09 | 映画 「あ段」
これは12月31日に観ましたので、
2007年最後の鑑賞がこの作品ということになります。

『暗殺・リトビネンコ事件(ケース)』 2007年
原題 : Bunt. Delo Litvinenko
監督 : Andrei Nekrasov

ドキュメンタリーですから、
映画として面白いかとか、
そういうことではないんですね。

正直、字幕追うのが精一杯なところもありました。

でも、ドキュメンタリーですから、
そこにウソは無いワケで、
それが恐ろしいのですよ。

脚色したりしてない、
真実ってことが恐ろしい。

そして、
人が次々殺されていく。

なぜ?

映画 『アイ・アム・レジェンド』

2007-12-30 23:52:27 | 映画 「あ段」
会社が休みに入った途端、
することと言えば映画鑑賞(笑)

そしてまた、大掃除をしないまま年を越してしまうのか。

『アイ・アム・レジェンド』  2007年
原題 : I AM LEGEND
監督 : Francis Lawrence

ほとんど、ウィル・スミスの独壇場。
それだけに、彼の凄さも伝わってくる。
すっかり役者が本職になってますね。

犬のサムの忠犬ハチ公振りもなかなかです。

唯一の生きる友に死なれた主人公は、
どうなってしまうのか...
などと心配しかけたところで、ヒロイン登場。

そりゃ、ちょっと無理のある展開もありましたが、
なんせ伝説ですから、
多少誇張されててもいいワケですよ。

ウィル・スミスの男っぷりが出てれば、
映画としては良いのですね。

飽きなかったし、
なかなか楽しめましたよ。

映画 『マリア』

2007-12-22 23:59:02 | 映画 「あ段」
クリスマスを前に、観ておきたいと思いまして。

『マリア』  2006年
原題 : the nativity story
監督 : Catherine Hardwicke

脚本とか、カメラワークとかは、
ぶっちゃけて言うと素人っぽい感じは否めなかなった。

でも、本来のストーリーが素晴らしい話なので、
そんな人間の技術の問題なんてどうでも良いのですね。

監督は「パッション」のメル・ギブソンほどの
こだわりは無かったようで、
英語でしたね、ほとんど(笑)

マリアもヨセフもその他の人々も、
人間って本当に弱い生き物だけど、
助け合うこと、信じ合うことで、
思わぬ強さを発揮できるのだな、
などと、思った次第です。

自分はやっぱり、
あの大悪人ヘロデ王をCiarán Hindsが演じてくれたのが、
大変良かったかと。
彼はほんと、どんな役でも自在にこなしますね。
名優です。

映画 『マイティ・ハート』

2007-12-18 21:54:39 | 映画 「あ段」
『マイティ・ハート』  2007年
原題 : A MIGHTY HEART
監督 : Michael Winterbottom

知らぬ間に、この監督の作品をたくさん観ていた。
「グアンタナモ、僕達が見た真実」 2007/2月
「CODE46」 2004/9月
「イン・ディス・ワールド」 2003/11月
「24アワー・パーティ・ピープル」 2003/4月
「めぐり逢う大地」 2002/12月
意外と好きなのかもな。
「24アワー・パーティ・ピープル」なんて、
ついこの前、「ボーン・アルティメイタム」の記事で
話題にしたばっかりだし。
それにしても、あまりにも幅の広い作品群だな。
自分はジョエル・シューマッカーのファンだと
よく言ってますが、彼も作品の幅が広いのですね。
こういう変った視点の監督が自分には合うのかも...
などと、自己分析しててもしょうがないッスね(笑)

いやいや、アンジェリーナ・ジョリーは凄いですね。
どう見てもフランス人というより、現地人っぽいですが、
でも、あの役者魂はさすがです。
夫の死を知った後のあの慟哭は半端ないですよ。
全エネルギーを費やしているような。
お腹に身ごもった彼の子どもと二人分の叫びのようで。

周りの役者たちも淡々とそれぞれの役柄を演じつつ、
それでも静かな怒りというか、苦しみのようなものが
伝わってきて、みな名演でしたね。

あの事件の意味するものがどうとか、
そういうことを語り出したら、
それぞれの立場で意見も違うだろうから、
そんなことを描くより、こんな風に、
ただただ順々と事件を追うというのも、
それはそれで、かなり切々と感じるものがあります。

ジャーナリストという仕事の、重要さと矛盾も
嫌という程見えて来るあたりが、
ちょっと後味が悪く、それこそがノンフィクションだな、と。