猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

狂犬病予防接種をしたら...

2006-11-17 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
ペットショップで 「狂犬病の予防接種は必要ないですよ!」 などど言われてしまうこともある今ですから、
今の現状がわかっているようなわかっていないような.. なあたしですが、
もし、まだ予防接種をしていない人がいたら、、と思って、
日本の我県のHPより、抜粋してみましたので、
参考にしてください。 こちらです。 ~我県のみで、ごめんなさい。
これは県のHPからなので、詳細は必ず、犬の所在地を所管する市町村で確認してください。

埼玉県の連絡先一覧はこちらです。

ショップ等で購入した場合、ステラレッコを拾った場合同様です。

 ①まずは市町村の犬の登録窓口にて、登録の手続きをして、「鑑札」 をもらって
  ください。
  犬を取得した日 (生後90日以内の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日)から、
    30日以内に、犬の所在地を所管する市町村の窓口で登録を行ってくださ
    い。

 ②動物病院にて狂犬病予防接種をしてください。

③動物病院で接種証明書を発行してもらい、市町村の窓口に提出し、
   「狂犬病予防注射済票」をもらってください。

 ④「鑑札」 「狂犬病予防注射済票」を必ず、犬の首輪等につけてください。
 

今はショップで購入した場合でも、すぐに動物病院へ連れて行き、
健康診断をしてもらうことが理想的だとあたしは思っています。
ですから、その時に、狂犬病予防接種についてドクターに相談してみてください。
接種してもらえれば、証明書を発行してもらい、それを持って窓口に行けば、
2つの登録が1度で完了すると思います。

年に1度、公共の場での予防接種のある地域もあります。
車がなかったり、大型犬で簡単には病院には連れて行けない人などは、
この日に受けるといいですね。
登録をしていれば、お知らせハガキが届く市町村もあります。
市町村の広報にも載るはずです。








狂犬病発症と狂犬病予防接種

2006-11-17 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
京都の男性が狂犬病発症 比で感染、1970年以来
                 2006年11月16日(木)19:11

        ~以下、ネット記事より抜粋~

厚生労働省に16日入った連絡によると、
京都市内の60代の男性が狂犬病を発症した。
男性はフィリピンで犬にかまれて感染、帰国後発症したという。
国内での感染例は1950年代を最後になく、海外で感染した日本人が帰国後発症したのは、
1970年にネパールから帰った男性以来。

厚労省によると、京都市の男性は11月1日に帰国。
9日から風邪のような症状を訴え、13日に幻覚症状が現れて入院し、
16日に狂犬病と確認され重体。

狂犬病は、ウイルスに感染した犬や猫などの哺乳(ほにゅう)類にかまれることで
人間に感染、発症すると錯乱などの症状を起こし、死亡率も高い。
世界では毎年3万-5万人が死亡している。


* * * * * * * * * * * * * *

日本で狂犬病患者がでました。


ここでも何度も取上げてきた「狂犬病」です。

今回は犬から人間への感染です。
感染してしまった方やその方のご家族の方が1番大変な思いをされていると思うので、
あたしがここで書くのもどうかと思ったのですが。
でも、やはり書きますね。

先日も中国で狂犬病撲滅のため?、多くの犬たちが次々に殺処分され、愛護団体の人が抗議をしていました。
たしか、7月にも雲南省で。
7月のそれはあまりにも一方的だったと記憶していますが。

日本は、動物の入国に対してとても厳しくなりました。
あたしもにゃんズの日本帰国のため、強化された検疫制度に取り込んできました。

入国は思いっきり強化されたのに、国内での予防接種率は下がるばかり、、
この辺りにずっと矛盾を感じてきました。
国外からの侵入を防ぐだけでなく、
同時に、国内での予防接種の義務化をも強化するべきでは?..と。


今でも、「狂犬病の予防接種は必要ないでしょう」 と言っているペットショップの人がいます。
何を根拠に?
絶対!! はないんです。
だからこそ予防が大事なんです。

予防接種で防げるのならこんなにありがたいことはないと思います。


どうか、まだ愛犬に狂犬病予防接種をしていない人は、
今からでも遅くありません。
動物病院で予防接種を受けてください。
今では予防接種のリスクもあげられているので、気になることは何でも獣医師に相談してください。


もし、もし、、もし感染をしてしまったときのことを考えてみてください。
保健所での犬の殺処分は、狂犬病を防ぐために始まったものです。
発症してしまったら、いくらあたしたち飼い主泣きもがいても、
保健所に持ち込まれえ、ガスでの殺処分は間逃れないでしょう。


雲南省の記事を ここに

こうなる前に。