老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

双鴨山の車事情

2009-11-11 14:21:07 | 中国滞在編
双鴨山市は周りを山に囲まれた、いわゆる盆地に開けた都市です。夏は東北なのに割と暑くて、冬はとっても寒い・・・最悪な気候条件です。でも周りが山なので、きのこや山菜がいっぱい。
さて、盆地なので駅から老鼠実家までもずっと坂道です。だから自転車を一台も見ませんでした。重慶とかもそうですよね。市民の足はと言うと、まず徒歩ですが、ほらっ、坂道だからちょっと遠いと疲れるわけです。でタクシーはというと、近場ですと6元、メータはなく乗るときに交渉しないといけないのですが、人民にとっては1人で乗るにはやはり割高なわけです。
そこで今回猫達が一番よく利用した線車の出番です。ミニバスなのですが、老鼠実家の前を本当に10分おきくらいに走っていて、1人1元。一応バス停はありますが、乗りたいところで手を上げると止まってくれて、降りたいところでおろしてくれます。例えば信号待ちのときに「ここでいいや。」って言うとドアを開けてくれる。ちゃんと乗降口に車掌さんもいます。
荷物だけ乗車ってのも見ました。お金と荷物車掌さんに預けて「OOのバス停まで。」って、で荷物の受取人がバス停で待ってる。便利です。この線車、あたりはずれがあって、新しくてきれいなのもあれば、ぼろぼろでドアは車掌さんがゴムひもで引っ張って、かろうじて閉まっている・・・なんてのもありました。とにかくお世話になり、猫が気に入った乗り物です。
中国は昔よりはずっと増えたものの、車を所有している人は日本よりずっと少ないですが、老鼠兄は丹東から丸1日かけて車で帰省して来ました。その車と言うのは前にも書きましたが、職場の車・・老鼠兄も車持ってるらしいのですが、老鼠曰く「たぶん自分のはぼろぼろだから、見栄張って職場のいい車拝借したんじゃない?」 う~んそれも中国人の面子ってやつですか?
その老鼠兄に、友人との待ち合わせ場所に送ってもらっている車内での会話。
老鼠兄「猫は免許とって、車運転して何年になるの?」
老鼠兄、自分は運転経歴長いんだぜ~と言いたげ、ちょっと自慢げ。
猫  「もう20年くらい。」
老鼠 「猫は毎日運転してるけど、無事故無違反でゴールド免許だぜ!」
あ~あ、老鼠兄のプライドずたずた・・・。それに猫がもし中国で運転したら、5分ともたず事故ってるよ。やっぱり老鼠兄は運転上手だよ。でも老鼠兄が天狗になるといけないので、黙っておきました。意地悪な猫と老鼠です。

写真:老鼠実家に一番近いバス(線車)停。
線車の中。
運転中の老鼠兄。実家にたどり着いた時には長旅で埃にまみれてたけど、いつの間にか洗車してぴかぴかになってました。そうそうちょっと拝借した物のは大事に使わないとね。