老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

麻雀

2014-07-05 22:00:34 | 和宝宝在一起編
麻雀は中国語のすずめ、日本のマージャンは中国語では麻将、なんでかわっちゃったんでしょうね?あっ、中国語と日本語の違いや、マージャンの話がしたいわけではありません
6月20に2羽の小雀が我が家に来ました。猫の職場の玄関の前で飛べずにばたばた、ちょこっと歩いて車に惹かれそうになったのを車を停めて拾っちゃいました。たぶん巣立ち雛で、巣は出たものの飛べななくて、親鳥に餌貰いながら飛行訓練中って感じでしょう。近くに親鳥がいるかもしれません。でも猫の職場はひっきりなしに車が通る道沿いにあり、とっても心配・・・一日眺められてたらいいんですけどね・・・。で、親鳥からしたら誘拐になるおせっかい保護しちゃいました。

↑拾った当日。まだ全然飛べません。体温が下がってたのか、布にもぐってじっとしてます。
その日は職場の皆でえさ(米ぬかを水で溶いて)あげて、夜猫宅に連れて帰りました。ヤンヤンは大喜び。猫がゆで卵をすりつぶしてあげるとパクパク。まだ自分で餌をつついて食べることは出来ません。猫は耳かきで餌を口に入れてやりながら、ヤンヤンの離乳食を思い出しました。

猫はすずめ飼うのこれで2回目です。前はもっと小さい雛だったので、猫をお母さんだと思ったのか、すっかり手乗りお座敷すずめになっちゃって(成鳥になって外に出だそうとすると怒って部屋の奥に引きこもってました)放野に失敗、一生を猫の部屋で終えてしまいました。今回はちゃんと放野してあげないと、と思い世話することに。と言いつつヤンヤンの腕に乗っちゃってますが・・・。名前もちゅんとじゅんってつけちゃいましたが。
それからは夜寝てる間以外はほぼ2時間おきに餌やりに忙殺されることに。ヤンヤンの授乳の時と一緒です。もちろん職場にも連れて行って餌やって、家に帰ると放し飼いにして飛行訓練。
ちゅんは日に日に上手に飛ぶようになっていきましたが、じゅんはなかなか飛べません。飛ぶって言うより跳ぶって感じでぴょんぴょん。でも兄弟なんですね(姉妹かもしれないけど)。じゅんがついて来てないとちゅんはじゅんのそばに戻って寄り添います。いつも2羽は一緒。こんなに小さなすずめが自分より弱い兄弟に寄り添ってるってすごいと感動しました。そして飛べるようになっていくちゅんは猫達を警戒するようになり、なかなか飛べないじゅんは猫達に懐いてました。

左:とまり木に乗れるようになり。右:じゅんも本棚に跳び乗れるようになりました。えさも自分で食べられるように。すずめの成長は早いのです。
ちゅんはもう放野してもよかったのですが、出来れば2羽一緒に放野してあげたかったのです。週末には田舎に連れて行ってじいちゃんの畑で飛ばせてみてOKならそのまま放してあげよう、そんなことを考えてた金曜日(2羽がうちに来て1週間)、じゅんが突然亡くなりました。夜はとまり木に乗って寝るようになってた2羽ですが、朝じゅんだけが下でうずくまってます。猫が手に取ると力が無く、つつくと目を力なく開けますが、すぐに閉じて・・・そのまま猫の手の中で天国に行っちゃいました。
前の晩は元気にえさ食べて、まだ下手だけど少し飛べる様になってたのに・・・なぜ?病気だったの?どこか怪我してたの?とにかくかわいそうなことをしてしまったと、涙が止まらない猫とヤンヤン。そしてじゅんのために放野を延ばしていたちゅんを放してあげることに。上手に飛べるようになっていたちゅんは元気に飛び立っていきました。じゅんが亡くなった事が分かっていたのでしょうか、いつものように戻ってくること無く・・・。そして猫とヤンヤンは、よく行く公園のすずめがたくさんいる木の根元に二人でじゅんを埋めました。
ヤンヤンにとっては良い経験になりました。小さな野生の生き物を育てる大変さ難しさ、育つすずめを見る喜び、死んでしまった時の悲しさ、飛び立つすずめを見送る寂しさと嬉しさ、笑って泣いて小さな心でたくさん感じた1週間だったと思います。
でもちゅんとじゅんにとっては・・・よかったのか?車に惹かれちゃってたかもしれないけど、親鳥が上手に避難させてたかもしれないしと思ってしまします。2羽にはごめんなさいとありがとうの気持ちでいっぱいです。今はちゅんが元気に飛び回ってるのを祈るのみです。