じいちゃんの畑

昨年（母方の）猫祖父が亡くなって、その土地や家は猫母のものになりました。でも猫母は田舎の畑や家にまったく興味がありません。土いじりなんて御免こうむると言った感じです。猫祖母も今年８９歳になり、畑仕事はもう無理。そこでしめしめと思ったかどうか不明ですが、張り切っているのが昔から土いじりが好きだった猫父です。
毎日仕事が終わったあと祖母宅まで出かけては、畑仕事をしているようです。猫父の仕事は水産関係、農業は初めて、６４歳にしてぴかぴかの１年生です。
自分のものではないけれど、自由に出来る畑が手に入った猫父。嬉しさのあまり自分でも何を植えたのか忘れるほど、いろんなものを植えています。
いちご・ブルーベリー・トマト・きゅうり・ピーマン・ナス・スイカ・まめ・ジャガイモ・たまねぎ・にんじん・レタス・ネギ・里芋・・などなど。それほど広くない畑になんと言いう多さ！それに何故いきなりブルーベリー？？
そして無農薬・・・いえ、わざわざ無農薬にしたのではなく、どう農薬まいていいのか分からないので結果無農薬になり、虫に食われまくってます。ついでに狸や猪やカラスにも食べられてます。
そんな猫父の畑を大絶賛する老鼠「じいちゃんの畑のレタス、新鮮でおいしいよ！！」 そりゃ新鮮だよね、たった今自分で収穫したばかりだし。それを聞いて舞い上がる猫父「さぁ、次は何植えようか。」・・・いや、今あるので十分だと思いますが・・・。
そして老鼠が言います「僕も畑欲しい！」 あるけどさ～まだ何も植えてないところが。でも野菜よりまず我が子育ててよね。

写真は左　その畑。土いじってるのが猫父（見えるかな？）
　　　中　もうすぐ食べれるスイカ（見えるかな？）
　　　右　今回もらって帰ってきたもの